独り言


2020.10.31  カレー日和
秋晴れ、でもちょっぴり寒さを感じる朝と晩。
今日は午前で診療が終わりましたので、お昼は外食へ。

いつもの蕎麦屋ではワンパターンなので、レパートリーを増やそうと、カレー屋さんを開拓。
牛久駅近くのネパール料理屋さんが気になっていましたのでそこへ直行。
お客さんも結構いて少し待ちましたが、カウンターへ案内されました。
本日のカレーの他、チキン、キーマ、豆、野菜などのカレーがあり、辛さも選べます。ここは様子見で上から2番目の辛さをチョイス。
ライスとナンが選択できたのですが、ここはやっぱりナンでしょう。
ソフトドリンクはラッシー。 

出てきたナンはとても大きく、容器からはみ出しているんですね。
これをちぎりながらカレーに付けて食べたのですが、とても美味。
店員さんはみんなネパール人(インド人かもしれないけど、そんなの区別つきません)
日本語も堪能で、接客もグッド。 

他にもインド料理系のお店がありますのでまた挑戦するとしましょう。 
 

今日も11時からの1時間はちょっと大変でした。(僕よりもスタッフが)
ワクチンを開始してわずか1か月ですが、もう例年の半分くらい打った気がしています。
まだ11月、12月が待っているのに…。

どこのクリニックも予約制なんだそうで、患者さんにとっては大変だと思います。
5件以上問い合わせたけれど、全部断られたんです」っていう患者さんもおいでになりましたし。
うちも以前はそう(予約制)だったんですが、面倒くさいからやめてしまったんですね。
「ワクチンがなくなったら終了、打ち止め」というシステムでここ何年かやってまして、予約やキャンセルの電話に忙殺されることを回避することができました。
(ただ、問い合わせの電話は多いんですけど)


「子供の2回目はどうしてくれるんだ」っていう問題が生まれましたが、そこはゴメンナサイです。
逆に、「1回目はよそでやってもらったんですけど、2回目は予約が取れなくて」っていう方もいらっしゃいます。
だから、うちではそんな方にも「どうぞ」と言って打ってますね。

11月中は綱渡りになりそうで、もしかしたら…、という事態になるかもです。

2020.10.25  Go toなんちゃら
色々と問題はあるようですが、経済活動は少しずつ回復してきているようですね。
自分は全く利用できてないのですが、巷間叫ばれているのが、「不公平」という意見です。
業者側が「不公平だ」というのは理解できるんですね。中小より大手の方がメリットを享受しやすいらしいですから。 

しかし、利用する国民側からの不公平感というものをよく耳に、目にします。
「お金持ちばかりが得をする」
「貧乏な人は利用できないから損をしている」 

Go toキャンペーンの本来の目的っていうのは、あくまでもダメージを受けている旅行業や宿泊業や観光業界などを支援するためのものだったと僕は認識しているわけです。
だからキャンペーンに乗っかって旅行に行ったり商品を購入したりする人はあくまでも疲弊した観光業を支援している救世主だと思っています。
安くなった宿泊料金で浮いた分を少し贅沢な食事に充てたり、普段より多くお土産を買ったりして、経済を回してくれているんじゃないでしょうか。

出かければコロナの感染リスクも増えるわけですが、リスクを取りながら経済も回してくれる重要な役割を果たしてくれている大切な方々だと好意的に受け止めています。
そして、旅行する余裕のない方は無理してお金を使わず、今は生活の防衛をすればいいだけで、Go toキャンペーンに文句を言う筋合いのものではないと思っています。
「自分は行けないけれど、あの人は安く旅行に行けていいな」という妬みにも似た感情が表出しているんでしょうね。
だから、「損をしている」という指摘は何だか違うように感じています。 

少しでも経済的にも時間にも余裕のある人から経済を活性化させていき、業界が死んでいかないようにすることが大切だと思っています。
ANAJALが潰れちゃったら僕は簡単に帰省もできなくなるし、沖縄にも行けなくなっちゃいます。
つくばでも飲食店向けに市を挙げてのクラウドファンディング活動がありました。
僕もいつも懇意にしているお店にわずかばかりのお手伝いをしましたが、潰れてしまったら再起は殆ど不可能です。
残って欲しいもの、潰れさせたくないものに対しては少しでも援助しなくてはならないのかなと思ったんですね。
 

自分だけのことを考えれば、外食もせず、家に籠って宅配してもらうのがいいのですが、一人ででも飲みに行って、ボトルを入れてお金を落とすことでお店が永らえてくれれば、「また次の機会」があります。
繁盛している時の一人の客より、困ったときの救世主に僕はなりたい。かな?

2020.10.24  選挙
僕の住んでいる市では明日、市長選挙と市議会議員選挙が行われるのですが、市議会議員選挙の方は多くの立候補者がいて面白いです。
やはり選挙はこうでなくっちゃ。
選挙公報で全ての候補者の公約を読んでみましたが、その中からただ一人を選ぶのはとても難しいですね。
小さな町や村の選挙だと、できるだけ無投票にしようと裏で色々と画策するっていう話も聞きます。
また、議員さんのなり手がいなくて困る(定数に満たない)という話もありますが、つくば市はまだまだ健全なようです。
 

市民が政治に参加できる、多くの選択肢があるっていうことはとても幸せだと思います。
無投票だったり、古参の現職議員ばかりが当選するような地方選挙って市民は市政に対し無関心になってしまいます。
現職の議員さんたちはそれを好都合だと思うかもしれませんが、市の発展は望めないんじゃないかと思います。新しいもの、斬新なアイデア、イノベーションなんてものは生まれるはずもないんですね。
  

選挙カーの声を聞くことは殆どありませんが(その時間に家にいないから)、名前をただ連呼するだけの選挙活動って本当に迷惑なだけのように感じています。
その為人や公約、政治姿勢を判断する材料は選挙カーからは一つも得られません。
却って「あのうるさい候補者だけには絶対に入れてやるもんか」と考える有権者がいても不思議じゃないですよね。
選挙期間中の活動に多くの制約があることも問題だと思っていて、もう少し政治信条などのアピールする機会を増やしたり、期間を延ばすことが必要ではないかと。 

僕は既に期日前投票を済ませています。最近では専ら、木曜日の午後に買い物のついでに投票してくるというパターンですね。
日曜日に児童館で並ぶよりも閑散とした投票所でさっさと済ませる方が良いですもん。

「年末年始の休暇を長くしましょう」という政府の分科会の提言について。
常勤スタッフは大喜び、院長は真っ青という光景が浮かんできますね。 

さて、この提言通りに2週間ほどの長期休暇を取れる業種っていうのは果たしてどんなところでしょうか?
まあ、勝手にやってください。

2020.10.18  木曜日
15日の木曜日はご迷惑をおかけしました。
「昨日来たけど、休みだった」
と仰る患者さんが結構いらっしゃって、金曜日は混雑しました。
しかし、木曜日は生憎の雨で折角の特別休暇も楽しさは3割減でした。

10月も半分以上過ぎて、今年も残すところ2か月余りとなりました。
例年、10月はペナントが佳境を迎え、ドラフト会議もあって非常に楽しい時期でもあります。

しかし、コロナはまだ終息しているとは思えませんが、行楽地も賑わいを見せているようです。
横浜スタジアムでは観客を満員にするという実験も行われるようで、国も民間も感染より経済にシフトしているように感じています。(オリンピックもやるのかな?)
個人的には国の指導とか、要請に基づいて行動するのには抵抗があったし、元々ゼロリスク主義者ではないので、最近の移動の自由に関しては好ましく思っています。
個々の判断でコロナ感染の防御をしていければいいと思っていて、自粛警察だとかマスク至上主義っていうのは息苦しくて仕方ないですね。


「早く来い来い、木曜日」
こんなフレーズに反応してくれる方は少ないと思いますが、子どもの頃、この10月は木曜日が楽しみでなりませんでした。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」
中学、高校、大学の頃、1978年頃から87年頃まででしょうか、10月になると必死に見ていました。
「ニューヨークへ行きたいかぁー」っていうフレーズは幼心に強く、深く刻み込まれています。

決勝の地はアメリカ、ニューヨーク。日本テレビで4週間に渡り放送していました。
「知力、体力、時の運」、これがいいんですね。
最近のクイズ番組は「知力」だけ。

他にも素人さんが参加するクイズ番組というのはその当時いくつもありました。
クイズタイムショック、アップダウンクイズ、クイズグランプリ、クイズダービー、アタック25、ベルトクイズQ&Qとか。
「100人に聞きました」なんかもよく見ていましたね。
夏休みなんかには柳生博さんの「100万円クイズハンター」も見ていました。

その中でも特別な存在が、「アメリカ横断ウルトラクイズ」。

若き日の福留アナとクイズに参加している素人さんが約1か月の旅を通して数々のドラマを見せてくれるという番組は何物にも代えがたい貴重なものでした。
当時、外国へ行くということが凄く贅沢な体験であった時代です。(今の若い人にはわからないと思うけど)
九州の片田舎で育ってきた自分にとって、とてもワクワク、ドキドキする番組であったんですね。
アメリカの大自然の中(過酷な環境だったり、古き良きアメリカを感じさせる風景だったり)で参加者と一体化して楽しむことができました。

優勝者は決して凄い商品をもらえるわけではないんですね。(例えば高額賞金とか豪華海外旅行とか)
どちらかというと、とても迷惑なものだったり、罰ゲームっぽいものだったりするんですが優勝者はとても幸せそうな顔をしていました。

商品、賞金よりも名誉とかこれまでの人生で味わえなかった経験、体験っていうものを大事にしていたんだと思っています。
そしてその旅でしか得られない感動みたいなものを視聴者と共有できるっていうところがこの番組の売りだったのではないかと思っています。

毎年お盆あたりに始まって、9月にアメリカを横断するというスケジュールで、放送は10月。
グアム、ハワイ、そしてアメリカの(時にはメキシコ、南米、ヨーロッパだったり)色んな土地でクイズをしながら段々勝ち上がっていく(敗者が生まれる)というスタイル。
高校野球の甲子園のトーナメントにも似た悲哀、そんなストーリーに魅せられながら10月の木曜日を楽しみに待っていました。

そして、いつの間にか、番組もバブルとともに消えてしまったんですね。

そして、今年10月のアメリカ。
かつては憧れであったかの地は分断と対立の世界の真っただ中にあります。

どちらが勝っても不幸な結末が待っているように思えます。
未来の日本がこうならないとは限らないわけで。

2020.10.10  遠くへ
軽く今週を振り返ってみると、結構キツイ1週間だったような気がしています。
ワクチン接種が始まったからというのが最大の、そして唯一の理由でありまして。
最初に注文しておいたワクチン300本は既に半分以上がなくなってしまいました。
来週以降も追加で入ってきますが、どこまで持ちますやら。 


あと一つ、お礼を。
今日のインフルエンザワクチンの接種時間についてですが、時間を厳守していただき本当に助かりました。
あの1時間はかなり混雑したのですが、思いのほかスムーズに回ったように感じられました。
来週からは助っ人が来る予定ですからもう少し余裕ができるかも…。

さて、日本学術会議の件で色々と揉めているようですね。
任命拒否した理由は誰もが薄々(完全に)気づいていると思うんですが、
「それを言っちゃお終いよ」というところなんでしょうね。
正直に言わないからグダグダ、延々と文句を言われるんですけど、論点を外した議論をするのはお手のもの、そして今や得意技となっているのでこのまま国民がこの話題に飽きるまではぐらかすつもりでしょう。

こういう場合、民間団体が政府の意に沿わない意見を述べた場合は、「あくまでも民間の意見ですから」と言って無視するんですね。
しかし、政府お抱えの団体が自分たちの気に入らないことを言おうものなら、「国が金を出しているんだから」と言って攻撃する。
こうやって御用学者を大量生産していくことになるんでしょうか。
会社だって社長のイエスマンばかりを集めたらその会社は成長しないなんて言われてますが、国は別っていうのであればいいんですけど。

1金は出すけど口は出さない。
2金は出すけど口も出す。
3金は出さずに口を出す。
4金も出さなければ口も出さない。 

以前の国の態度は1だったんですが、最近は2になったんですね。
プロ野球の経営も色んなタイプがあって、かつてのヤクルトや今のソフトバンクは1のタイプ、ナベツネの巨人や三木谷楽天は2のタイプでしょうか。阪神は3かな?
心にも懐にも余裕のある大旦那だったかつての日本はすっかり落ちぶれてしまい、トップダウンの企業家になってしまったみたいです。
しかも、自分たちの政策を否定されるのが許せない不寛容な集団に成り下がってしまったんじゃないかと思ったりもします。
懐が寂しくなったため心まで貧しくなった(貧すれば鈍する)ような感じがしてなりません。
 

仮に、国の補助金を得て運営しているのであれば国の言うことをきくべきだということが正しいとしましょう。 

公立の学校はその最たるもので、国の意向に沿った教育をして、国の意向に沿った考え(道徳観など)を持たせ、国の意向に沿った人間に育てるべき組織なんですね。
この成功例は北朝鮮ってことになるんでしょうね。

私立の学校は生徒から授業料をもらっているけれど、私学助成金という国からの補助金をもらっていますので、完全に独立しているわけではありません。

でも、日本ではそこで学習する生徒は自由な発想を持って、自由な意見を言うことができ、そして社会に出ていきます。
それは素晴らしいことだと思っています。

時の政府に従順な人間もいればそうでない人間もいて、それでも一つの国を形成しているわけで、集団を同じ思想を持つ塊にして治めていく、治めようとする思想は非常に邪悪だと思うんですね。
それも金を出す、出さないというとても下品なやり方で。


今年の10月は祝日がなくなってしまい、とても寂しく感じております。
だからとはいいませんが、平日の1日だけ特別に休日を設けました。
1015日は「遠(10)くへ行こ(15)う」でお休みです。 

僕はたまにはドライブがてら蕎麦でも食べに行こうかと思っております。 

時間も気にせず、一人気ままな旅に出て、ふと立ち寄った店で何かを食べる。
本当は20歳代の若い頃にやりたかったことでしたが、部活や麻雀に明け暮れていた学生時代には叶わぬ贅沢なことでした。
だから今、
50過ぎのおじさんがやり直したいと思っているのかもしれません。

   永遠に続くような 掟に飽きたら
  シャツを着替えて出かけよう
  君の青い車で海へ行こう
  おいてきた何かを見に行こう♪♪ 
     (「青い車」 by スピッツ

2020.10.04  秋の香り
10月に入り、庭に植えている金木犀からも良い香りが漂ってきました。
今年はインフルエンザワクチンの問い合わせの電話が非常に多くかかってきます。
どこかのコールセンターのように、
「診察のお問い合わせについては1番を」
「インフルエンザワクチンについては2番を」
「その他については3番を」
なんて自動音声システムにしちゃおうかって。

うちは接種のスタートを105日からとしましたが、それでも遅いんだそうです。
これでも例年より1週間ほど前倒ししたんですけど。 

昨日の診察はやけに混みあってしまったため、今季初めて呼び出しベルを使いました。
駐車場内でしたらちゃんと届くことは確認済みで、ワクチン接種が始まる今後は利用する機会が増えそうです。 

トランプ大統領が新型コロナに感染しました。
1か月後に控えた大統領選挙に大きな影響が出ることは必至ですが、どうなることでしょう。
「ちょっとした風邪」と言ってたブラジルのボルソラノ大統領も感染しましたが、ほどなく回復しました。
そして支持率も上昇しました。
トランプさんは高齢ですからちょっと心配ではありますが、見事復帰すれば、再選が濃厚だと思っています。
「強いアメリカの象徴」、「コロナに打ち勝った男」としてアピールできますから。
もし、重症化した場合、やっぱりバイデンさんかな?
日本人であれば「トランプさん、頑張れ」といった判官びいきが起きるのでしょうが、アメリカではどうでしょうか。



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