独り言


2018.10.27  ドラフト
やはり今週はこの話題でしょうか。
僕も毎年ドラフトをやっています。(何の?という質問は、直接聞いてください)

ドラフトってとても楽しいイベントです。
選ばれる当事者にとってはたまったもんじゃないんですけど、見てる側としてはワクワクドキドキです。

とりわけ今年のプロ野球ドラフトはとても面白かったです。
根尾、藤原、小園の高校生トリオにいくのか、東洋大や日体大の即戦力投手にいくのか。
丁度その日は予定があり、1巡目の途中で家を出ることになりましたが、帰った後、結果を見て色々思うことも多々ありました。
「中日、ロッテ、西武は良い指名をしたなあ」とか、「阪神は相変わらずだなあ」とか。

しかし、他のスポーツにおいては新人の入団に関してこれほど話題になることが少ないのはなぜだろう?
野球にも負けず劣らず人気スポーツであるサッカーもこういうイベントがあってしかるべきであるんですが、なかなか話題になりません。

ドラフトというイベントは指名前、指名中、指名後の反省会まで楽しめますね。
僕らがやっているドラフトも当日が最高に盛り上がります。指名に至るまでの経緯とか、相手との駆け引きとか。
そして、その後の結果(活躍できたかどうか)で自分の判断(相馬眼)が問われます。
「どうしてあんな指名をしたんだろうか?」、「もっと下位でも指名できたんじゃないか。」、「くじ引きでは左を選べばよかった。」等々。
仮想現実なゲームですが、野球のドラフトと相通じるものがあります。

今回の野球のドラフトでも、これが成功したかどうかの判断は自ずと3、4年後にはわかります。
個人的には根尾、藤原クンは確実に本物だと思っています。ただ、吉田クンは懐疑的ですが。

ドラフトという制度は選ぶ球団、選ばれる選手の関係を代えてもいいんじゃないかと思ったりして。
今の制度は球団が意中の選手を指名して、競合する場合は球団がクジを引く形式になっていますが、これを選手に引かせるという方式にしてはどうかと・・・。
必ずしも希望していない球団に行くことになっても、球団が選ぶより自分がクジをひいたのであれば納得できるのではないかと思うんですよね。

秋本番ですが、今日の外来は結構キツかったです。
インフルエンザワクチンの希望者が多くて・・・。
まだ10月なんだけどなあ、って思いながらも接種していました。
以前(結構前)は予約制でしたが、今は「来るもの拒まず」です。
うちはインターネット予約をしていないので、予約係(電話係)の事務さんの負担が大きくなることからある年を境に予約を廃止しました。
予約変更の繰り返し、ドタキャンなんかがあって、精神衛生的にも良くなかったですから。

今年もワクチンの量が少なめ(現時点では)なのでこの先どうなるかは不確定です。
こんなワクチン行政はこりごりなんですけどねえ・・・。

もう一つ、秋服のこと。

僕だけかもしれませんが、秋に着る服がないんですね。
冬、夏の服に関してはそこそこ揃っています。
しかし、春や秋に着るものがありません。
全くないのではなく、お洒落なもの(薄手のコートやらジャケットの類)がなくって。
秋用の服を買うのが勿体ないという意識が大きいんだと思います。
夏が終わって、10月、11月のたった2ヵ月のために特別な洋服を用意するという感覚がないんでしょう。
冬物は少なくとも3か月間は着ますからある程度ちゃんとしたものを買おうとします。
夏物はとりあえず、半袖ならばオッケーみたいな感じで。

特に田舎に住んでいて、家とクリニックの往復だけの生活だと、洋服に頓着することもないので、いつも同じようなズボンと上着を着て車で移動することになります。
スーツを着る習慣もなく、いつもカジュアルな普段着ですから。
コート?10年以上前に買ったかな?全然着てないような。

先日、会合に出なくてはならなかったときに、「はて、何を着て行けばいいんだろう、何もないや」ってことになりまして。

早く冬にならないかなあ(笑)。

2018.10.20  終戦
あまり秋らしさを感じられないまま、10月も既に半分が過ぎてしまいました。
微かな望みを抱き日本シリーズのチケットを予約し、抽選にも当選して、10/27、28は娘と観に行く予定でしたが、昨日が終戦記念日となりました。


東京オリンピックのボランティアの募集が始まっていますが、予想以上に応募者が多くて、既に予定人数が確保できたというようなニュースを目にしました。
当初の、「やりがい搾取」、「学徒動員」、「ブラックボランティア」というようなネガティブなキャンペーンもなんのそのでした。

ただ、応募者の年齢層は50代、60代の方が多いようで、こちらにも驚きとともに、「まあ、そうかもな」っていう印象も抱きました。
2年後の未来の約束をできる層って、あんまりいないような気がするんですね。

無償でもいいよっていうある程度余裕のある人、10日間という時間的にも融通の利く人はリタイアしたような中高年にこそもってこいの条件だったんですね。
もし仮に僕がそのような立場の人間であったとしても、五輪のボランティアには参加することはないでしょう、多分。
ボランティア精神がないのではなく、商業的なイベントに無償で奉仕するほどお人よしではないってことなんですね。

先日、本間龍氏の「ブラックボランティア」を読んだ後でもあり、無垢な学生にはこんなボランティアには参加してほしくないと思っていましたので少し安心しております。


片山さつき氏のスキャンダルが今週の週刊誌に出ておりました。
当該者は100万円を渡して口利きを依頼したんだけど、結局はうまくいかなかったので、週刊誌に事の顛末を暴露したようなんですが・・・。
これを受けての片山さんの弁明は、「事実誤認」だそうです。

「事実無根」ではなく、「事実誤認」。
物事を誤って解釈しているのはあなた方です、って言いたいんでしょう。
そうなのかなあ?僕らが間違って認識しているんでしょうか?
天下の東大を優秀な成績でご卒業した超エリート女史ですので、僕らボンクラたちの頭では到底理解できないようなロジックがあるんでしょう。

昨今、政治家の皆さんってこういう物言いをしますね。
「不愉快な思いをさせたとしたら申し訳ない」、「誤解を与えたとしたら・・・」なんて言い草です。

素直に「不愉快な思いをさせて申し訳なかった」って言えばいいんですが。
私はそういうつもりは全くないんですよ。あなた方がそう受け取ったようだから(誤解しているようだから)仕方ないから謝っておきますけどっていう気満々です。

言われた方は一層不愉快な気持ちを抱きますね。

多分、「謝ったら負け」、「謝ったら死んじゃう病」に罹っている人なんじゃないかと思っているんですけど。
「潔さ」、「誠実さ」、というものが美徳とされた時代は確かにあったはずでしたが、いつの頃からか日本人の心から、言葉からはそういったものが失われつつあります。

「真面目」だったり、「正直」だったり、「実直」だったりすることが格好悪いとシニカルな目で批判し、変に斜に構えたり、物事には裏があって自分は全てわかっているんだよっていう態度を取ったりして。
時にはニヒリズムに世を儚んだりして。

個人的には、小泉、竹中、橋下、堀江氏あたりからかなあって感じています。

2018.10.16  消費税
来年10月から消費税は10%に上がることになっているようです。
「いるようです」と何だかぼかしているのは、これまでも何だかんだ言い訳して延期をしてきたので、「二度あることは三度ある」と疑心暗鬼になっているんですね。
今度こそ、「三度目の正直」で上げるのか見ものです。

しかし、消費の冷え込みを防ぐ目的で色々な施策を講じるようなんですが、そんなことしたら税収が期待してたほど上がらずに何のための消費税アップなんだかわからなくなるんじゃないんでしょうか。
前回の5%から8%へのアップで社会保障はどれだけ充実したんだろう?
3%アップしたからこれだけの被害で治まっているんだよ、あのままだったらもっと大変なことになっていたんだよって詭弁を弄するんでしょうか?

取り敢えず、来年の10月までにどんな「リーマンショック級」の危機が訪れるのか心待ちにするとしましょう。
そして、10%へのアップは再延期となり、国民は大喝采、参院選で勝利、てなストーリーを考えているんですが・・・。これは筋の悪い三文芝居かな?

2018.10.13  超大型連休
来年の5月1日、皇太子さまが新天皇が即位されることに伴いこの日が祝日になるそうです。これにより、4月27日から5月6日まで10連休になるみたいです。
うちは土曜日が通常診療ですので、最大でも9連休になるのかな?
職員はニコニコ、院長は真っ青。
スタッフの勤務表は1か月のうち半分以上が休みとなることでしょう。この月だけ日割り計算にしたい(冗談)。

多分、どこかで休日当番医が当たるのではないかと踏んでいますので、連休中の全てが休みになるとは思っていないんですけど・・・、さてどうなりますことやら。
それに、来年の内科学会は丁度その頃に名古屋で開催されることが決まっていまして、これに参加するとなると、移動手段や宿泊先確保なんかが結構大変かも。(多分、日帰りなんだろうなあ)

GWの頃って四季の中で最もいい季節で、多くのイベントも開催され、関連の業者さんたちは盛況でしょうし旅行業も凄いことになるんでしょう。
しかし、この大型連休は国民の生活にとって大きな影響が出るのではないかと思っています。

年末年始の連休は役所関係では最大で6連休(12/29〜1/3)くらいかな?大病院も同じくらいです。企業だと9連休10連休もありますが。
お盆休みについては公的機関は無関係で、病院も通常に開いています。
銀行だって1週間連続で休むことってこれまでなかったと思います。

しかし、今度の10連休は役所も完全に休み、大きな病院も基本的に通常外来は休診で救急外来だけ、クリニックも当然休みです。
工場も稼働するところはごく一部でしょうし、頑張ってやってくれるのはサービス業くらいでしょうか。

医療関係での問題としては、10日間は予定の手術、検査、抗癌剤の治療等ができません。この前後に無理やり押し込みます。
抗癌剤のプロトコールって3週間から4週間が1クールとされています。どうするんやろ。
心カテもオペも全て緊急。オンコールの先生、麻酔医、オペ室ナースを呼んで、病棟では文句を言われつつ患者さんを受け入れてもらう・・・。
お休みが長いのも痛し痒しかも。

うちですか?まずは市からの当番医の割り当てが決まってからどういう体制にするかを決めましょう。

2018.10.07  CM
今年最後の真夏日を堪能すべく、朝から洗濯、そして布団を干してクリニックへ。
前日のデータチェックなどすることが主な目的ですが、検査会社からのデータ配信がされておらず、「何のために来たんやねん」。
先日も、「システム障害」の名のもとに前日分のデータ配信が翌日の夕方になって漸く届くっていうトラブルが起きています。

まあ、他にもやることがあったので、全くの無駄足にはなりませんでしたが、いつもより早めの帰宅となりました。


今回の改造内閣のキャッチフレーズが「全員野球内閣」だそうで。
これ、どうして野球なんでしょう?
「全員サッカー」、「全員バレー」、「全員バスケ」、「全員ラグビー」なんかでも良さそうなのに・・・。
どの団体スポーツも各々ポジションが決まっていて、果たすべき役割も決まっているので、「適材適所」で配置するのに申し分ないと思うんですけどね。
それに来年はラグビーワールドカップが日本で開催されるし、2年後のオリンピックの組織委員会トップの森元総理の顔を立てて、「全員ラグビー内閣」でも良かったのでは・・・。

それとも思考がおっさんばかりだから、「野球」なのかな?
もしかしたら、野党がへなちょこ左腕ばかりなので右バッターを揃え、左腕の攻略の鉄則は右打ち(セカンドの頭、右中間を狙う)ですので、それをイメージしているのかな?

甘利さんや麻生さんがいることで野党からの追及の格好のターゲットとなりそうですが、この人たちなら満塁のピンチを迎えても何とか無失点で凌げると考えているのだとしたら素晴らしい人選です。


普段からあまりテレビを見ないのですが、最近のCMで割と気に入っているものがあります。
それは、「ハズキルーペ」
僕は、商品名を連呼するようなものって好きじゃなく、ドラマ仕立て、ストーリー性のあるもの、ちょっとひねりがきいたものっていうのが好きでして。
前の渡辺謙さん菊川怜さんの作品を継いだ形になっている今回の作品はなかなか面白く見ています。
最近、細かい文字(特に数字)が見えにくくなっているので、使ってみたいです。

他には、「三菱UFJ信託銀行」のCMも物語性(連続性)があって好きですね。特に柳沢慎吾ちゃんの演技がいいです。
これは「ふぞろいの林檎たち」を重ねて見ている自分がいるのかも・・・。
しかし、本当なら真田広之じゃなく、時任三郎なんだけどね。

テレビではCMの時間も短く、色んな制約(視聴者からのクレーム)がある中で面白いCMを作るのは大変だと思いますが、あんまり目くじらを立てるのはどうかと。
ポリティカル・コレクトネスが叫ばれる現代ですが、どうも生きづらい世の中になっている気がしてなりません。

一方で、ラジオCMにはテレビCMより時間が長いものがあって、それも面白いものがありますね。
金鳥のCMがこれに当たるんですが、今年は変わってしまいましたが、昨年までのものはとても良かったです。
田舎の中学生の甘酸っぱい恋愛感情をドラマ仕立てにして、2年連続で流していました。

東京ガスも泣かせるCMとして良い作りになっていると思います。

実際に本当に泣けたCMだったのは、JR九州が九州新幹線の開通に合わせて作ったCMのロングバージョンでした。これはYou Tubeでしか見れませんでしたが。
これは自分が九州生まれだったからかも・・・。




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