独り言


2022.09.23  丁寧
「丁寧な説明が求められる」とか、「丁寧に説明していく」なんて言葉を最近頻繁に聞きます。
「丁寧」を辞書で引くと、
①相手の立場(気持ち)を考えて真心のこもった応対をする様子
②隅々まで注意が行き届き落ち度のないことを期待する様子
さて、我らがキッシーをはじめとするお偉方の「丁寧」は上記の定義に該当するんでしょうか。

多分、彼らはただ単に丁寧語で喋っているだけで、それを「丁寧に説明した」と勘違いしているだけなんだろうと好意的に解釈しておくとしましょう。 

そうそう、中国の女子卓球選手に丁寧さんっていましたね。 

世間ではシルバーウイークですが、生憎天候には恵まれませんでした。
折角のお休みなのでお墓参りに行きがてら時間もたっぷりあったので、久々に喫茶店なるところに寄ったりしていました。 

スタバやらドトールなんていう洒落たお店ではなく、ナポリタンにカレーくらいしか食べるものがないような町の喫茶店でした。
「お好きな席へどうぞ」
なんて案内されて、いくらでも長居できる感じの居心地の良いところでした。 

満席でもなく、かと言ってガラガラでもなく、程よくお客さんがいるんですね。
満席だと、食べ終わったらすぐに出ないととても申し訳なく感じてしまいます。
「お前がいつまでもいると、次のお客さんが入れないじゃないか」とお店の人に思われるんじゃないかと…、小心者なので。

2022.09.19  連休なので
台風の影響はそんなに受けなかったのでちょっくら出かけておりました。
それでも都内は結構降っていたのですが、屋内施設だったので全然問題なしでした。 

人出はとても多く、ここに外国人観光客が戻ってくるかと思うと、ちょっとうんざり。
適度な空間、心地よい空間というのは人それぞれですが、電車の込み具合やお店での隣の席の距離っていうのは今以上だとちょっと嫌だな。
多分、政府はコロナ前の経済活動にしたいんでしょうが、今くらいの状態で経済が上手く回るのが僕としては理想かな?
あまりごみごみしたり、待ち時間が長くなったりするのはストレスが溜まってしまいますから。 

そして、今日で今年の観戦は終了。
何だかんだで神宮も含め10回以上。今年は勝利の女神の神通力は全くありませんでした。
大きく負け越したんですが、詳細はここでは書けません。
直接聞いてください。

2022.09.17  束の間の
朝晩は涼しいけれど日中はまだ冷房のお世話になっている今週でした。
思えば、1か月前は夏休み(お盆休み)だったのが遠い昔のように感じられるのも毎年のことです。
季節の移り変わりは本当に早いものですね。
知り合いからは新米をいただき、「関東ってこんなに早く稲刈りをするんだ」って、ちょっとびっくり。 

診療の方は、先月までは発熱外来で大忙しだったのが嘘のような静けさで、ちょっぴり楽してます。
暇な時間は本を読んだり、学会のオンデマンド配信を見たりできました。
これで専門医更新のためのポイントもゲットできて会場に赴くことも不要になりそうです。
しかし、来週からは一気に健診モードへ突入します。 

今、アメリカで高校生の野球の国際大会が行われています。
今年の夏に活躍した高校球児が選抜されて戦っているのですが、成績はあまり芳しくありません。
良くて3位かな?
メンバーの中では高松商の浅野君や近江の山田君が注目されていて、恐らく今年のドラフトでは1位で消えることでしょう。
一方、僕の注目選手は大阪桐蔭の松尾君なんですが、何日か前のスポーツ紙では阪神が1位指名するかも?なんて記事が出ていました。(やめてね) 

19日、英国ではエリザベス女王の国葬が行われます。テムズ川沿いの長蛇の列は凄いですね。
これは本場の(本物の)国葬です
比較される立場となった方は本当にツイてないです。

2022.09.10  セルフは人を幸せにするか?
タイトルの通りなんですが、買い物に行くとキャッシュレスにセルフレジが急速に広まっていまして、対面で現金をやり取りする機会がめっきり減ってしまいました。 
客が品物をレジに持って行って自分でバーコードを読み取らせて、会計をする。
現金を投入する場合もあれば、カードで支払いする場合もありますね。
これによって店員さんはとっても楽になっているのではないかと思います。
本屋さんに行ってもセルフレジで、ブックカバーも自分で掛けるスペースがあったりして、店員さんはただ見ているだけ。
「そんなことはない、レジの仕事以外にもやることは沢山あるんだから」と怒られるかもしれません。 

一方、客はこれまでよりやることが増えてしまったんですが、それを当然だと受け入れているんだろうかと、僕はいつも思うんですね。
セルフによりサービスの向上が得られたり、価格が下がったりして客の手間が増えるに見合うだけのメリットがあればいいのですが、客の負担ばかりが増えているんじゃないだろうかって。 

店の方もキャッシュレスに伴う手数料がそのシステム導入に見合うだけのものならばいいのですが、○○ペイの業者だけを太らせるものになってないんだろうか?
そして、店で働いている人って、セルフになることにより自分たちの雇用が減らされることに恐怖感はないんだろうか?
だって、客と機械がやってくれるんだもの。
あなたの存在意義は?って問われているんだと思うんですね。 

やりがいのある仕事っていうのは、
「あなたがいなければ困る」、「あなたがいてくれると嬉しい」と他人に思われるものだと思っています。

  ♪♪明日 君がいなきゃ困る 困る ♪♪  「スターゲイザー」 by スピッツ
とマサムネさんも歌っているように誰もが取り換えのきく部品の一部ではなく、人としてお客と向き合うべきだと思っているんですね。 

先日、ある書店に行った時にカウンター内に複数名の店員さんはいるんだけど、お客さんを全てセルフレジに誘導している姿を見たときに感じた物悲しさでした。
買おうと思っていた商品を元に戻してそっと店を出て、家の近くの個人書店で買い直したのはここだけの秘密です。
 

全く関係ない話ですが、
「サービスの向上を図るために会話を録音させていただきます」
と言う音声案内、むかつきませんか? 

どれだけサービスが向上したんだか一度教えてもらいたいものです。 

どうしてこんなことを思ったかというと、
先日、N○○に用事があって電話した時のことです。(顔認証システムに纏わること)
例によって自動音声案内で転々と回されるわけですが、全く通じません。
いつになっても「現在、大変混みあっております。このままお待ちいただくか、時間をおいておかけ直しください」とのこと。 

しびれを切らして別のルートで電話したところ、すぐに人間に(機械じゃなく)繋がりました。
普通の対応にも関わらず、凄くありがたく、感謝の言葉を繰り返したんですね。
結局、○TTのサービス向上って一体なんだろうって、電話を置いた後にしみじみ感じたものです。

2022.09.03  調節性記憶障害?
都合の悪い記憶を簡単に消し去る事に長けた人というのは古今東西どこにでもいるわけで、今更驚くものではないのかもしれませんが、
なんとまあ酷い茶番劇を見せられているようです。
 

「昨日はどこに?」
「そんな昔のことは覚えてない」
というセリフはかつて映画の中で聞いたことがあります。  

さて、ここで主催者側の立場で考えてみましょうか。
招待したはずのお偉いさんが、「僕、その会議や講演会に参加したかどうか覚えてないんだよなあ」なんて言われたら、
「うちの会議って、そんなつまんないものだったの?全く重要視されていなかったの?」って思いますよね。
「顎足つきで招待したのに…、何だったんだよ。」って恨み言の一つでも言いたくなるでしょう。 

それに国際会議なんてそう頻繁にあるわけないでしょうし、そこに参加したかどうかも覚えていないって、
頭部MRI検査をお勧めしたくなります。 

国政を司るような方がこんなにも記憶力の欠如が甚だしいとなると、この先非常に不安になってしまいます。
過去に話したことも覚えていない、やったことも忘れてしまうような人は前言を翻しても何とも思わなくなるんでしょうか。
そして、その時、その場で判断することがリアリストであると自負するんですね。
かつての発言に齟齬が生じても、「あの時とは状況が変わったんだから」と逆切れするのもお手のものです。 

「応援してやろう」と言われれば
「よろしくお願いします」というのは合言葉だと言った重鎮がおりました。 
ものを買いに来てくれたら、「毎度ありがとうございます」と商売人が言うのと同じなんだって。

そうか、彼は政治家ではなく、政治屋さんなんだなあって妙に納得したものでした。
政治家の矜持ってものを持ち合わせていないんでしょうね。



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