「CDリリース記念イベント」ルポ
2003.1.25 永田町「星綾会館」にて
昨年発売された「全日本プロレス“王道バク進”」のリリース記念イベントに当選し、行って参りました。
撮影・録音はお断り、ということで、ノートパソコンを持ち込んで話を聞きながら入力。
勘違いなどあるかと思いますが、少しでも会場での様子を伝えることができれば幸いです。
1時15分頃武藤と小島が白い車で到着。
運転していた木原アナが、「俺は太陽ケア」とケアのまねをして見せた。
「ゴング」の小佐野氏が、少しして、歩いて会場へ。
1時30分から整理番号順に入場。
2時3分前にスタッフから説明があって、2時少し過ぎにビデオ上映開始。
まずは、82年の馬場・鶴田組VSハンセン・ブロディ組
馬場組を先導して来るのは若々しい越中。まだ10代の川田と三沢の姿もあった。
次は、最強タッグリーグ決勝戦の、ファンクスVSブッシャー・シーク組。
3時少し前に上映が終わり、トークショーの準備。テーブル、椅子、マイクが用意される。
場内を見渡したら、200人以上は入っていた。
司会進行は「ゴング」の小佐野氏。
まず、小島のテーマに乗って小島登場。にこやかに登場するや、いきなりLOVEポーズをしてみせる。毛糸の帽子をかぶっているが、額にガーゼがはってあるのが見える。
席に着くと、マイクを取って、「いっちゃうぞバカヤロー」のサービス。
続いて渕登場。最後に武藤登場。
武藤が登場するとき、小島は、声を出さず口だけで「武藤」コールをして場内にコールを要求。武藤コールにのって登場した武藤は本家のLOVEポーズ。
小島の頭にエルボーを落とすふりをしてから着席。
武藤「昨日、ある大物と飲んだくれてまして、腹が下って朝から10回以上トイレに行っています。途中退場したら、あとは渕さんお願いします」
小佐野「今日はCDのイベントと言うことだけど、今日は全日本プロレスがいろんなことが言われているのでその話もしたい」
○テーマ曲について
小佐野「小島選手、昔からプロレスが好きだったと思うが誰のどんなテーマ曲が好きだった?」
小島「だれですかねえ、武藤さんとか、渕さんとか、その二人のが一番好きです」
小佐野「武藤さんはテーマ曲いろいろ変わってるんですよね」
武藤「最初のチャーラーラーラーというのを、橋本が『武藤ちゃんははげる』と替え歌にして、それがいやでやめた」
小佐野「今七曲目。ヤングライオンの時もあった。ファイナル・カウントダウンもあった」
武藤「昔仮面かぶってたとき。ファイナル・カウントダウンかっこいいと思っていたけれど、アメリカでストリップを見たら、その曲で踊っていたのでやめた」
小佐野「高田戦で変わって、NWOのテーマがあって、スキン・ヘッドになって」
武藤「小佐野さんはどれがいいですか」
小佐野「『武藤ちゃんははげる』で覚えたから……。渕さんはデンジャー・ゾーン一筋で」武藤「渕さんあの曲似合ってないよ」
渕「似合ってない?」
会場からも「似合わない」の声。
渕「俺はこの曲一筋16年」
小佐野「どうしてこの曲になったの。自分で選んだの」
渕「自分で選んだわけないだろ。(写真を撮っていた木原アナに)木原、何でだかわかるか」
木原「日本テレビ」
渕「ビート・ロバーツとの試合の前に、映画を見に行ってかっこいいなと思ってたら、試合の時に流れた」
武藤「自分がトム・クルーズに似てると思ってたんじゃない」
渕「思ってたけど。こんな曲だったらいいなと思ったら、以心伝心でその曲が流れてびっくりしたままリングに上がって勝っちゃった」
小佐野「うれしかったですか」
渕「うれしかったよ、俺は。俺のための曲だと思った」
武藤「トム・クルーズにそっくりだった渕さんが、どうしてまだ独身なんですか」
渕「トップ・ガンを見に行ったときは、一人じゃなかったよ、俺は」
小佐野「小島選手も今度で四曲目。全部覚えてますか」
小島「デビューはカシオベアというグループの曲。2曲目からヤングライオンのテーマ。海外から帰ってきてから最初の曲、次の曲が今の曲」
小佐野「イントロがかっこいいよね」
小島「越中さんのに似てるって言われてたんです」
○W−1について
小佐野「今も、ビデオの間、控え室でレッスル1の反省会をしていました。渕さんに聴いてみよう。見に行きましたか」
渕「見に行きました。率直な感想は、やはり、演出と言うが、プロデューサーが、よく本に出ているけれど、プロレスなめているとか、ちょっとそういう表現をしていますが、率直に言って、プロレスと言うよりもプロレス・ファンに対して愛情がないとはいわないけれど少ないんじゃないか。そういう気がする(場内から拍手)。プロレスファンというのは、プロデューサーが考えている以上にすばらしいものだ。プロレスの上にバラエティをおいているような気がして、これじゃきついなという気がした。プロレス・ファンに対する愛情、プロレスに対する愛情をもっと上に置けば、レッスル1というのは大バケする可能性がある。やってるレスラー、格闘家、みんあ一生懸命やっている。これで終わりかどうかわからないけれど、次やるなら、そこを反省してやってもらいたい。ファンの皆さんはどう思ってるのか。もちろん反論はあると思います。僕自身はプロレスファンに対する愛情がないように思いました」
小佐野「小島選手は2回出て、プロレスラーじゃない人と試合してどうでした」
小島「格闘家の人とプロレスの試合をしたんですけれども、そういう人との対戦相手をするのも難しかったけれど、彼らもプロレスの難しさを痛感したと思う。演出面では最上級のものを提供してもらって、画面とか、音とか。自分たちがそれにこたえていくのがむずかしい。一生懸命さは伝わったけれど、一生懸命なだけじゃだめ。クオリティの高さを感じさせなければ、お客さんは納得してくれない」
小佐野「エルボーに行くとき、文字が出たりするけど」
小島「そうですね、馳さんのまわすやつとか、それはそれで、その空間ではおもしろい気がするけど、試合の内容がしっかしりなければ、演出をしっかりしなければだめになってしまうと感じました」
小佐野「武藤さん、いろいろいわれるけど」
武藤「まあ、風当たりは強い。渕さんの言うことも小島の言うことも理解している。でも、これからこのままではプロレスはアングラの世界になってしまう。フジの出した条件は三ヶ月に一回のビッグ・イベントということだけ。それの方法論を模索している最中。もう少し、末永く見ていってほしい。お抱えの選手はいない、どこが受け皿かわからない。俺が培ってきた20年以上のキャリア、自分の積み重ねてきたもの以上のものをやらなくてはならない。それ以外、向こうが条件をくれないんだから、それをやっていく方法をみんなで考えなくちゃならない。幸い視聴率だけはよかった。どういうわけかしらないけれど。これは続いていくものだからまだチャンスはあるし、がんばっていけばいいと思う」
小佐野「ここんとこ、分裂だとか言われているけど」
武藤「いやあ、がんばってますよ、ねえ、渕さん」
渕「うん」
武藤「だだね、いつマスコミに言うんだけど、12月に猪木祭り、新日の東京ドーム、ノア、WWEと、東京だけでこれだけかち合っている。飽和状態になっている。全日本だけでなくどこも苦しいと思う」
小佐野「武藤体勢、どうですか、渕さん」
渕「だいじょうぶですよ。その一言。危機説とかいろいろありましたけど。全日本プロレスは打たれ強いですから、大丈夫です」
武藤「渕さん、プロレスは、やられてやらえてはい上がるのが原点」
渕「はい上がろう」
場内拍手。
小佐野「小島選手は、昨日はすごい試合だったようですね」
小島「流血をしまして。違う選手と闘うというのは、プロレスラーとして自分の幅を広げられるという充実感がある。いま、プロレスラーやりながら総合格闘技出たりする人がいて、自分にはそう言う引き出しはないけれど、プロレスの中で引き出しをいっぱい作りたい。デスマッチっぽいのとか。プロレスラーとしていろんな経験ができればいいと思う」
おさの「机割ったのでやられたとか」
小島「痛かった。ほんとうに勘弁してほしい。そういうのはグレート・ムタとやったときにあったけれど」
小佐野「つぎはビッグ・ジョン・テンタ相手に防衛戦とか」
小島「次の後楽園でやりますので、ぜひお誘い合わせの上、おいでください」
小佐野「ああい巨漢はあまりいないが」
小島「ちょっと勘弁してほしい」
小佐野「(武藤に)三冠は」
武藤「今日答えが届くはずなんだけれど。橋本は全日本の大阪にも参戦してくれたし、レッスル1にも参戦してくれたし。(場内から笑い)え、なに」
小佐野「ジョー・サンとの試合を思い出して笑ってるんでしょう」
武藤「その気持ちに応えたい。負けたらもっと風当たりがつよくなっちゃいますよね」
渕が武藤をにらむ。
武藤「ゼロワンとの戦争は、大阪の乱闘がきっかけになって、若手も練習に燃えているからいいと思います」
小佐野「渕さんはこれからどんなことを」
渕「おれは、ドン荒川と組長と六人タッグを根付かせようと思ってる。ただ、対戦相手がかわいそうだから」
場内拍手。
渕「拍手するとこか」
小佐野「天龍さんとのタッグはどうなったんですか」
渕「足引っ張っちゃったから。あの日は、勝つつもりで、母親から妹から友達、親戚呼んじゃったもんだから、帰りはほんとさびしくて。(武藤を指さして)こいつすごいわらってんだよ。人の不幸を」
小佐野「川田を捨ててWARに入っちゃったかと思った」
渕「川田は、四月に武道館をやる、それに向けてリハビリをしている段階。ちょっと早いんじゃないかという気もする。小島とやりたいとかいきなり大阪で言っちゃったからびっくりしちゃって。小島も普段は好青年だけど、リングに上がると人格代わっちゃうから」
小島「非常に光栄です。武道館で試合をした印象は、相手の技をすべて受けきった上で勝ちに来る。やってて非常にうまくかみあった。すごい、自分を出し切ることができた」
小佐野「気持ちいい試合ができる相手」
小島「そうです」
小佐野「いま陣容が整ってないが」
武藤「よく、風当たりの中で、これは王道じゃない王道じゃないといわれる。渕さんだけですよね。王道を知ってるのは」
渕「みんな王道ですよ。はいったからには。武藤は今年本厄だからね」
武藤「節分終わったら、お払いに行くとか。本厄なのに、このあいだ渕さんと麻雀をしたら、大勝ちしちゃって。スーアンコをハイテイでつもったのよ」
渕「彼がつもったとき、心配したんだよね。そしたら小島がけがしちゃうし。小島だけがたよりの部分もあるからね。小島は他団体にも出てる」
小島「今だからこそできるという部分が強いので、すごくいってうまくいって充実しているからいろんな団体に出ることができると思う。自分がでることで、全日本プロレスも見に行こうと思ってもらえたらいい」
ここで会場から質問を募る。
質問「三沢選手とはいつやってもらえるんでしょうか、武藤さん」
武藤「そんなことわかんねえよ。やる気は……。無理だろう。ただ、マーフィー法則って知ってる? 思ってればいつかは、というのがあるから。でも年取っちゃうからね」
渕「四十代早いぜ。四十になったと思ったら来年五十だからね」
武藤「小島、三十代早いぞ」
渕に質問「カシンとは本当になかが悪いのか」
渕「俺は好きだよ、カシン。俺は好きなんだけど。あいつは決して俺のこと嫌いじゃないと思うんだけど。俺のこと、渕の兄貴って言ってくれてる。陰では悪口言ってるかもしれないけど。仲は悪くないと思う。リングに上がったら、あいつの方が少し強いかな。もう一回くらいジュニアの選手権やった方がいいかね。社長、どう? 五十になっちゃうと、ジュニアじゃなくてシニアになっちゃうし」
武藤「シニア、いいじゃないですか」
渕「シニアは、藤原さんに、永源さんに、ドン荒川に、ラッシャーさん……」
小佐野「天龍さんも挑戦するかも」
渕「あの人は勘弁してほしい」
質問「アジアはカシンと組んで」
渕「カシンと組んで……。カシンはブッチャーと組みたいらしいし。マスクかぶって、渕マシーンていう話あったんだよね。渕マシーンなんて名前つけたら、マスクかぶる意味ないじゃないか」
小佐野「カシンと仲のいい人誰?」
渕「小島か」
武藤「アウトローだよね」
小島「マスクかぶるようになってから一人でいるようになった」
小佐野「カシンはマスク取るとどういう人なの」
小島「まじめな人です」
質問「去年、ムタが復活したけど、スペース・ローン・ウルフは復活できないでしょうか」
武藤「どうやって髪の毛はやすんだよ」
質問「わがままなお願いだとは思いますが」
武藤「わがままだよ、それ。ゲームの中だけで遊んでくれよ」
小佐野「でも武藤さん帰ってきて、ヘルメットかぶって出て。あのコスチュームは坂口さんが考えたの」
武藤「あれは新日本の考える人が考えてくれた。着せ替え人形と一緒で、抵抗はなかった。しあらくしたら、道場で、みんながバイクを運転するとき使っていた」
小島「みんなが買い物に行くのに使ってました」
武藤「あのヘルメットだって、会場に着くまでかぶってるとくもっちゃう。猪木さんに、ヘルメット屋のスポンサーがつくかもしれないからかぶれと言われた」
小佐野「UWFブームで非難された」
武藤「俺はプロレス観変わってない。みんながロープに飛ばないのに俺だけ飛んだり。前田にUWFつまんないと言ってケンカになったこともある」
質問「馬場さんの命日が近いが、思い出話を聴かせてほしい」
渕「いろいろあって。おちゃめなところがあって。ダジャレとかいうと、ウィンクして舌を出したりする。あの馬場さんが。こういっちゃな失礼だけど、それが結構かわいくて。馬場さんのシャレを出すために、俺たちがわざとおもしろい話をして、馬場さんに出させたりした。全部が全部おもしろい訳じゃないけど、社員だから大笑いしたりして。それで馬場さんがウィンクして舌を出したりしていた。控え室では、みなさん見られないような顔。ほんとう馬場さんの素の部分というか、ほんとうに馬場さんというのはいつもおとなしい人ではなく、そうい茶目っ気のある人だった。そういう話をし出したら、みなさん終電車に間に合わないくらいある。あと、馬場さん自身が選んだ、名勝負というのがある。僕は昔プロレスファンで馬場ファンだったから、聞く機会があった。これは新しい人は知らないだろうけれど、フリッツ・フォン・エリック、ボボ・ブラジル、などは知っていると思うが、意外な選手、シュナイダー、コックスなど案外評価していた。マスコミの紙面に載っていない部分でこんな選手を評価していたんだというのを知った。今度一回本でも書いて。日刊スポーツ社で、どう。アメリカの話なんかしたらめちゃめちゃおもしろい。今度、武藤、小島ぬきで、おれ人で、時間無制限で。馬場さんだけじゃなくてつるさん(ジャンボ鶴田)の話もしたいし。つうさんなか、六年間一緒に寝泊まりしたんだから。へんな意味じゃなくてね。二十歳から二十六まで青春をともにした仲だから。いろいろあったのよ。部屋の中のポスター、人気女性タレントのとか」
武藤「(質問者が立ったままなので)渕さん、あんまり長いと、立ってる人がたいへんだ。続きは本で」
質問「(小島に)天山と組んで試合した時の天山の新しいコスチュームはどう思うか。また、シングルでやる可能性は」
小島「コスチュームは、自分も前の方がかっこよかった思う。ごつくなりすぎて、巡業でどうやって持っていくのか心配になった。ウルトラマン・レオみたいになっている。すごいですねと言ったら、俺もどうしようかと思っていると言っていた。試合は、もっと時間をおいてからお互いを高めてからやれればいい思います」
小佐野「どうでした、一年ぶりの新日」
小島「すごい嫌でしたね。どきどきして。武藤さんに来てほしかったのに来てくれなかった」
武藤「俺は信念を持って飛び出したんだから戻るわけにはいかない。お前みたいに優柔不断じゃない」
小島「俺もずいぶん悩んだんですけれど、こういう巡り合わせがいつくるかわからないというのもある。結果的にはいい経験ができた。やっぱ感慨深いものもあったが、今の正パートナーはケアだと思っている。ケアがもどってくるのを待っている」
質問「今年、各選手の皆さんが是非実現してみたいともうような、ドリームマッチを聞きたい」
武藤「難しい」
小島「ドリームマッチというと一番実現の可能性が低いということになる。そうなると今のところノアの選手と言うことになる。ノアの選手なら大森選手とやりたいと思う」
渕「アーネスト・ホーストと試合やりたい。別に説明はいいね」
武藤「熊とやろうかな」
小佐野「熊はグレート小鹿さんが、愛護団体からクレームが来てだめだった」
武藤「知り合いの監督がいて、雪男探してくるから試合してくれって。雪男でいいや」
小佐野「(小島に)大森とつながりはあるんだっけ」
小島「面識はあるんです。浜口ジムで一緒に練習はしていなかったけれど、何度か会っています」
小佐野「浜口さんとはつきあいは続いてているの」
小島「プロレス大賞の時挨拶させていただいてます」
小佐野「金村も浜口ジムだったとか」
小島「金村は忘年会なんかにだけ顔を出すらしい」
武藤「実は昨日、フレアーに誘われた。フレアーだけかと思ってたら、トリプルH、ステファニーに誘われた」
小佐野「それはさりげなくすごいネタを出しましたね」
武藤「十時に待ち合わせして来たの十二時だもん」
小佐野「トリプルHはどういう人?」
小島「すごくかっこよかった」
武藤「あいつはこいつのことしらなかった」
小島「MLWのチャンピオンですと言ったら、何? と言われてはずかしかった」
小佐野「WWEについては」
武藤「試合は見てないけれど、評判を聞けば、かなり完成されている興業だったらしい。レッスル1をやったばなりで比較されて、勉強になりました」
小佐野「(小島が)カメラ持ってかなかったのは残念」
武藤「でも、写真なんか載せると抗議きちゃうよ」
(WWEのことはもう少し話があったけれど、人名などがわからなくてうまく記録できなかった)
というところでトークショーは終わり、一列ごとに順にステージに上がり、三人に握手してもらって退場。
初めてプロレスラーに握手してもらった。私は手の大きさではそんじょそこらの人に負けないと思っていたけれど、すごく手が大きくて、冷たかった。
(感想)
武藤も渕も正直に思っていることを言っていた。
渕の「W−1」の感想、武藤がフジテレビから出された条件などを知ることができたのは幸いだった。
ぜひ、渕の、時間無制限トークショーを実現してもらいたい。
武藤は、目がきらきら輝いている人だった。