独り言


2026.02.21  因果やなあ
科学や物理の世界ではある結果には必ず原因があるとされています。
原因は一つだけではなく、二つ、三つ、そしてそれ以上あることもあります。 

自然現象や気象においてもそうですね。
ある結果に対してその原因が示されることにより人は安心したり、妙に納得したりもします。 

しかし、僕らが生活する社会の中では、全ての結果に原因があると言われると困るケースもあります。
僕の場合、医療の現場において常々感じるものです。 

医療の進歩により病気の多くはその原因が明らかになっていますが、まだ明らかにされていない疾患もあります。
原因だけでなく治療法が確立されていないような難病っていうのもありますからね。
そういう疾患に罹患している患者さんと向き合う中でどうしても、もごもご、ごにょごにょしちゃうわけです。
患者さんとしては明確な答えを知りたいわけですが、
「原因はわかりません」
と答えるには何とも忍びないわけで。 

難病でないものとしましては生活習慣病(高血圧や高脂血症や糖尿病)も原因は多種多様でして。
明らかに本人の責任というケースもあります。
悪性腫瘍っていうのも喫煙や飲酒、食生活との因果関係が明らかになっているものがあります。
しかし、遺伝や体質という影響もあるのは皆さんもご承知でしょう。 

「どうしてこんな病気になったんだろう」
「どうして自分が」
「なにが悪かったんだろう」
と思い悩むのは当然です。 

しかし、因果関係と自己責任論を結びつけるのは避けたいものです。
「あなたが〇〇だったからこの病気になったんです。自己責任です」
というようなストーリーを医療者が告げるのは、当の病人の逃げ場を奪うことになると思っています。 

ましてや他人が自己責任論を振りかざすことは
「自業自得だろ」
という非常に冷たい仕打ちになってしまうんですね。 

ある程度は自己管理が拙かったかもしれないけれど、「たまたまだよ」、「偶然だよ」という逃げ道を作ってあげることが大事なんじゃないかなって思います。
「優しさ」というものでもないんですが、追い詰めない姿勢って意外と上手くいくように感じています。 

一方で、「他責」という風潮が何だか最近目立つような気もしています。
何でも人のせい、まわりの環境のせいにしてしまう、責任感に欠ける言い訳をする人を目にするようになりました。
まあ、大衆の中には一定数はいても仕方ないと思っています。(幼稚な人だなあって)
でも、責任ある立場にいる人がそういう姿勢だとね…。 

自分が原因を作った挙句、悪い結果が出たとしても何故か人のせいにしてしまう。終いには逆切れしたり。
取り巻き連中も擁護に勤しみ、いつの間にか事実を捻じ曲げてしまうんだから。
絶対に自分の間違いを認めず、謝罪もしない、「他責の権化」みたいなつわものが世間の支持を集める状況ってなんだか気分が悪いですね。 

立場が上のものほど自己責任を強く抱き、人の責任まで自分が負うという姿は結構美しいと感じるんですね。
(美徳と称されるもの?)
強者が弱者に対し自己責任論を振りかざすのはとても醜悪で、強者が他責思考を持って無責任を決め込むことを続けていけば一層残酷な社会になるでしょう。
多分そんな強者は、「弱肉強食で何が悪い」と嘯くんでしょう。

2026.02.14  バレンタインデー
寒い寒いと言いながら2月も中旬に入っています。
朝は夜明け前に家を出ると、着くころには少し明るくなっています。
以前は真っ暗な中、やみくもに箒で掃いていましたが、最近では小さなゴミも見えるようになってきました、
でも、まだ寒いです。 

インフルエンザが猛威を振るっています。
自分は全く罹らなかったのですが、スタッフがやられてしまいました。
うちみたいな小規模医院では一人やられるとシフトが回りません。
公休日の人に無理を言って出勤してもらい、それでも足りなければ患者さんにご迷惑をかけるのを承知で欠員状態で業務をこなしたり。
(当然待ち時間が長くなりますよね) 

そして、今日はバレンタインデー。
朝、車のナビに教えてもらうまで気づきませんでした。
まっ、どうでもいいんですけどね。 

チョコレートなんてしばらく食べてないなあって思いながら車を走らせておりました。
多分、患者さんからお中元かお歳暮で頂いたメリーチョコレートが最後かな?
自分で買うこともなくなっているんですが、この前イオンのゴディバを冷やかしで見たら、いいお値段なんですね。
(一つウン百円也)

ただ、チョコレート菓子っていうのはたまに買うことがありまして。
診療していると、夕方に低血糖気味になることがありまして、こっそり食べたりするんですね。
他には昼休みにカップ麺では物足りない時に、「きのこの山」や「たけのこの里」なんかを。 

「政治的」
芸能人やスポーツ選手などが何か政治にかかわる発言をすると否定的に投げかけられるワードですが、
多くの場合、政権与党に批判的な内容だと「政治的」とされるケースが多いように感じています。
これが政権与党に好意的な発言であれば殊更取り上げられることはないんですね。 

「芸能人が政治に口を出すもんじゃない」って外野がうるさく言うのは政府に批判的なことを言った場合だけで。
「自民党最高」、「高市さん頑張れ」という発言をした場合は「芸能人ごときが政治に口を出すな」とは決して言われません。
不思議です。

2026.02.11  建国記念日
子供の頃は旗日(祝日)には玄関に日本国旗を飾っている家が多かったように記憶しています。
友達の家は祝日には必ず国旗を飾っていまして、子供心に「きちんとした家なんだなあ」って思っていました。
今、そんな風景を見ることは殆どなくなってしまいました。 

国旗を崇める、国旗に敬礼をするという行為は学生の頃の入学式、卒業式、始業式、終業式くらいになってしまいました。
普段の生活において国旗や国歌に接することはほぼなくなっています。オリンピックを見ないからかな?
たまに東京ドームでは国歌が流れることもありますが、丁度お弁当や飲み物を調達しているころでして。
席に戻る頃には「千代に八千代に…」あたりが流れていますね。 

そもそも「愛国心」って自分の心の中に存在していれば良いと思っていて、殊更それを声高に主張したり、行動で示す必要なんてないって思っているんですね。
愛国心の強弱(濃淡)というのは国民が100人いれば100通りです。
全力で愛国心を表出しなければ愛国者ではないという、所謂「愛国者」とされる方とはどうしても相容れないものがありまして。
自称「愛国者」っていう方はいつも現状に不満を持っていて、彼らの脳内にある「理想の祖国」は彼らの言う「愛国者でない者」によって汚されていると思っているんでしょうね。
皆が同じ目標、目的に向かって歩を進めていく、思想を同じにして国づくりをしていく事って、それは「少しお金持ちの北朝鮮」という国なんじゃないかな? 

211日の前日、医師会の理事会の後に一人でワインを飲んで酔っ払っておりました。
たまには深酒もいいでしょってな感じで。
だって、今日は祝日だもん。
でも、不思議なことに数多くの電話が鳴りました。
「ネットでは今日診療をしてるって書いてあったから」
ですって。 

ネットの情報を鵜吞みにすることは非常に危険だと思っていて、ネットには祝日の概念が反映されていないだけだと思いますけどね。
それに、日々刻刻と変化するクリニックの診療情報を律儀に更新してくれているネット業者であれば信頼に値するんですけど。
恐らく、どこの医療機関も普通、祝日はお休みだと思いますよ。
そのための休日当番医制度があるんだから。 

そうそう、先週の土、日曜日は久々の雪。
通院されている患者さん主催の初舞に招待されていましたので行って参りました。
常磐線は止まっているし、雪は降っているし。
そして開演の時間は迫っているし。
牛久駅までノーマルタイヤで移動するのは嫌だったんですが、幹線道路は全く問題なく、後は駐車場内だけ。
お師匠さんは優美な舞を披露してくださりました。
今年は半分だけ観賞して戻ってまいりましたが、伝統芸能を伝承していくっていうのは大変です。
だって、毎年ひとつずつ年を重ねていくんですもんね。
新しい血が入ってこないとみんなおばあちゃんになっちゃいます。

2026.02.07  春到来
今週は些かお疲れモードとなっていました。
理由はインフル地獄で。
ここにきてB型ばっかり。
「昨日、他で調べてもらったら陰性だったんですが、熱が下がらないんです」
という患者さん。
再検査してみたら、ちゃんとB型陽性っていうケース。

「昨日の午後から発熱して、学校ではインフルエンザが流行しているんです」
取りあえず調べてみたら陰性。
「でも検査したタイミングの問題だよね、インフルエンザだと思いますよ」
と言って、みなし陽性にしちゃうケースもあって、発熱外来は午前午後ともに早々と予約終了となっています。
そして、発熱している患者さんを全て受け入れるキャパはなく、泣く泣くお断りしているのが実情です。 

冬期オリンピックが始まっているようですが、扱いは小さめです。
個人的にもあまり(全然)興味が沸きません。
だって、「日本のメダルが…」、「日本選手の活躍が…」という報道ばっかりで、
競技そのものの魅力を知らせる努力をしてこないんだもの。

強いてあげればアルペンスキー、アイスホッケー、カーリングあたりは見るかも。
山岳スキーっていう競技も見てみたいですね。 

球春も到来しているんですが、今季は今一つ力が入りません。
戦う前からある程度予想がついているからでしょうか?
15弱だもんね。 

WBCも開催されるらしいのですが、うーん、あまり乗り気になれません。
どうせ大谷さん一色になるんでしょうから。
大谷さんが嫌いなわけではなく、あの報道の仕方に背を向けてしまうんですね。
東京シリーズで敗退してもそれほど悲しくないかも。(それはなんでも大袈裟ですね) 

今日、期日前投票に行ってきたのですが、とんでもない混雑ぶりでした。
これまでで初めての経験です。
いつもは木曜日の午後にふらっと訪れると、閑散とした投票所で手持ち無沙汰気味の市の職員と立会人の方の視線を
一身に浴びるというなかなか緊張するシチュエーションでした。

しかし、今回は期日前投票ができる日が昨日と今日の2日間だったせいか、とても長い行列ができていました。
「最後尾はこちらです」という係員の指示に従って、投票所に入るまで15分くらいかかり、
多くの有権者に紛れて何のプレッシャーも受けずに投票用紙を入れてきました。
 

しかし、選挙の期間中に中間情勢を報ずるのってとても興ざめするんですね。
他に、出口調査っていうのも面白くないです。 

序盤に大量リードしたら6回以降の攻撃には力が入らないでしょ。
レギュラーをベンチに引っ込めてしまって、普段控えにいる選手を使います。
負けている方だって、反撃する気力もなくなってしまい、ゲームは淡々と進んでいきます。 

今回も序盤で与党が300議席を超す勢いだって言われたら、もう勝負ありですもん。
「自分は投票しなくてもいいな」
って思う有権者は少なくないと思いますよ。 

出口調査って何のためにやるんでしょうね。
僕は聞かれたことはなくて、たとえ聞かれたとしても正直に答えるつもりはないんですけど。
開票速報の番組で、20時になってすぐに結果が出ちゃったらテレビを見る気も失せちゃうでしょう。
あとは誤差を微調整するだけなんだもの。
徐々に票数が積み重なっていけば、ワクワク感、ドキドキ感というのも増すように思えるんですけどねえ。 

今回は選挙期間中にトランプさんが内政干渉して高市さんを応援するくらいですから。結果は…。

2026.02.01  新年会
仲間内の新年会が行われました。もう30年以上前からやってますでしょうか。
みんな爺さんになって、流石にそんなに食べたり飲んだりできなくなってまいりました。
でも、結構飲んだかな?帰り道の記憶が断片的でしたから。
まあ、家族連れでワイワイやるのが良いのであって、うちの娘は物心ついてからは大学での進級試験があった時以外は皆勤賞ですね。
そうそう、僕が会場に到着する直前に、今度の衆議院選挙に立候補している方が来ていたそうで、早めに着いた友人は挨拶されたり、パンフレットをもらったりしていました。 

この1週間の感染症の傾向ですが、インフルBが多いです。
例年、インフルBの流行が終わると、インフルエンザのシーズンは終了となります。
その後は花粉症の季節に突入です。
しかし、1月中旬から
「去年と同じ薬をください」という患者さんが来られています。 

テレビのCMで花粉症の治療薬が盛んに宣伝されています。
興味本位でドラッグストアで売られているものを見ると、結構お高いんですね。
12週間で治まるのであれば市販薬で済ますのもいいんでしょうが、23か月続くのであれば医療機関を受診して、
長期処方してもらうのがお得だと思うんですけど。
 

しかし、OTC類似薬が保険適応を外れることになったら花粉症の患者さんの自己負担って爆上がりになるんでしょうね。
「自分は花粉症じゃないからどうでもいい」とか、
「風邪もひかないし、筋肉痛や関節痛もないからシップもロキソニンも使わないから関係ないよ」
という意見で保険外しを認めちゃったら…。
喜ぶのはメーカーと財務省なんだろうなあ。 

選挙の公約は消費税の減税一色となっています。
それだけ意見が一致しているのであれば解散なんて最初から必要なかったじゃないか、という意見は一顧だにされず、無駄な時間とお金を浪費させられています。
 

個人的には消費税を下げても物価高は解消されないと思っていて。
例えば1000円に10%の消費税がかかる商品があるとしましょう。
支払いは当然1100円ですね。
高市さん悲願の消費税ゼロになれば、1000円で買えることになります。 

でも、いつの間にか1030円、1050円、1080円、1100円になります。(多分)
原材料費の高騰、人件費の高騰、物流コストの高騰というお決まりのフレーズで。

今、原油価格は下がっているんですよね。
しかしながら原材料費が高騰しているという原因は言うまでもなく、円安だからなんでしょう。
輸入している身にとっては高く買わされているんですね。
円高になっていれば輸入コストはかなり下げられるはずです。 

だから、目先の消費税の減税は物価高対策にはならないんじゃないかと。
それよりも円安の是正を図った方が物価は下がるような気がしています。



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