独り言


2026.03.21  頭がいいとか賢いとか優秀だとか
昭和の頃(昔)と平成・令和の時代(今)とでは中身がちょっと変わってきているように感じる今日この頃です。
どういうことかと言うと。
昭和に育った子供時代、単に学力がある、他の子よりも成績が良い、聡明で利発であることが「頭がいい」の評価基準だったと思います。

しかし、現代では必ずしもそうでないと感じられるんですね。
ざっくばらんに言うと、
上のものの指示を忠実に遂行し、文句を言わず、空気が読める人は「優秀である」
そしてマジョリティー側に付いた言動を取ることが「賢い」

逆に、要領が悪く、人に後れをとる、マジョリティーに逆らうような言動を取る人は「頭が悪い」とされます。

もっと付け加えると、不器用で頑固で融通が利かないという、映画の中の高倉健みたいな人でしょうか。 

「寄らば大樹の陰」、「長いものに巻かれろ」、「事大主義」、「付和雷同」等いくつもの言葉が思い浮かびますが、
時流に逆らわず、その場その場で体制側に付く蝙蝠みたいな生き方をする人が「賢く」、「頭のいい」人間と評価されるようです。
 

そんなこといつまで言ってんの?
もっと楽な道があるじゃない?
コスパが悪いんじゃないの?

個人的には「もっと賢く世渡りしようよ」っていう意見にはできれば流されたくないんですけどねえ…。
ある程度年を食ってくれば他人からの評価にもスルー耐性がついてくるんですが、若い人たちは大変だと思います。

いつも周りに気を使い、他人の評価を気にしながら、世間とは逸脱しないように、「頭が悪い」評価を受けないように暮らしていくなんて、ストレスが溜まっちゃいますよね。
やれやれ。

2026.03.15  やっと終わった
紙芝居を何度も何度も見せられ、連覇だ連覇だと煽られた国民的スポーツが静かに終焉を迎えました。
ここで敗因の分析をしても仕方ないです。(そもそも見てなかったので分析のしようもないけど)
以前、投手力に不安があると言及していましたが…。 

僕が初めからWBCから距離を置いていたのは、「強欲資本主義が善良な視聴者からWBCを強奪した」という気持ちが強かったからなんですね。
それに大谷さん一辺倒の報道に辟易していたというのもありまして。 

丁度明日は新聞休刊日だし、敗戦の報道を見る機会も少ないでしょう。 

♪♪ネトフリしてる間に負けちゃってくれぇ-
    ああ あああ あああ ああ♪♪        
    「勝手にしやがれ」by 沢田研二
 風に歌ってください。

2026.03.14  春はすぐそこまで
今週は寒い日が多かったように感じました。
ただ、吹く風は冷たいものの太陽のぬくもりは十分感じられました。 

そして15年前の事も思い出しながらひび割れた壁を眺めていました。
(待合室や診察室の壁紙には亀裂が入っていまして、これは15年前の地震によるものです) 

先週あたりからインフルエンザは下火になっています。
恐らく、皆さんもそう感じていらっしゃるのでないかと思います。
何事も現場感覚っていうのが重要ですよね。
昼間のワイドショーの中でも、どこかのクリニックの院長先生の出演頻度も少なくなっているんじゃないかと思います。
発熱外来の電話もめっきり少なくなって、朝のドタバタからも解放されつつあります。
加えて、インフルやコロナの陽性率も低下していまして、もう半分以下となっています。 

もう春だもんね。 

年を取ると時間(とき)が経つのが凄く早く感じられます。
まだ10代、20代の頃は自分が50歳、60歳になることなんて想像だにしませんでした。
時間や可能性は無限にあって、ないのはお金だけ。
30歳になっても大勢の先輩ドクターに囲まれて、好き勝手なことをしていました。
まだ、若手と言われていましたから。
しかし、50歳を過ぎ、60歳を迎えた現在、1年はあっという間に過ぎ去っていきます。
そして冬を越すと春がやってきます。
「あと何回桜の花を見られるだろう」
かつて患者さんが話していたことが自分の身にも切実に感じられるようになってきました。 

そんなこんなで年度末。
年度末ともなると公私ともに忙しくなりまして、出席せねばならぬ会議や自ら進んで観に行く試合もあるんですね。
しかし、明日は一日中クリニックでお留守番です。
業者さんが内装工事をする関係で、誰かがいなくちゃならないんです。
あるスタッフにチラッと目で合図したらプイっと横を向かれてしまいました。
朝から食べものと飲みものを調達して、ウェブで行われる診療報酬改定の説明会を視聴することにしましょう。
本来はオープン戦を観に行く予定だったんだけどなあ。
代わりに行ってくれる人も見つからず、うーんチケットが勿体ない。 

しかし、今週一つだけ得したことがありまして。
ガソリンが1日で30円値上がりする前日に満タンにしたので1000円くらい得しました。

2026.03.07  上見るな、下見るな
本来自分に分配されるべきお金なり富が、正当ではないと不満を抱くのは世の常です。
さて、誰に搾取されているんでしょうか。
大衆の多くは、搾取している者として、富裕層、多国籍企業、利権に群がる悪徳業者、政治屋ではなく、
貧乏人、外国人、障害者、生活保護受給者だと言ってバッシングします。
個人的にはすごく不思議に感じてしまうんですね。不幸だなって。 

彼ら(自分たちより下の者)に不当に分配されているから、そいつらから奪い取り、自分たちによこせって。
向かう視点が違うように感じております。 

声の大きい人々(地位も経済的にも上位の人たち)が、
「自分は能力があったから、人一倍努力もしたから成功したんだ、金持ちになったんだ。」
「努力もせず、頭も悪い奴らは貧乏でも仕方がない。」 

という身も蓋もない理論を振りかざす事には常々苦々しく思っております。
人として美しくない、優しくないって。 

この小さな島国には運良く恵まれた生活を送っている人だけでなく、病気や貧困に苦しんでいる人も含めて1億人以上の国民がいます。
全ての人が何とか不自由なく暮らしていけるようにするのが政治家の仕事であって、
「あなたは努力が足りなかったからこういう境遇になっているんです、自己責任です。」
といって放置するのはあまりに残酷な仕打ちだと思っています。 

しかも、政治家がそれを是認してしまったら
「社会というものは存在しない」(サッチャーの言葉として有名)
ことになってしまいます。 

♪♪上見るな 下見るな
    誰もがそう言うけれど
    憧れ 裏切られ 傷つかない方法も
    身につけ 乗り越え
    どこへ行こうか?♪♪   「夢追い虫」 by スピッツ

努力や競争の効果と正当性を並べて論評する人たちって、実はとても傲岸不遜な考えの持ち主ではないかと思っていて。
どういうことかと言うと、
「努力した者が競争に勝つ、強い者が競争に勝つ。」
そして、
「競争に勝った者が正しい。」
という理論武装を取るんですね。 

そういう人たちって、
「努力した人が報われる社会」を声高に訴える場合、
「努力しなかった人は報われなくて当然」、「報われなかったのは努力しなかったせいだ」
という結論に至ります。 

あまりにも悲しいじゃないですか。


最後に。

春のセンバツの組み合わせが決まりました。
所謂強豪校(下馬評で)が数多く出場していて面白そうな大会になりそうです。
DH制も導入されまして、これに関しては好意的に見ています。
しかし、7回制に関しましては反対ですね。(高野連は導入したいようですが)
これが夏の暑さ対策のためという理由であれば春は全く該当しないじゃないですか。
10回からのタイブレークも興ざめでしたけど。せめて12回までは延長戦をやって欲しいです。



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