独り言


2018.12.29  最終日は静かに
今日で2018年の診療は終了となりました。
定期的に通院されている患者さんは予め早めにお薬をもらいに来られていますので、今日受診されるのは殆どが急性期疾患(感冒、胃腸炎、インフルエンザなど)の方でした。
9時頃から10時過ぎはやや多めだったのですが、11時あたりには閑古鳥が鳴いておりました。
それでも今週はインフルエンザの流行の兆しが見えていましたので十分お気を付けください。

スタッフは診療終了前からカーテンやタオルや毛布の洗濯を始め、事務整理もスムーズに運び、そして頼んでおいたお弁当を取りに行くという僕の重要なお仕事も無事に完了。
最後にみんなで昼食をとって解散となりました。
食事をしながら「今年一年を振り返る」と称して、銘々に少しお話をしてもらいましたが、ちょっと企画倒れ。
もう少し周到な準備をしてからやればよかった・・・、反省。

皆が帰った後、もう一仕事。
納品書の仕分け、在庫の計算、レセプトの見直し。
そんなこんなしていたら薄暗くなっていました。それでも例年よりも早い帰宅でしたが。

そして、珍しいことに午後からは「今日、やってますか?」という問い合わせの電話が一本もかかってこなかったんですね。
電話が来ないのもちょっと寂しいのですが、まあ、締めくくりとしてはそう悪くないんじゃないかな。


今年も何人もの患者さんとお別れしました。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)で通っていたとても優しく、いつもニコニコ笑顔を絶やさない高齢男性は呼吸器感染から急速に呼吸不全が進行してしまいました。
奥様の憔悴ぶりは辛かったです。

これも高齢の男性ですが、ずっと落ち着いていた胃の悪性リンパ腫が増悪して消化管出血。高度の貧血がコントロールできず、心不全も併発。
これまた献身的に介護をしていたおばあちゃんは何とも可哀相でした。

膵臓癌、肺癌、肝臓癌の高齢女性。いずれも娘さんがいつも付き添っていました。
高齢で悪性腫瘍の場合、予後(余命)に対して家族の受け入れはまずまず良好なケースが多いように感じました。

肺癌で亡くなった60代の男性患者さん。
当院には腹部症状で通院されていましたが、いつも淡々とご自分の治療(放射線治療と抗癌剤)についてお話ししてくれました。
抗癌剤は効いていないようだ、自覚症状も少しずつ悪化しているようだ。
診察室ではあまり悲観したような素振りも見せていなかったのですが・・・。
毎月通っていたのが、2か月ばかりお顔を見ないと思っていたら、奥様から「主人は亡くなりました、お世話になりました」と。

まだ存命ですが、前の病院時代からかれこれ20年以上のお付き合いの肝硬変の患者さんは自力で通えなくなってしまったため、本人の希望で家の近くの病院へ紹介しました。
このほかにも認知症の進行や高齢化に伴い、自宅での生活が困難になり施設に入所していく方も何人かいて、もう二度と会えなくなるっていうのは何だか切ないです。

それでも一年を振り返るにはこんな静かな夜はもってこいです。
今年が割といい年であった人、それほどでもなかった人も、来年が少しばかりいい年でありますように。

年明けは7日(月曜日)から診療を始めます。

2018.12.24  クリスマスイブは達郎、それともサザン?
外では冷たく強い風が吹く中、クリスマスソングメドレーを聴いていました。
ワムからユーミン、達郎へと。
「ラーストクリスマス、ほにゃらら〜」って口ずさんでいたのは多分30年以上前だったような。
そして、「雨は夜更け過ぎにぃ、雪へと変わるだろう、ホリーナイッ、サイレーンナイッ」って歌っていたのも30年以上前のことでしたね。

この時期だけのメドレーをずーっと流しておりましたが、来年からはこの時期に祝日がなくなってしまいますのでちょっと寂しくなります。


先ごろ、来年の予算案が100兆円を超えたというニュースが出ておりました。
昔は大蔵省(今の財務省)から金額の語呂合わせが発表されていたように記憶していますが、いつのころからか消えてしまいました。
お堅い大蔵省のちょっとした遊び心が出ていてなかなか面白い習慣だと評価していたんですけどねえ。

人口は減るけれども使うお金は増えてくるのはある程度は仕方ないのかもしれません。だって年寄りはお金がかかるし、物も古くなったら修理が必要だし。
社会保障だけでなく、教育、公共工事、オリンピック関連等々、国を運営するためには当然お金がかかります。
そのためには税金を集め公債を発行し収入を増やす必要があります。

普通、何かの事業をするには必要なお金を準備しておきますね。
この時、決まって出てくるのは「財源」という言葉です。

社会保障費を増やすための財源は消費税、高等教育や少子高齢化のための財源も消費税。
国家強靭化、これに伴う公共事業の財源は建設国債ですか?
オリンピック関連予算の財源は?東京都と国と組織委員会が押し付け合っていますがどうするんでしょう。

これらについての議論は非常にうるさく、時には細かく議論されるし、国は出し渋ります。

しかし、防衛費についてはアメリカの言い値で購入する大盤振る舞いです。さて、財源はどこから?
それについてはどこからも文句は出てきませんで、「しょうがないよね」の一言でスルーされているように見えます。
中国や北朝鮮の脅威があるから?

北方領土問題もなかなか進展が見られない中、プーチン大統領からきつい一言を頂戴していました。
「日本に主権はあるのか」


もう一つ。

皇室や天皇制を語るっていうと、ともすれば右翼系、国粋主義者とのレッテルを張られる時代がかつてはあったように思います。
僕は日本の皇室制度について細かいことまでは知りませんが、天皇制の存在については肯定的ですし、国民の多くに支持されていると思っています。

さすがに今時、「天皇は現人神だ」っていうような戦前回帰を主張する人もいないでしょう。(もしかしたらいるかもしれませんね)
昨日の一般参賀のニュース、その前の陛下のお言葉を聞くにあたって、今上天皇はこの30年間で皇室と国民の間にとてもいい関係(開かれた皇室、国民に寄り添う皇室)を築かれたんだと感じました。
戦後の節目での慰霊の旅や被災した住民への慰問、これらは本来のお仕事ではないと思いますが、常に国民のことを思ってくださる姿には頭が下がります。

「沖縄の人々に寄り添う」と何度も空語を繰り返すだけの誰かさんとは全く違うんですね。

このたびの陛下のお言葉の最後の方に、皇后様への労いのフレーズがありました。
国民の一人であった皇后様を60年間にわたり、自分の人生の旅に付き合わせたことに対しての感謝のお言葉。

これにはなぜか涙がこぼれてしまいました。

年を取ると涙もろくなるんですな、これが。

2018.12.22  暖かい冬至の午後に思う
今日は月に一度の半ドンの土曜日でした。
午後からはちょっくら買い物に出かけたり、来週の診療の準備をしたり、年賀状を書いたり・・・。
そうこうしているうち、家にたどり着いたのはいつもと同じくらいの時間で、既に真っ暗。

これで今年もあと1週間を残すのみとなりました。
ここで、当院での今年の漢字1文字をドドーンと発表しましょう。


「新」

あれ、新人が入ったのはもっと前だったんじゃないの?ってのは言いっこなしで。
今年の5月にレセコンが新機種になったのを皮切りに、心電計も急遽新しいものに入れ替わりました。
他には院長の車が新しくなりまして。お下がりは娘へと。
内視鏡も新しくしましょうと散々勧められましたが、そこまでは手が回らず次年度以降へ。

次にクリニックにおける3大ニュース。
一つ目は6月のお伊勢参りかな。
信心深い7名が雨の中、お伊勢さんへ馳せ参じました。日持ちのしない赤福を買って、おかげ横丁では僕だけはぐれてしまったり、すき焼き風松阪牛を食したり。

二つ目は4月の診療報酬改定に伴う診察厳格化
一部の患者さんにはあまり評判がよくないのですが・・・、詳しく書くと色々と問題のある事項ですので。
外来が混んでくると結構辛いです。

最後は、つい最近飛び込んできたニュースです。
今は公表できませんが、そのうちにわかると思います。(年明けにはアクションを起こす必要があるでしょう)
不祥事ではありませんのでご安心を。
「まさか」っていうことで、激しいショックを受けました。魂が抜けるようなっていうのはこんな感じなのかな?


平成という時代も30年、僕の医師として過ごした時間も平成と共にありました。
昭和天皇が崩御された昭和64年1月は国試に向けて勉強していました。
当時のことはあまり思い出せませんが、モノクロのテレビの映像を見ながら来るべき新たな時代を夢見ていたのかなあ。

24歳の自分は昭和という時代を生きてきたという自覚がこれっぽっちもなかったので、昭和の終わりを我が事のように思わなかったんでしょうか。
ただ、今振り返ってみると、たかだか昭和を24年間生きてきただけですが、考え方、生き方は昭和の人間だと感じます。決して平成の人間ではないと。

それでも平成という時代は自分にとってそんなに悪くないものだったと思うようにしています。
多くのことは平成から学んだし、経験も財産も平成という時代で得られました。
しかし、俯瞰すれば日本という国(僕も含めた日本人)はこの30年間で非常に劣化してしまったと思わざるを得ないですね。

一言で言うと、「品性の劣化」っていうやつかなあ?
価値観だとか、物事を決定する際の優先順位だとか、正義感だとか、矜持だとか・・・、人のことは言えないけれど。
国のトップ(とされる)の顔ぶれを見ても、藤原先生のおっしゃる「品格」というものがそこには見いだせないんですね。

そんな寂しい夜には、「聞かせてよ」、「雪風」、「若葉」などを聴いて寝るとしましょう。

2018.12.16  ポケベル、そして自由
ポケベルのサービス終了というちょっと前のニュースについて。
社会人として平成元年に初めてポケベルなるものを持たされました。
病院内では院内専用のポケベル、病院外では自分のポケベル(外ベルと呼んでいました)を持って呼び出しに備えていたんですね。
当時の外ベルは県外に出ると電波が届かないとされていて、東京などに出かける時は一々モードを変更する必要がありました。

もっとも、研修医の頃は東京に出ることなんてなくて、殆どが県内でうろうろしていましたので県外モードにする必要はなかったんですね。
ピーピーピーとポケベルが鳴ると呼び出された病棟の番号(4桁)が表示されます。
近くの公衆電話や自宅から病院の交換のおじさん(これが茨城訛りが強くて)に、「〇〇〇〇で呼ばれているんだけど、繋いでください。」と言うと、
「ちょっと待っててねぇ」なんて言われて、病棟に繋いでくれたものでした。

これは友人との夕食や遊びの待ち合わせにも散々使いまして、研修医(レジデント)の部屋から外にいる仲間に連絡を取るための便利グッズでもあったんですね。

当時、ポケベルはエレベーターの中とか地下にいたりすると電波が届かないなんて言われていまして、黙って遠く(県外)に遊びに行ってたまたま連絡がつかなかった時、
「多分、地下にいたので繋がらなかったんじゃないでしょうか。」という言い訳をしていました。

ポケベルからPHS、そして携帯電話へ、時代とともに進化していくのですが、僕らはこういう便利な機器を手に入れるのと引き換えに「自由」を失ってきたのではないかと、そう思ったんですね。
ポケベルを持っていない時、自宅から外へ出てしまえばその人とは連絡の取りようがありません。
暫く一人でぶらっと家を空けて誰とも連絡を取らない、そこには誰からも縛られないという「自由な時間」が得られていました。
「麻雀やろうと思ってたのに、家にも学校にもいないぞ、どこに行ったんだろう?」
「そのうち帰ってくるんだろう、他の奴探そうぜ。」なんて会話も成立していました。

会社員だって、ポケベルを持っていなければ、一歩会社から出ればどこに行っているのかわかりませんでした。
真面目に得意先を回ってなくて、喫茶店でお茶してても、映画館で映画を観ていてもそんなのわかりっこないんですから。

しかし、いつでも連絡ができる、ましてやGPS機能付きの携帯電話を持たされた暁には・・・、会社の「奴隷」、「犬」みたいなものになっているんじゃないかと。

縛られることに快感を得ているような社畜の方もいるんでしょうけど、一旦手放した「自由」はもう二度と取り戻すことはできないんじゃないかな?
多分、携帯電話の電源を切ることのできる生活、若しくはそういうポジションに就くことで「鎖」から逃れ、「自由」を手にすることができると思います。

ぼくもこういう仕事をしている限り、携帯電話という重い鎖を足に着けているのですが、自由を取り戻すのにはあと何年かかるんだろう。
ポケベルサービス終了のニュースからこんなことを考えてしまいました。


これに関連して感じたのは、効率、スピードを追い求めることは果たして人間を幸せにするんだろうかってことです。

昔は泊りの出張も今では日帰り、そして多くのビジネスマン(今ではビジネスパーソンって言うのかな)は新幹線の車内でノート型パソコンを開いています。

機械化で便利になれば人間は余裕ができて楽になると教えられたのは全くの嘘、余った時間は別の仕事をさせられることになっています。
効率が良く、他人より早く仕事を処理できる人には、「君、余裕だね。もっと仕事ができそうだね。」って次々と仕事を押し付けられてしまう。

生産性の向上を目指す、、効率至上主義、一切の無駄を省く、これらは非常に素晴らしいことではあるんですが・・・、
「君は今、幸せかい」と聞かれたら、答えに窮するかもしれません。

2018.12.15  政府の得意技
そろそろインフルエンザの流行も始まったという報道もあり、それと同時にワクチンも終了の時期を迎えました。
昨日、今日で打ち止めかな?と内心予想しておりましたが、意外にもまだ余裕がある様子で、来週以降も希望される方には接種できそうです。
ただ、もう入荷するのはよしておこうかと・・・、余ってしまったら困りますからね。

産業革新投資機構(JIC)と経産省の喧嘩、というかトラブルについて。
同時期に報道されている「妊婦加算」の件はスケールも大きく違うのですが、どことなく似ている気がしています。

どちらも見事な「梯子外し」の構造です。
まずはJICと経産省の方から。
報酬があまりにも高額だという報道が出たことに経産省側が過剰に反応し、これまでの約束を白紙撤回しました。
これにJIC側は反発して、取締役9人が辞めちゃったという流れですが、これは第三者からみてもJIC側に理があるというしかありません。
報酬が適正かどうかは素人目にはわかりませんが、(庶民感覚では高いと思っていますが・・・)一旦決めたことをご破算にするのって、どっかの国のことを非難する資格はないと思います。
恐らく、ゴーン元会長の件が伏線としてあったのではないかと。

しかし、田中社長の「たとえ報酬が1円でも引き受けた」っていう言葉には笑わせてもらいましたけど・・・。

一方、「妊婦加算」ですが、今回の診療報酬改定で密かに決まっていました。
ただ、妊婦加算があるから特別に丁寧に診る、加算がない人は適当に診るってことは、普通しないんですけどね。

妊娠していると出せない薬、授乳していると出せない薬っていうのは確かにあります。
また、既往歴で禁忌とされているもの、過去にアレルギーが出たもの、薬の相互作用で併用禁忌のものというのもあって、結構大変です。
妊婦さんだけが特別っていう「妊婦加算」という報酬は何だか変な感じがしていました。
いっそのこと、「授乳加算」、「アレルギー加算」だって取ってもいいんじゃないの?って。

しかし、これも患者さんからの問題提起から厚労省が動き出したっていう構造です。

一旦認めたものを誰かから何か言われたから白紙に戻す、撤回する、というところがJICの件と似ているのかなって感じたんですね。

制度を決めて運用したけれども、「あまりよろしくないので見直します」っていう態度は間違ってないと思います。
ただ、それが誰かに忖度したり、ただの人気取りのためだったら、「やってらんねえよ」ってことになりはしないかと・・・。


実は僕も「妊婦加算」で失敗例があります。インシデントレポートものです。
ナウゼリンという薬を妊婦さんとは知らずに処方してしまいました。
あとで聞いた時には、「エッ、診察室では妊娠しているなんて一言も言わなかったじゃない。」
と言ったのですが、会計ではしっかりと「妊婦加算」を頂いていたんですね。妊婦さんだと知らなかったのは僕だけ。
僕と事務のコミュニケーション不足によるものでした。幸い、大事には至りませんでしたが。

2018.12.09  あたふたしたやんか、の第二弾
昨日も大変な混雑ぶりでした。(11月24日ほどではなかったのですが・・・)
10時にはあっという間に予定本数に到達(120人分あったんですが)してしまいました。

その後も電話での問い合わせがありましたが、「申し訳ありませんが終了してしまいました」とお断りすることになりました。
また、一般診療の方は一旦自宅に戻られてから出直していただき、11時過ぎから本格的な診察に移るという羽目になりました。

予防接種のビッグウェーブ、それに続く一般診察の小さな波。これが土曜の診察風景だったんですね。

それもこれもワクチンが足りないせいでして、11月の出荷分が絶対的に少なく、12月分も小出しなんですね。
どこの医療機関も同じ状況だと思われ、予約が取れないのではないかと。
それでも国はこう言うんでしょうね。
「本数は充分に足りている」、「批判には当たらない」なんて。(某官房長官のように)

そうこうしているうちにインフルエンザが流行ってきそうな様相です。(先週も出てました)


出張ワクチン接種と忘年会も無事に終わって、あとは業者さんによる院内清掃と自分らでやる清掃作業を残すのみとなり、徐々に年の終わりが感じられるようになりました。
昨日あたりから急に寒くなり、同時に僕の懐も寒くなってまいりました。(なんでだろう?)
皆様におかれましては風邪などひかぬようお気を付けください。

2018.12.01  もう師走
今日から12月、毎年感じていますが、月日の経つのは早いです。
今年は少し暖かくて、一層「12月感(そんなものがあるとすれば)」を感じられません。

掃除をして、年賀状を書いて、っていう作業はもう少し後になりますが、お歳暮も届き始めていますし、喪中はがきが何枚も届いております。

外来をやっていると、次の受診日を想定しながらお薬の日数を調整するのですが、先週あたりから
「次はお正月に近いから少し長めにお出ししましょうね。」なんて言って、年明けまで持つように処方しております。
しかし、睡眠薬系はこれができないんですね。だから、
「年内にもう一度いらしてください。」ってことになります。


ワクチン不足も深刻ですが、インフルエンザの患者さんがちらほらいらっしゃいます。
今週、恥ずかしかったのは、
僕「咽頭炎による発熱ですね、お薬を出しておきます。」
患者さん「でも、検査をやって頂けませんか?」
僕「あんまり流行ってないし、多分違うんじゃないかなあ。」「念のためにやってみましょうか。(渋々)」
と言いながらも普通の風邪薬の処方(ロキソニン3錠、トランサミン3錠など)をカルテに書いておりました。

すると1分もしないうちに、スタッフから
「先生、すぐに出ましたよ。(クスッ)」

僕「申し訳ない、Aでした。ゾフルーザを飲んでください。」
と言って、今書いたばかりの処方をチャチャと消して、
ゾフルーザ2錠 1日分
カロナール2錠 7回分
と書き直していました。

どこでもらってきたんだろう?



秋篠宮様について。
秋篠宮様のご発言が非常に重く受け止められていて、僕自身も殿下に対する認識が少し変わった(いい方に)口です。
また、僕とは年齢が一つ違いだったのも初めて知りました。
天皇陛下の次男で、言い方は悪いのですが、「少しのほほんとした」という印象を抱いておりました。
しかし、今回の誕生日に際しての会見では慎重に言葉を選びながらもしっかりとしたご自分の意見を話されていました。
長女の眞子様の件はどちらかと言えばゴシップ的な下世話な話題となっていて、あまりいい気分ではないんだと思われますが、
これで先方が何らかのアクションを起こさないのであれば・・・、もう破談は決定的なのかな?

政教分離の件(大嘗祭)については詳しくないので言及を避けておきます。
ただ、皇室の方の考え方がどういう形にしろ我々の耳に届くというのはとても良いことだと思った次第です。
宮内庁作成の原稿があって、その通りにお話しするというものではなく、生身の人間が自分の言葉で、多少オブラートに包みながらでも政府と違うお考えを仰るというのは
「いいね!」



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