独り言


2024.07.27  流行り病
今週末はかっぱ祭りなんですが、外では雷鳴が轟いて、時折激しい雨が降っています。
子供が小さい頃は何度か足を運びましたが、ここ15年ばかりは全くのご無沙汰です。 

孫でもいれば連れて行くんでしょうが、いつになることやら。 

今週もまた発熱外来が大そうな盛況ぶりでした。
マスコミ報道でも言われているように、非常に感染力が高いと感じています。
そして、陽性率もこれまでになく高いですね。(8割から9割) 

また、多少熱があっても検査を希望されない人が結構いらっしゃいます。
喉を見せてもらうと、「これはコロナだな」ってわかりますもん。
だから、カウントされている患者数よりもはるかに多い陽性者がいるのは間違いないですね。 

夏は楽しいイベントが目白押しですからお盆の帰省の頃まで流行は続くと予想しています。 

そして、いつものように咳止めが不足し、検査キットまで不足しているんですって。
もうかれこれ11波なんですけど…。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったのはビスマルクでしたが、
日本は経験にも歴史にも学べないのでしょうか?

検査キットがなくなっても大丈夫、僕の神の目で咽頭を見ればコロナって診断しますから。
なあんてね。

2024.07.21  梅雨明け
「暑くて死にそう」という患者さんもいたので、昼休みに外に出てみたら…。
確かに。死にそうでした。 

そんな時は、涼しいところでビールを飲みながらスポーツ観戦するに限ります。   


今回で11匹目をゲット。  
今日のゲームはとても良かったです。
千葉ダービーで白熱した戦いでした。
ホームランもたくさん出たし、ビールやハイボールをたくさん飲めたので。

高校野球は佳境を迎えています。
そろそろ代表校も決まっている地区もありまして、1か月もすれば甲子園大会も終わってしまうんですね。
夏なんてあっという間です。 

相変わらずコロナが流行っていて、連日発熱外来が盛況なんですね。
僕らが罹患しないのが不思議なんですが、いつの間にか感染していたんだと思っています。 


トランプさんの大統領就任がいよいよ現実味を帯びてまいりましたが、これを連日日本のトップニュースとして扱うのって、何だか不思議です。 

以前にも言及しましたが、所詮外国のニュースなんですけどね。
日本にとってアメリカ大統領が誰になるかがそんなに大事なの?
多分大事なんでしょう、それは日本の命運を握っているから。
結局日本はアメリカの植民地なんじゃないのかな? 

フランスやドイツなどでアメリカ大統領選挙の話題、トランプ氏暗殺未遂事件の話題が自国のニュースより優先されているんだろうか?
韓国や中国ではどうなのよ? 

日本の政治や国民生活よりアメリカ大統領選挙が大事、大谷の打席が大事というニュースショーには辟易してしまいます。 

そういえばオリンピックが開催されるそうです。
「頑張れニッポン」てかぁ? 

見ることはないでしょうね、多分。 

オリンピックと24時間テレビはこれからも決して見ることのないコンテンツだと自負(自認)しております。

2024.07.14  夕暮れ
常磐線の車窓から沈みゆく夕日を感じながら(実際に見てるわけではないから)茨城に戻ってくるのは夏特有の風情で僕は好きですね。 
夏以外だと、とっぷり暮れてしまった景色の中を電車に揺られて帰ってくるのはとても侘しいものですから。 

枕草子では夕暮れは「秋」とされていますが、僕にとっては67月の夕暮れ時っていうのは凄くいいんですね。
これが8月のお盆を過ぎるといけません、途端に寂しさを感じてしまいます。 

まあ、どうでもいいことでした。 

 

東京都知事選以降、当選した小池さんより石丸氏の話題で持ちきりです。
既存の政党、政治家に嫌気がさした有権者のハートをがっちりと掴んで、ネットを駆使した戦術で浮動票の多くを得たとされています。 

テレビを見ない、新聞を読まない人々にとって、候補者の主張はネットからのものになるのは仕方ないんでしょう。
しかし、ネットに公平性、正当性、真偽を確かめる術は果たしてあるんだろうか?
ただ、テレビや新聞がいつも正しいことを言っているわけではないことも承知しています。
与党の肩を持つ政治評論家と称される人が頻繁に出てきては訳知り顔に政局を語り、不都合なことを語る人を干してしまう、
そんなマスメディアに僕らは嫌気が差してきているのは確かですね。
 

石丸氏、決して嫌いじゃないです。でも友達にはなりたくないタイプです。
僕は彼のyoutubeを見ているわけではなく、ニュースなどから漏れ出てくるお話でしか彼のことは知りえないのですが。 

きちんと政治に精通している人が彼と対談して、彼の政治信条を聞き出すことをすれば彼の化けの皮が剥げるかもしれません。
だって、ホリエモンやひろゆきと対談しても再生回数を増やすだけの効果しかないんだもの。
そして、中途半端なタレントや局アナが適当に常套句を用いて質問をしたからやり込められてしまっただけではないかと思っています。
そのあたりについては僕は石丸氏の側に立ちたいと思っています。

そもそも本格的な政治討論をする場が日本にはないんですね。
日曜日のNHKBSのフジ、TBS、テレ朝に田原総一郎氏のアレくらいでしょうか。 
テレビはニュースショーと化していて、視聴率が取れればいい、面白い絵が取れればいいという子供っぽい社会になっているんだと思います。

日本は高齢化が進んでいるけれど、国民の精神年齢はどんどん下がって、幼く幼稚になっているように思います。
これなら岸田さんは当分安泰でしょう。

2024.07.13  医療DXが進まない理由
久しぶりの更新ですね。
滞っていたのにはいろいろ理由がありまして…。
ただひたすら忙しかったんです。
5時に起きて、6時から夜8時過ぎまでクリニックにいる生活を強いられていて。
食事は殆どがコンビニ食でした。(これはもうしばらく続きそうですね)

また、先週3日間の休診があったのですが、そのしわ寄せが今週もろに来てしまいました。
昨日、今日の外来は冬のインフルエンザシーズンの再来かと思いましたから。 

 

Tカード持ってますか?」
「イオンカード持ってますか?」
「ポイントを利用しますか?」 

前の人がああだこうだやっているのをイライラしながら待っている自分は
「なんて心が狭い人間なんだろう」って反省していました。 

でも、現金のほうが早いんだけどなあ。 

僕ですか?
Tカードを「シャカ」っとやって、現金払い。
レジを待っている間に端数の小銭を用意しておけばいいんだし。 

いつでもどこでも現金で支払っているんですが、迷惑なんでしょうかねえ? 

そういえば、お札が新しくなったそうなんですが、まだお目にかかっていません。
今週、銀行でお金をおろした際も全て旧札でした。
従いまして、うちで扱っているお釣りの紙幣はしばらく旧札です。 

 

マイナ保険証の利用が伸び悩んでいるそうです。
うちに通っている患者さんはどのくらいの利用率なんでしょうか?
5月辺りは5%くらいだったと思います。(国からお知らせメールが来るんです) 

利用率が増えるとご褒美がもらえるそうで、そのご褒美が従来の2倍になりました。
国はなりふり構わずそんな愚策を考えてきますね。
当然僕は頂戴しておりません。(やるよって言われてももらうつもりはありませんが) 

「お金をやる」っていえば飛びついてくるだろうって考えるところが間違っているわけで、
利用率が低いのは利便性が悪いからとは考えないんでしょうか。 

患者さんのメリット、そして医療側のメリットがないんですね。
確かに患者さんは窓口での支払いがちょっぴり安くなるんです。
しかし、それ以外のメリットって…。
医療側のメリットは全く感じられません。
従来の保険証を廃止することによるデメリットの方が大きいと考えるからマイナ保険証を積極的に活用することを
避けているんじゃないかと思っています。

そこには国の思う壺となるのが嫌だ、だから国の方針に敢えて逆らおうっていう意図が見えるんですね。 

国が医療DXを推し進めるのは決して国民のためではなく、医療ビジネス(生命保険会社、IT業界等)
を発展させるためのように感じられます。
 

今回、オンライン資格確認の機器導入に際して多少の補助金が出たんですが、その後は医療機関で勝手にやってくれというスタンスでした。
そうではなく、安全なシステム構築と運用に纏わる維持や保守費用を国が全て賄いますといえば、
どの医療機関も医療DXに協力的になると思うんですけどね。

そして、一番大きいのは国(政府)への信頼感の欠如なんだと感じています。



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