独り言


2021.09.25  餅は餅屋でね
今日の一人飯はちょっとお高めの蕎麦屋さんへ。
昼食時を少しずらしたつもりで訪れたところ、ラッキーなことに誰もいません。
だから店員さんは4人掛けのテーブルへ案内してくれたんですね。前回はカウンター席でしたから。
しかし、その後ぞろぞろと2組の夫婦、4人の家族連れなどで一気に満席へ。
一人で大きなテーブルを独り占めしてしまい、何だか気まずい思いをしながらさっさと食べて店をあとにしました。
「車エビの天ぬき」はとても美味でした。

 そしてクリニックに戻り、ひと仕事を終えて、ぼぉーっとしていたら立て続けに電話が。
「今日は午後の診療をしていますか」という電話に混じって、
「心療内科的なものも診てくれますか?」と。
「いえいえ、流石に無理です」と答えましたが、
「ネットで調べたら載ってた」みたいなことを言われてびっくり。

うちはそんな標榜をしたことは一度もないんだけどなあ。

何年も前からですが、心療内科を受診するのは大変で、全然予約が取れません。
取れても3か月後なんてざらですから。
それだけニーズが高いということになるのですが、それはあまり幸せな世の中ではないんだろうなって思います。
そもそも病院に人が溢れる状況っていうのが正常ではないでしょ。
「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺もあるくらいで、できれば行きたくない場所の一つでしょう。 

先日、業者さんがクリニックの周りの樹木を綺麗に刈ってくれました。
垣根代わりのレッドロビンはすっきりと刈り揃えられましたが、クリニックの前にある丈も高く伸び、
緑の葉をたっぷりと蓄えていた木はすっかり坊主にされてしまいとても可哀想な感じがします。

冬を越して、来年の春に新しい枝と葉をつけてくれるのを待つとしましょう。 

そして、明日は久々の遠征です。最後に行ったのは…、5月のタイガース戦。
交流戦以降はチケットを持っていても他人にあげちゃったりしたのでほぼ4か月振り。
シーズンも終盤戦、終戦記念日になるかも。

2021.09.23  シルバーウイーク
お彼岸なのでお墓参りをせねばと思い、ちょっくら行ってまいりました。
途中で花を買い、線香をあげてお墓の前で手を合わせるだけの簡単なものです。
ちょっとしたドライブなのですが、天気にも恵まれ快適な旅でした。 

帰りにクリニックに寄って来週からの仕事の下準備(健診を請け負っていますので)をしていたら昼になっていました。 

今週、敬老の日があったわけですが、日本の総人口に占める高齢者の割合は29.1%と世界一だそうですね。
僕もあと何年かするとおじいさんの仲間入りをすることになります。
少年(ガキ)から青年(若造)、おじさん(オッサン)を経ておじいさん(ジジイ)となっていくわけですが、
僕が老人の仲間入りするころには3分の1くらいが老人となっているでしょうか。 

また、高齢者の就業率も25%を超えていて、これは望ましいのかどうかの判断はちょっと難しいです。
純粋な労働意欲の亢進によるものなのか、それとも働かざるを得ないから就業しているのか、多くは後者なんじゃないかと思っています。
できればゆっくりと余生を送りたいでしょうに。
中高年をリストラする一方で、生涯働けと言ったり、結局は安い賃金で労働力を得たいという企業の思惑が見え隠れしますね。 

今週、カナリア諸島で火山が噴火というニュースを目にしました。
そこはてっきり温暖なリゾート地だと思っていました。
(大瀧さんの「カナリア諸島にて」のイメージで凝り固まっていたせいです)
まあ、ハワイもそんなもんか。

2021.09.18  ワクチンパスポート
ポストコロナを見据えた措置です。
国民の大多数にワクチンが行き渡り、経済活動やイベントへの参加が広がっていくことは非常に好ましいと思っています。
パスポートが発行されるためにはコロナウイルスに対し充分な抗体(免疫)が獲得されているということが前提条件となりますよね。
しかし、体内に充分な抗体が存在している期間は果たしてどれだけなんだろうか? 

医療従事者は2回目の接種終了からほぼ半年が経過しようとしています。
例えば年明けの大規模イベントに参加する条件としてワクチンパスポートの提示を求められた場合、それは果たして有効なんだろうか。
抗体価がぐんと下がっているとは考えられないだろうか。 

だからでしょうか、3回目のワクチン接種を2回目接種の8ヶ月後から行うという報道も出てきています。
1年前のワクチン接種証明があたかも錦の御旗、黄門様の印籠のようになるのであればちょっと怖い気がしますもんね。 

また、抗体の減少スピードというのは個人差があり、半年で消えちゃう人もいれば1年以上高値を保つ人もいるかもしれません。
まだそんな研究結果が出ているわけでもないから一律にブースター接種を○か月後にやりましょうというコンセンサスが得られていないので今後も混乱は必至でしょうね。
 

そして、ワクチン接種をしない人は陰性証明を出せ、という条件もなかなか厳しいです。
PCR検査が無料であれば良いのですが、結構な値段がします。 

それに陰性証明の効力って短期間でなくては意味をなさないのでしょっちゅう検査をする必要があります。
これは辛いことで、イベントや旅行にレストランでも要求されるとなると…。 

そして、「何でワクチンを打たないんだ」というプレッシャー、差別が必ずや起きると思います。
うちの田舎ではそんな空気に飲まれ、両親は打ったそうです。 

もう一つ。
スマホを持っていない高齢者はどうやってパスポートをもらうんだろう?
ガラケーの人もそうですね。
うちの父親は携帯電話というものを持ち合わせていません。紙の証明書を発行してもらってそれをいつも携帯することになるのかなあ? 

それよりも一日でも早く経口の治療薬ができる日が来ることを望んでいます。

2021.09.11  立候補
「誰が何と言おうと自分は出るんだ」って初志貫徹している点で岸田さんは非常に好感が持てます。
流石、やる時はやる男だって、今回ばかりはちょっと見直しました。
そして、岸田さんの「新自由主義政策からの脱却」は何だか期待を持たせます。

小泉以降、安倍、菅政権の経済政策は多くの貧困層を生み出してきました。そして、日本人の心性までも貧しいものにしてきました。(と思っています)
これを成功させるためにはまずは○○平蔵氏、アトキンソン氏を切ることが必須ですけどね。
でも、その後が何だか尻すぼみな感じがして、専ら河野さんの勢いが勝っている感じがしています。 

それに引き換え、「白紙」を強調している人もいるんですが、一国の総理大臣になるつもりがあるのであれば
「どうしようかなあ、出ようかなあ、やめようかなあ」って悩んでいるのはあんまりだと思いますね。
学級委員長や生徒会役員の選挙じゃないんだから。
この国をどうしたいのかという国家ビジョン、そして政策の腹案と言うものは政治家たるもの誰もが持っているものと思います。
特に国のトップを目指す人であれば猶更でしょ。
 

不幸にも前任者(既にレームダックになっちゃったからね)は自分の言葉を持たない操り人形だった事が白日の下に晒されてしまいました。
国家観、世界観なんてものは彼からは一度も聞けませんでした。

そんな彼も思い起こせば1年前の総裁選では圧倒的な支持を集めていたんですよ、それを忘れちゃいけません。
あの方に一票を投じた所属議員さんたちは今何を思っているんだろう?多分、何も思ってもないんだろうな。 

誰と誰が仲がいい、あいつだけにはやらせないなんて、好き嫌いで総理が選ばれる不幸はもうまっぴらなんだけど。
この人であれば国民が幸せになれるという視点に欠けていて、ただ自分に都合がいい、自分が要職に就ける、自分が次の選挙でも当選できる人であれば、
という近視眼的な視点でしか行動できないのが今の与党なんだと思います。これは野党にも同時に言えることですね。

そして、野党に関しては意見が一致しなければ仲間とは認めないという狭量さが災いしていると思っています。 

コロナ対策に奔走している議員さんと総裁選にかまけている議員さんは同じ仲間だと思うんですが、何だか全く別組織の人のように見えています。
最後に、コロナに専念すると仰っていた方には存分に活躍していただきたくお祈りしております。 
 

僕は本屋さんで単行本や文庫本を買う時にはレジでカバーをつけてもらいます。
本を汚さないため、そして他人に読んでいるタイトルを知られたくないという理由からでしょうか。
この度、いつも立ち寄っている本屋さんのレジで、
「カバーをかけてください」って頼んだら、
「コロナ対策で店員がカバーをかけるサービスを中止しています」との返答。 

凄く不思議な理由を聞いた気がしたのですが、
カバーをかける作業がコロナ感染を引き起こすんだろうか? 
そんなエビデンスはどこにあるんだろうか?

僕が不勉強なだけなのかもしれないと思い、他のお店にも行ってみたんですね。
某大手チェーン(Tで始まる書店)ではいつも通りにカバーをかけてくれました。
個人書店でもOKでしたね。 

カバーをかける手間が面倒くさいだけか?サービスの省略化か?って敢えて意地悪な推察もしましたが…。
なんでも今月一杯の措置らしいので10月が楽しみです。 
だって、そんな理由がまかり通るのなら、商品を触ったりお金のやり取りをするのだってコロナ感染のリスクの理由になるでしょ。

2021.09.04  寒い
一時の暑さから解放されたかと思ったら一気に1か月以上季節が進んだかのような寒さです。
家では相変わらず半ズボンに半袖で過ごしているんですが、単に長袖を出すのが面倒くさいだけ。
寒いのをやせ我慢しております。そして、きっとまた暑くなるんだって信じています。 

菅さんは総理を辞めてしまわれるようです。
3日の会見でも一方的に喋って、記者の質問にも答えずそのまま去って行かれました。
あの辺が国民の心に届かない所作なんだと思います。
最後くらい記者からの質問に無制限に答えても良かろうもん。 

準備していたペーパーを読むだけで自分の言葉を持ち合わせていないというあまりにも寂しい姿でした。
次の総理は是非とも言葉を大事にする方であって欲しいですね。2代続けて会話が成立しない総理でしたから。
結局、最後まで「丁寧な説明」なるものを聞かずじまいでした。 

「野戦病院」みたいなものを作ってコロナの患者さんを診るという構想は酸素ステーションを作るより断然効果的だと思うんですね。
しかし、そこ(野戦病院)で働く医療従事者の確保が一番のネックとなりそうでして、茨城県でも臨時の医療施設で抗体カクテル療法を行います。
先日、従事する人の募集がありましたが、どれだけの応募があったでしょうか。
そこには募集要項が挙げられていまして、報酬と補償(死亡時や感染時の)についても書いてありました。
うーん、なかなか大変です。

開業医でも応募することは可能なんですね。
しかし、休診日に病院で仕事をして、もしそこで感染した場合、最低でも2週間の休養(休業)を余儀なくされます。
通院している患者さん、雇っているスタッフのことを考えると、やはり躊躇してしまいます。
実際に運用するとなると難しい事情がありますね。



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