独り言
2025.08.09 ピンチ脱出
今週の水曜日の帰宅時、雷鳴とそれに続く豪雨に見舞われました。
市内では停電も発生していました。
翌日、パソコンを立ち上げて、メールや検査データのチェックをしようと思ったら、
「インターネットに接続されていません」だって。
その上、電話も繋がらなくなっていて、ファックスもダメ。
レセコンは立ち上がるんだけど、オンライン受付ができません。
さて、困った、どうしよう。
以前にも雷の後にこういう事態になったことがありました。
その時はコンセントを抜いたり差し込んだりしたら回復したんですね。
今回、それでも奏功せず。
オーナーの電気工事屋さんに来てもらいましたが、
「電気は通っているみたいです。」
「別の業者に見てもらいましょう。部品交換になるかもしれません。」
「そうなったら、来週以降かも…」だって。
木曜日の診療中は1本の電話も鳴らず(当然ですよね)、非常に静かなものでした。
しかし、これは非常に危険な事態です。
だって、患者さんや薬局からの問い合わせ、行政や近隣医療機関からの連絡が完全にシャットダウンすることになるんですから。
発熱外来も電話が通じないから、患者さんは直接受付に来られていました。
金曜日も土曜日もこれが続くかと思うと、冷や汗が出まくり。
午後からのんびり過ごす予定が完全に吹っ飛んでしまい、もう一度ルーターを始め、器械の電源の接続を抜いたり差し込んだり。
PCを再起動したり、Wi-Fiの設定をいじったり。
そうこうしているうちに、
「接続されました」の嬉しい表示。
金曜日からは完全復旧。
木曜日に電話をくださった皆様には多大なるご迷惑をおかけしました。
これで無事に夏休みに入ることになりました。
しかし、土曜日の診療が終わってから
「お薬がなくなっちゃう」、「今まで我慢してたけど、具合が悪い」等の電話が。
Sansanの松重さんじゃないけど、
「そういうの、早く言ってよ」
2025.08.09 どこかの極右
極右政党が外国人を排除した時、私は声をあげなかった。私は外国人ではなかったから。
彼らが共産党主義者を牢獄に入れた時、私は声をあげなかった。私は共産党主義者ではなかったから。
彼らが社会民主主義者を連れ去ったとき、私は声をあげなかった。社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員らを解雇したとき、私は声をあげなかった。労働組合員ではなかったから。
彼らが私を連れ去ったとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。
どこかで聞いたことのあるフレーズかと思います。
出典は
「マルティン・ニーメラーの言葉」です。
ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。
彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員らを連れさったとき、私は声をあげなかった。労働組合員ではなかったから。
彼らが私を連れさったとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。
を改変しています。
ドイツのための選択肢(AfD)やフランスのルペン氏率いる「国民連合」しかり、ハンガリーやチェコでも極右政党が国民の支持を伸ばしています。
世界がグローバルになり、その負の側面が露わになって、中間層が消失し格差が広がりました。
ここに不満やうっ憤を抱えた層からの支持を集めたポピュリズム政党が跋扈しているといった状況でしょうか。
これまでは欧州の極右政党の躍進を東アジアの小国から
「困ったものですねえ」
と冷ややかにコメントしていれば済んでいたのに、当事者となってしまいました。
ロイターからは極右政党とみなされたわけで。
石破おろしにうつつを抜かしている暇はないと思うんですけどね。
2025.08.06 セミの鳴かない夏
うちの前は公園なんですが、今年はアブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ等の鳴き声が聞かれません。
以前は朝からアブラゼミが鳴いていたんですけど。
クリニックの周りは森や林があるんですが、昼に外に出てみてもとても静かです。
暑すぎる夏だからでしょうか。
クリニックでも朝からエアコンを全開にしているのですが、午後になるとあまり涼しくなくって。
「暑いね」って言いながら診療しています。
患者さんは額に汗を浮かばせながら診察室にやってきます。
「あれっ、熱がありますね」
「家では熱はなかったんですよ、多分外に出たから上がったんですよ」
「そうですよねえ」
という会話が頻繁に繰り返されています。
まあ、あと1か月の辛抱ですかね。
昼の時間も短くなってきていますし、お盆までは暑いでしょうが、その後は何とか凌げるのではないかと楽観的に見ています。
また、8月になって感じることといえば、
朝、起きた時の薄暗さ、帰りの時間に車のライトが必要な事です。
いつの頃からか日が短くなることへの寂寥感っていうものを凄く強く感じるようになってきました。
年のせいかな?
高校野球も始まりましたが、やはり横浜、健大高崎の2強でしょうか。
他には、智弁、山梨、姫路、仙台、関東第一、西短あたりが有力どころでしょう。
地方大会も診療の合間に結構見ていましたが、やはり決勝くらいはタイブレークなしでやってもらいたかったですね。
9回までの戦いとタイブレークでは全く別のスポーツをやっている感じがして、負けた方は納得できないんじゃないかと同情します。
来年からはDH制も導入されます。
これには賛同できますが、7回制になったらもう見ることはないかと思っています。
少年野球じゃないんだからね。
2025.08.02 本人確認
先の参議院選挙の時、期日前投票を行いました。
この数年(もっと前からかも)、木曜日の診療が終わってから近くのイオンに出向いております。
ここに投票所があるんですね。
投票を済ませてから下のレストランで遅めの昼食を摂るというのが習わしとなっているのですが。
自宅に届いた投票券の裏に住所と名前を書いて、当日行けない理由に〇をつけて担当の方に提出するわけです。
この時、本人を確認することもなく(保険証や運転免許証も提示せずに)、すんなりと投票用紙をもらいました。
その時は何も疑問も持たず、投票を済ませたのですが、
後日、「これだとなりすませるじゃん」って思ったわけです。
50~60代の男性であれば、僕の代わりに投票できてしまうわけです。
だって、確かめないんだもの。
これは「あなたの代わりに投票してあげますよ」という代行する組織にとってはうってつけかも。
最近、日曜日の投票所には行ってないので、スタッフにも聞いてみました。
「本人確認ってやってるの?」
そしたら、「確認されませんでしたよ」だって。
将来、ネット投票の導入の可能性もありますが、最大のネックが本人確認だったと思います。
しかし、対面(現地)の投票でもなりすましが可能な状況ですからねえ。
だったら、ネット投票でなりすまし対策をどうするかってうるさく言う意味ってどうなの?
もう一つ。
僕のもとに漸く「資格確認書」なるものが届きました。
これは8月1日から保険証の代わりになってくれます。
従来の保険証ではどんなデメリットがあるのかが判らないし、デメリットを上回る特別な良いことがあるのであれば喜んでマイナ保険証にするんだけど…。
でもハナから作る気はなかったけどね。
更新も面倒くさいんだもの。
僕の場合、これから死ぬまで国保と後期高齢者保険のお世話になるはずで、資格確認証で十分かなって思っています。
従来の保険証だと、その使い回しが問題という意見がありました。
実際、それほど多くないらしいですよ。
でも、マイナ保険証だって、友人(同性で同じくらいの年齢の人)から借りておいて、顔認証じゃなく4桁の暗証番号を入力すれば他人のマイナ保険証は使えますから。
初めて受診する医療機関であれば、マイナ保険証の持ち主が果たして本物かどうかの確認は難しいでしょうね。
何だか無理やり作らされた感のあるマイナ保険証、時代を先取りしている感のあるマイナ保険証。
多分、便利なんでしょう、当院でも活用しようと思えばできるようで、服薬履歴や健診結果が見られるらしいです。
しかし、個人的には自分で更新しなくて済む資格確認書、これは便利だと思っています。
向こうから自動的に送ってくれるんだもの。
あとはお薬手帳と最近の健診結果を持っていれば当クリニックではノープロブレムです。