独り言


2021.07.31  ひたひたと
7月も今日でお終いです。
暑い日が続いていてアイスコーヒーがとても美味しく感じられます。

僕は武藤さんではなく、尾藤さんを好んで購入しております。
苦いだけのブラックよりちょっと甘い味があった方が、頭の回転も良くなるだろうって。 

先日、年に一度の健診を受けましたが、何とか及第点だったかな?
完全な健康体ではなく、異常値もあるにはありましたが、もう50も半ばを過ぎましたので仕方ないのかなあ。
食事と運動療法で経過観察っていう判定です。(多分) 

コロナの第5波がやってまいりました。
今回はこれまでとは全然違う感じがしております。
うちではこれまで「発熱外来」なるものを標榜せず、検査や診察は行っていませんでした。
PCR検査や抗原検査もできなかったため、疑わしい患者さんは別の医療機関にご紹介するだけでした。(当然、国からの補助金もなし)
だからかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症の第○波と言われてもそれほど実感が湧かなかったのは事実です。

しかし、今回はちょっと様相が違っていると感じられますね。 

毎日メディアで発表される陽性者数が急激に増加しているというのも理由の一つですが、実は今年の春からは自院でもコロナの検査をやっていて、
発熱の患者さんを見ることが多くなっているからでしょうね。

また、以前は自分や身内の人がコロナに罹患したことを頑なに隠す(言わない)傾向でしたが、最近は割とお話ししてくれるようになりました。
これはとてもいいことだと思っています。

「コロナはただの風邪」ではないと思っていますが、コロナに罹ったことがバレると村八分にされるような風潮はイヤなものですからね。

「この前、コロナに罹ったけど、大変だったよ。」
「治ってよかったね。」
と言える社会は健全だと思います。 

 

総理がコロナ対策で重要な発表を19時から会見を行い、それをNHKが放送するというスタイルがこれまで何度もありました。
最初こそはじっと我慢して見て聞いていましたが、最近では全く興味を失っています。

これは僕だけではないはずでしょう。諦めと言うか、「どうせまた…」といった感情が占めています。

どうしてだろう、色んなメディアでも散々言い尽くされていますが、恐らくそれらは全て正しいことだと思います。
手元のメモを見ながら同じ言葉を繰り返すだけ、記者の質問にはまともに答えず、会話が成り立たない。
言葉がこれほど軽視され、日本人なのに日本語が判らない、情理を尽くして説得しようとする気概もない。
画面を通して国民の不安や不満に応えてやろうという気持ちが見えてこないんですね。
反対に、この場をどう乗り切ろうか、何とか平穏無事に終わらせたい、という気持ちがあの会見にははっきりと見えてしまいます。

国民はそれがわかってきたので、いくら緊急事態宣言を延長しようが、自粛要請をしようが効き目がなくなってしまったんだと思います。
何度も政府の言いつけを守っても一向に事態は好転しないじゃないか、経済的にも困窮するばかりじゃないかって。

国民の声に耳を貸そうとせず、強権を振りかざし、都合の悪いことには目をつぶり、次の選挙と自分たちのお金のことばかり考えてることがとうとうバレてしまったのかなあ。

2021.07.24  休み明け
3連休中は乗り物に乗っていたり、車の運転中で電話に出ることができませんでした。
携帯の履歴を見たら連日10件前後の問い合わせがあったようでした。
ただ、22日と23日は祝日で、21日だけが平日休みのはずなんだけど。
その反動で、今日は朝からとても忙しかったです。
用意していた熱いコーヒーはとっくに冷めてしまい、お昼過ぎにゴクゴクと飲み干しました。 

午後からは再び休診だったので、溜っていた雑用をこなしていたらいつの間にか17時になってしまいました。 

今日、患者さんの声で面白かったもの。
患:「昨日、休みだったけどどうして?」
僕:「昨日は祝日でしょ」
患:「うちのカレンダーは黒かったぞ」
僕:「オリンピックで赤くなってるんですよ」
患:「そんなの知ったこっちゃないよ」 

そりゃそうだよなあ。田舎に住んでる僕の親だって祝日の移動なんて全く関係ないって言ってたし。
五輪と密接な関係のある僅かな国民は別として、大多数の国民は22日や23日は何のために祝日になってしまったのかその意義や目的を感じられないと思います。
「じゃあ、お前も休むんじゃない」って言われたら、ただ黙って首を垂れるしかありません。 

来週はちゃんと仕事します。

2021.07.18  猛暑の季節到来
梅雨が明けたと思ったら猛暑が待っていたでござるよ。
朝から何だか耳鳴りがするなあ、昨日飲みすぎたかなと思ったらそれはセミの鳴き声でした。
布団を干して、シーツと枕カバーとバスタオルを洗ったらお昼にはもう乾いていました。
外で活動するのはちょっと勘弁ですが、エアコンの効いた部屋で昼からビールを飲むのは一週間働いたせめてものご褒美だと思っています。 

昨日は珍しく外来が混んでしまい、結構お待たせしてしまいました。
土曜日は平日に受診できない会社員の方が多い傾向です。予約もできますのでご利用していただけると助かります。
 

今週、最低賃金を上昇するというニュースがありました。
個人的にはとてもいいことだと思っているのですが、経営者側はかなり反対しているとのことです。
当然と言えば当然ですけど、フルタイムで働いているにもかかわらずまともに生活できないような賃金というのはありえないと思っています。
人件費を商品の価格に反映できないような競争というのがそもそも間違っているのであって、低価格こそ善とする価値観は見直すべきだと思っています。
日本人が益々貧しくなっていくんじゃないかと。 

その他、今週は日米でオールスターゲームが行われていました。
結局今年も全く見ませんでした。
東西対抗とかオールスターとかフィギュアのエキシビションとか、その類のものに全くと言っていいほど興味をそそられないんですね。
スポーツの世界で勝負を度外視したようなお祭り系のイベントだからでしょうね。
状況は全然違うけれど、接待麻雀や接待ゴルフで勝たせてもらって嬉しい?人それぞれでしょうけど、僕は全くつまらないと感じる人間なんですね。 

相手が手を抜いている、又は手を抜いているように見えた瞬間、醒めてしまうってことありませんか。 

今週は休日が変則的になります。
21日から23日は休診で24日は半日のみとなります。
2か月以上前からアナウンスしているのですが、ちょっと心配です。
きっと、「聞いてないよ、知らなかった」という方がいるんだろうな。 

そしてオリンピックが開催されます。ここでもう一度、招致の時の言葉を思い出してみます。
「この時期の天候は晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。」

2021.07.15  無誤謬
このところ五輪やコロナを巡る問題、その他政策、基本方針に対してこの国の偉い人たちはその高いプライドのせいなのか、それとも単に能力不足だけなのか、
自分たちの決定事項には誤謬がないと思い込んでいる節があります。(自分たちは間違えないよ、常に正しいことを行っているからね、という風潮)
 

立ち止まって考える、振り返って見直してみるなんてことをしません。
最初に決めた方向へ(それは大抵が一本道)、結論に向かってただひたすら前進あるのみ、
他人の意見を聞いて修正したら負けだと思っているかのような頑なな態度っていうのが、少し哀れに見えてしまいます。

そこには専門家の意見や科学的データを重視せず、自分に都合の良い話を恣意的に採用するという常套手段を駆使し、
記者からの仮定の質問には答えず最悪の事態を想定しないという得意技を繰り出します。
 

悪いシナリオを想定すると、士気が下がるなんて言うんですね。
これだけみんなが一つにまとまってやろうと言ってるのに、そんな景気の悪い話をするもんじゃないとか言って。
科学的根拠や理論が軽視され、精神論がまかり通る組織、それがなんちゃら組織委員会っていうものだと国民の多くは知ることになりました。 

そして、事態は専門家が予想した通りになって、そこで慌てふためく。
その時には「想定外だ」と言い、「任務を全うすることで責任を取る」なんて裏技を繰り広げてくれます。 

最終的に、「ああ、またか」と国民が諦めてくれることでそのやり方に自信を深めていきます。 

そう言えば、酒の販売を巡る問題では西村さんは可哀そうなほど叩かれてしまいました。
実は総理や副総理もその場にいて了承してたのに(反対しなかった)一人で全部責任を負わされる羽目となったようですね。
まあ、いつかいいこともあるでしょう。

2021.07.10  緊急事態の再燃
夏だ、暑いぞ、そうだ、カレーを食べよう。
というわけで、今日のお昼はカレーを食べに行きました。
ナスとキーマのカレーにナンとラッシーで。辛さは勿論辛口。(一応上から2番目) 

梅雨の終わり頃の大雨被害は、このところ日本のあちらこちらで毎年起きています。
「○○年に一度の」という枕詞がお馴染みになってきていますが、これも地球温暖化の影響でしょうね。
飽くなき経済成長(強欲資本主義)を求めてきたツケがこうした事態を招いているんじゃないかと思っているのですが、どうなんだろう? 

部屋でコーヒーを啜り、本を読み、しとしとと降る雨が紫陽花や蝸牛を濡らすのを見るというのが正統な梅雨の過ごし方だと勝手に認識しておりました。
しかし、昨今では激しい雨が窓に打ち付ける中、いつ避難指示が出るかとびくびくしながらテレビを見るというのがスタンダードとなってきたんでしょうか。 

 

東京都にまたもや緊急事態宣言が発出されました。
いつものようにお酒が悪者扱いされていますが、飲食業界は本当に可哀想です。
今年まともに営業できたのは何日くらいあるんだろう?
治りかけた病気が何度も再燃すると、元に戻りにくくなるし、薬も効き辛くなるというのは医療に携わる身としてはよく経験し、苦い思い出も沢山あるんですけどねえ。
都民にも耐性がついてきたんじゃないのかなあ。
いくら呼びかけても自粛しないよ。却って反発しちゃうと思うんですけどねえ。 

ワタミのトップがこれに(飲食業界の惨状に)ついてコメントを発していました。
彼については従来から従業員への処遇があまりにもブラックすぎて、全く尊敬に値しない人だと思っていましたが、今回のコメントには賛同しております。 

以前の緊急事態宣言を出す、解除するという話の中では必ずと言っていいほど感染状況のステージが取り上げられていました。
しかし、最近ではこれがあまり重要視されていないように見えます。
「ステージが改善したから緩和します。この指標がステージ4になったから緊急事態にします」
という根拠が示されずに感染者数が増えたからという理由だけで緊急事態宣言が出されたように見えました。

医療の逼迫具合って今どうなってるんでしょうか?重症者数って減っているみたいですが…。
マスコミもあまり取り上げていないのでよくわかりませんね。 

協力金も微々たるもので、過去の分も十分行き渡っていない中で、今回は先払いしてやるっていう空手形を切っているんですが、やることがもう支離滅裂です。
これって、詐欺が横行すると思います。

お酒は出しません、営業を自粛しますという誓約書を出して、協力金をせしめて逃げちゃう輩が続出しそうです。

また、銀行に対して、取引している飲食業者が酒を提供していないかどうか目を光らせろっていう西村さんの指示は凄かったですね。
結局、色んな所からクレームが来てあっさりと撤回しましたが、あまりにも乱暴な、危険な考え方だと思いました。
個人的には今の政権内では買っていた方だったんですけど、今回のこの発言は彼にとって致命傷になりはしないかと心配しています。
 

オリンピックに関してもゴタゴタしていますが、別に何の感情もありません。
賛成か反対かではなく、僕の場合、「無関心」ですね。 

五輪を中止しろと声高に叫んでいる人もいますが、選手のために競技だけは実施すればいいと思います。
そこに「日本中で応援しましょう」、「緊急事態の中でもスポーツにより世界が一つになれた」
みたいな何だか気持ち悪いメッセージが発せられたり、それを強要するような空気が生まれなければ、「勝手にやってればいいんじゃない」って気軽に考えられるんですけどね。

だって、五輪は中止を叫ぶのにどうして甲子園はやるんだっていう議論が必ず待ち受けてますから。 
高校野球を始め、学生スポーツ全般は是非ともやって欲しいと願っているものとしては。

ペナントレースはとても気になりますが、五輪の野球の侍ジャパンにだれが選ばれようと、全く見る気はしないし、岡本は選ばれず、菅野も中川も出なくてよかったと思っています。
坂本もケガをせずにもどってきてくれればいいです。

千賀も調子が悪いのを押して無理に出る必要ないのに。
 

来週後半には晴れの日も多くなるようで、そろそろ梅雨も明けそうな感じです。

 ♪雨上がりの切れ間から 差し込む陽の光たち 街を洗う♪  「仲良し」 by スピッツ

そんな景色が見られたらちょっぴり嬉しいです。

2021.07.03  7
7月に入りました。
もう少しすると梅雨から夏へと季節は変わるのですが、僕はこの時期がとても好きですね。
梅雨も悪くないけど、梅雨明けからお盆までの間の約1か月って、いつまでたっても子供の頃の夏休みの懐かしさを感じてしまいます。
高揚感っていうのかなあ、多分これは高校野球の地方大会が佳境に入り、甲子園大会が始まるのと連動しているんだと思います。
 

今年の6月を振り返ってみると、昨年までとは大きな違いがありました。
それは、「ダンゴ虫が少なかったこと」
例年、5月の終わりころに芝刈り作業をしてもらうのですが、大体その後からダンゴムシやワラジムシが大量発生して、玄関に大挙していらっしゃいます。
だからこの侵入を阻止すべく害虫駆除剤をまいていたのですが、今年は一度も使うことなく、そして自動ドアの溝にコロコロ丸まっているのを掃きだす作業を幸いにもしておりません。
 

先週、医師会主催のワクチン集団接種会場で接種のお手伝いをして参りました。
会場の設営や運営に関しては凄くスムーズでいい感じでした。
医師と看護師だけがいれば接種がうまくいくわけではなく、受付、誘導などに携わる大勢のスタッフがいて僕らは気持ちよく、楽に仕事ができるんですね。
接種を希望される方々も予定時刻よりも早く来場されていて、終了時刻も随分と前倒しとなりました。 

昨日、待合室に綺麗なお花を飾りました。(M藤さん、毎年ありがとうございます)
当院は17年目のシーズンに入りました。



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