独り言


2025.02.23  冬ごもり
2月の連休、ここ2年連続で披露宴に参加していましたが、今年はゆっくり仕事に専念しております。
うちは電子カルテではないので、手書きの書類作成が結構負担に感じるようになりました。
今日も費やすこと34時間、カルテ棚からカルテを(文字通り)引っ張り出して患者さんに渡す書類への記入を行っていました。
明日も同じことをやるしかないんですけど。 

平日は朝20人分、昼休みか夕方に20人分、それを毎日やっていると、
「電子カルテにしちゃおうかな?」という気持ちが湧いてきます。 

しかし、昨年レセプトコンピューターを新しくしたばかりなのでもう少し我慢するしかないんですね、これが。
もし僕があと10歳若かったら昨年の時点で電子カルテの導入を決断していたことでしょうね。 

何とか今月中に一区切りつけて、日曜日はちゃんと休みが取れるようにしたいものです。
だって、オープン戦も始まることだし。

2025.02.15  切れ目
高額療養費制度の自己負担限度額を引き上げるという厚労省の案が非常に評判が悪いようです。 

金の切れ目が命の切れ目になるっていうのはその通りですよね。
医療費が高くなるから治療を諦めざるを得ない患者さんが一定数いるはずで、それを考慮したものであることが明らかになっています。(長瀬効果) 

命の値段は皆平等であるというのはあくまでも建前であって、お金持ちとそうでない人では受けられる治療には差があります。
他には都会と田舎の格差もあれば、情報へのアクセスの多寡によっても治療の選択肢は異なってきます。
それを仕方ないとするのか、許せないとするのか、非常に難しい問題ではありますけど。 

ただ、今回の厚労省と財務省の
「金を払えない奴は治療を諦めてもらって構わない」
という制度改悪はやはり非難されるものだと思っています。 

政治家の皆様は、常々「国民の生命と財産を守る」と仰います。
これは災害や武力攻撃に対するものだけではなく、健康に対しても同列に扱うもので、国の責任、義務であると認識していたんですけどね。 

ただ、最近この国では、
「そんなところに住んでいるから不便を被ったり被害を受けても仕方ない」
「国の言うことをきかない奴は守ってやらない」
みたいなことを声高に言う人が増えてきています。
うんざりしませんか? 

今回の改悪案に賛成する(賛同する)のは
自分が死ぬまで高額療養費制度のお世話にならないと確信のある人、
上限額がいくら上がってもびくともしないようなお金持ちの方なんだろうか。
それとも、金を払えない患者は治療を諦めてもらうことによって社会保障費が減ることを期待する人々なんだろうか。
やれやれ

2025.02.11  舞台鑑賞
平日の旗日はなぜかウキウキしちゃいます。
別に何するわけでもないのですが、前日は少しだけ夜遅くまで起きていられるし、朝も目覚ましをセットせずに寝ていられますから。 

そして、いつものようにクリニックに行くとなんやかやと雑用があったわけで。
もちろん、電話もかかってきましたし、データの整理に紹介状の返信を作成したり。
午後からは朝コンビニで買ってたおにぎりを食べてから、お誘いを受けていた舞台の発表会を観に行ったわけです。 

生憎僕は上手、下手を論ずる眼力を持ち合わせておりませんが、やはり師範や家元の踊りは全然違うってことだけはわかりました。
動作、所作にメリハリ、キレがあるんですね。
背筋が伸びていてぶれなくて、仕草が上品、気品があると言うんでしょうか。 

あっという間の2時間でした。

2025.02.08  寒い
朝、家を出るころはまだ暗いのですが、クリニックに着いて掃除を始めるころには大分明るくなってきています。
もう春ですもん。
しかし、このところの寒さは堪えます。
ただ、雪国の方のご苦労に比べたら文句は言えませんけど。
今朝、九州の実家に電話したら、今週は雪が積もり、路面が凍結したとのことでした。 

 

無償化について。
高校授業料や給食費を無償化しようとする動きについて、それ自体を否定するわけではないのですが、
何となく引っかかるものがあるんですね。
 

それが人気取りに過ぎないんじゃないかと思って。
自治体や政党のアピール材料として利用されているように感じるんですね。
所得制限を撤廃するっていうのもどうも好きじゃなくって。 

金持ちからは相応の負担をしてもらえばいいのに。
そうじゃないと本当に困っている人を助けるという意味が薄れると思ってます。 

子供を都会の難関私立高校に通わせる富裕層と公立高校にしか通わせられない一般家庭を同列に扱うことに何の疑問も抱かないとしたら…。
その政策立案者って次の選挙の事で頭が一杯なのかも。
長期的ビジョンや持続可能性なんてことも考えてもらいたいなあって思った次第です。

2025.02.02  映画
2月に入りました。
娘はいそいそと宮崎へと旅立ちました。
沖縄もいいけど、宮崎も魅力的だなあ。 

体調は回復しましたので、映画を立て続けに観てきました。
自宅のテレビで見るのとは大違いなのは当然で、韓国映画(満ち足りた家族)と懐かしのパピヨン。 

パピヨンは昔テレビで見て以来だったので、大きなスクリーンで見られてよかったです。
ただ、観客は僕を含めて6人だけっていうのは興行としてはかなり厳しいですよね。 

僕のアメリカ映画での3大俳優は
スティーブマックイーン
ポールニューマン
クリントイーストウッド
なんですね。(古いよなあ)  

トムクルーズ
ブルースウィルス
ハリソンフォード
も良いんだけれど、60年代、70年代の物心ついたころに見た映画って、いつまでたっても心に残っています。



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