山門施餓鬼会

過去帳を空じています。 当寺では毎年春彼岸に合わせて、山門施餓鬼会が修されます。施餓鬼会<せがきえ>とは、餓鬼道におちた先祖並びに有縁無縁の万霊のために、読経を行って供養する法要のことです。

水向け 今日では一般に、施餓鬼会は餓鬼道に墜ちて苦しんでいる多くの精霊を供養し、済度するための願いをもって修されていますが、同時に、この法要は我々の餓鬼の心による生き方を反省する機会でもあるのです。この地球上の生きとし生けるすべてのものへ、尊い施しをする気持ちを持って参加していただきたいと思います。

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山切川施餓鬼・地蔵尊供養

 毎年、海の日(7月中旬)に、山切の峠にて「お地蔵さん」が、桜沢公園にて「川施餓鬼」が行われています。この供養は、お子さまの安全と健やかな成長を願うため、村をあげて毎年開催されています。

川施餓鬼川施餓鬼
 昔は、河川が現在のように整備されていない為に、台風などで河川が氾濫し、田畑を流されたり、命を落としたりすることがありました。そこで、水の事故が起こらないように祈るとともに、亡くなられた方の供養をする為に行われるようになりました。

お地蔵さん
お地蔵さん
 昔々、町や村に疫病が流行り、子供達の尊い命が奪われたことがありました。そこで、病気の平癒を祈願して行われるようになりました。
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