独り言


2018.09.30  台風なので
台風の影響で今日はゆっくりと事務作業に従事できました。
本来であれば今季最終戦を見に行く予定でしたが、帰りの常磐線が不安だったので出かけるのは取りやめてチケットは都内にいる子供にやってしまいました。
どうせ今日も負けちゃうでしょうし、
CSにも行けそうにないし・・・、なんて自分にも言い聞かせて。

家でゆっくりするもよし、クリニックで雑用をするもよし。

先ごろ、人手不足のために郵便配達を平日のみにすることを検討しているというニュースがありました。また、3日以内に配達するという取り決めも緩和するような流れもあるようです。
これは民営化の弊害なんでしょうか?または働き方改革の一環なのでしょうか?

郵便料金を上げて上昇する人件費を賄いましょう、そしてサービスも維持しましょう、であればわかります。
しかし、料金は上げました、でも人手は足りません、だからサービスを落とします、というのはどうも合点がいかないですね。

民営化することによって、これまでのようなお役所的な意識を払拭し、もっとスピーディーに、そしてサービスを向上することが目的の一つだったように思っているのですが。
仕事は平日のみで土日は休み、配達もゆっくり。昔のお役所仕事(悪い意味での)になってしまいそうです。

全て国営(公営)が望ましいとは思いませんが、社会的なインフラ(交通、電気、ガス、上下水道、通信など)に関してはサービスの維持として公的な資金で支えることも必要ではないかと考えています。
仕事の割に給料が少ないために就職する人が少ないタイプの人手不足なのか、いくら給料を上げても働き手がいない人手不足なのかがわかりません。
もし後者であれば、我々利用者はサービスの低下を黙って我慢するしかないのでしょう。

2018.09.24  連休の恩恵に与り
2週連続の連休です。1週おいてまた連休がありまして、ハッピーマンデーなる制度は果たして喜ばしい事なんだろうかと改めて思ったりして。
自分としては連休になることで土日が有意義に使えます。(遅くまで起きていられる、深酒できる、etc.)
しかし、学校の時間割、病院の予約外来では不都合が起きていると聞きます。

制度改革(変更)には必ずメリットとデメリットがあります。恩恵を受ける人と迷惑を被る人がいます。
変更する前には殊更メリットを声高に訴え、デメリットを少なく見積もる傾向があるのは世の常です。だって、そうしないと導入できないから。

医療業界でも、ある新薬や新しい治療が導入された場合、その後の評価をすることが必須です。
治験での治療効果が〇〇%だったけど、発売後では△△%でした。
治験では副作用発現率はこれくらいでしたが、発売後は意外にもこういう副作用が見られました、なんてことは市販後調査としてメーカーさんから報告があります。
抗癌剤の治療効果や先進医療の治療に関しても治験での数字がどうだったのか、実際に保険適応となった後どうだったのかということは検証します。

しかし、国の政策っていうのは検証が不十分というか、全くなされていないように感じています。
「やっちゃったもんは仕方ないよ、その時の判断だったんだから」、「その時の責任者はもう退職していたり、他の部署に異動しているから責任の取りようがないよ」、「前の政権がやったんだから知らないよ」
よくあることですね。

さて、ハッピーマンデーは制度として成功だったんでしょうか?まあ、何をもって成功か失敗かを判断するのは判りませんが・・・。どうせ「経済効果」を持ちだすんでしょうが。
また、プレ金はどうなの?

日本の伝統とか、文化を重んじる「保守」を自称する方々には是非ハッピーマンデーなどという愚策は止めて、本来の祝日の意義を将来を背負う若者に啓蒙して頂きたい。(笑)
でなければ2/11だとか、11/3もハッピーマンデーの対象にすべきですね。

で、僕の連休は。
故人を悼む2日間となりました。
義母の墓参り、そして学生時代に大変お世話になった方の告別式がありまして・・・。

2018.09.22  忘れ物
患者さんはいろんなものをクリニックに忘れていきます。
よくあるのが、傘ですね。年間に3-5本のペースです。ハンカチやタオルの類も多いです。
これらはそのまま取りに来ないケースが殆どですね。1年間くらいは保管していますが、その後は処分しています。

時計やアクセサリーも置いていく方がいらっしゃいます。診察時に外してしまい、脱衣かごの中にそのまま残っています。
大体は後日取りに来られたり、問い合わせの電話があります。
しかし、先日時計をお忘れになっている患者さんがいましたが、まだ取りに来られていません。

携帯電話を忘れてしまう方もいますが、これは必ず連絡が入ります。年間1件くらいはあるかな?

たまに自転車の鍵、家の鍵を置き忘れてしまう方もいます。家の鍵だと帰ったときに家に入れないから困るでしょう。だから必ず連絡が来ます。
しかし、今でも自転車の鍵が残っているんですよね。

今週、変わった忘れ物がありました。
靴、男性用の革靴です。
駐車場に揃えておいてあったそうです。
多分、土禁(土足厳禁)の車だったんだと思います。靴を脱いで車に乗り込み、そのまま帰ってしまったと考えたのですが、今日になっても取りに来ません。
今週は雨が多かったので、濡れないようにクリニックの下駄箱に保管してあります。
早く取りに来てくれるといいな。

お金も時々置いて行って下さる方がいらっしゃいます。
10円玉とか100円玉で、シートの隙間に入ってしまったんでしょう。これは取りに来られてもなかなか困っちゃいます。
「自分のものだ」って言われても確かめる手立てがないもんですから。

2018.09.15  ブラックボランティア
オリンピックのボランティアの件では予想通りの展開となっています。
巷では「学徒動員」とか、「国家総動員」だとか、散々な言われようです。
11万人のボランティアを募集するとのことですが、その募集要項があまりにもブラックすぎるんですね。
10日間以上、18時間、宿泊費、交通費は自分持ち。ボランティアですから当然報酬はゼロ。 

これに参加するのはやはり時間的に余裕のある学生さんが中心になるんでしょうね。
大学生は丁度夏休み中でしょうから、やってみたいっていう人は一定数いるでしょう。
しかし、いくら時間があってもフリーターは多分やらないと思います。(だって、同じ時間で働いた方がいいって考えるでしょ)
ただ、出会いを求める人はやるかも・・・。

協力企業からも若手が駆り出されることが予想されます。
彼らは有給や年休を利用しての参加になるんでしょうが、炎天下の東京で嫌々やらされる若手社員の皆様は本当にご愁傷さまです。
もしかしたら、そういう人たちは涼しい室内の仕事に振り分けられるのかもしれませんが。
 

大学には「ボランティアに参加したら単位を与えなさい」っていう要請が出たとか出なかったとか。
しかし、これはボランティア本来の精神にそぐわないと思うんですけどね。
ボランティアに参加すれば就活に有利になるとか、単位が貰えるとかであれば、学生たちはボランティアに参加するでしょう。また、参加せざるを得ない学生たちもいるでしょう。
内定とか単位っていうニンジンをぶら下げて強制参加させることは果たしてボランティアと言えるのだろうか?
また、見返りを求めない「無償の」ボランティアに対して非常に失礼な話だと思います。
多分、「あいつらと同じに見られたくない」って思うでしょ。 

ただ、就活の面接ではボランティアの経験を誇らしげにアピールすることがこれまでもよくあって、それが有利に働いていたんだと思います。
それが「真の」ボランティアだったのか、自分を良く見せたいがための「邪な」ボランティアだったのかの境界線を明確に引くことはなかなか難しいです。 

また、今回のオリンピックのボランティアに対して世間の目が厳しいのは、一部の関係者たちが金銭的に好待遇であるにも関わらず、下々の者にただ働きをさせようとしている姿が見えてしまうからなんだと思っています。
一方で、地震や水害などの災害ならば困っている人が沢山いて、避難を強いられている、家屋が倒壊している、物資が足りない、等々の人が映像で映し出されていると、
「何とかしてあげたい」、「少しでもお役に立ちたい」という気持ちが自ずから湧き出てきますが、たかが金儲けの商業オリンピックでは「真の」ボランティア精神は生まれにくいのではないかと思います。
 

「オリンピックは稼ぎ時だよな、人手不足っていうし、バイト代も上がりそうだから美味しそうなバイトを探そう」って考えるのが多くの大学生の本音なんじゃないかとおじさんは考えているのですが。 

2018.09.09  空飛ぶ車
久々にゆったりした休日。
洗濯物も早めに取り込んで、アイロンをかけた後、達郎さんのサンデー・ソングブックで竹内まりやさんの「セプテンバー」、「プラスティック・ラブ」なぞ聴きながら、9月を感じていました。


2020年代までに空飛ぶ車を実用化しようとトヨタなどが名乗りを上げているというニュースを目にしました。
ドローンでの宅配サービスも実用化していないのですが、これまた大風呂敷を広げたものだなあって感じたものです。
やる前からダメだダメだっていうのは避けたいのですが、個人レベル(商品ベースになる)で実用化するのは不可能だと思っています。

まあ、技術的に可能となったとしましょう。
しかし、法律的な問題をクリアするのは非常にハードルが高く、運転手の免許(やっぱりパイロットの資格がいるでしょ)、飛行する範囲など細かく決めなくてはならないでしょうね。
地上を走っている車との関係も問題だし(いきなり飛び立ったり、降りてくるの?)、近隣の住宅の上を飛ぶことで、騒音や墜落の危険性も問題ですよね。
オスプレイであれだけの反対運動が起きているのに、車がその辺を飛ぶんですからね。

もしかしたら、悪意のある運転手によるテロの可能性だってあるわけで。
通常の道路でしたら障害物で侵入を防ぐことも可能でしょうが、空からの侵入をどうやって防ぐのか?
また、警察車両も空をパトロールすることになると、どうやって追いかけるの?スピード違反はどうするの?とか。
暴走族みたいな連中に対してどうやって取り締まるんだろう?とか、挙げればきりがありません。
そして、間違って空中で車同士が衝突した場合、それが落ちてくるんですよ。

だから決して僕らが空飛ぶ車を購入して運転する未来なんて来ることはないと悲観的にみています。

恐らく、パイロット免許を持った一部の人だけが、発着場所とルートも決められた仕組みで運用されるだけかな?
少し小型で少し小回りの利くヘリコプターっていう役回りでしか実現しないように考えています。
予想が外れたら・・・、ごめんなさいです。

2018.09.08  北海道
北海道にはこれまでも何度も行きました。夏の北海道、冬の北海道、そのほとんどは旅行目的です。(学会発表のため日帰りというのも経験がありますが)
道南、道央、道東、道北とあちこち訪れました。
馬に会いに行き、乗馬もさせてもらい、メロンやジンギスカンを食べ、ウニやイクラ、イカソーメンも食べました。
函館では夜景を見て、札幌では時計台にガッカリして、小樽では裕次郎記念館を避けて観光しました。
旭川の動物園で童心に返り、美瑛と富良野の景色に心を洗われ、知床の遊覧船で最果ての風景を肌で感じ、襟裳岬まで行って何もないのを確認したりして。

そんな北海道にとてつもない災害が起こりました。
崩れた山肌、全道停電、陸の孤島と化した北海道の惨状にはとても心が痛みました。
少しでも早く、日常生活が取り戻せることを願っています。


お客様サービスセンターなどに電話をかけると、「この電話は今後のお客様サービスの向上のため録音させていただきます」っていう無機質なアナウンスが流れます。
会話を録音するぞって言っとけば、理不尽なクレームやら、恫喝が多少なりとも減らせるんじゃないかと思っているのではないかと邪推しているんですが・・・。
個人的には好きじゃないんですね、どこか性悪説に根差した考え方っていうか、電話をしてきた客は敵だ(敵かもしれない)ていう考え。

しかし、これまでの会話の録音によりお客様サービスの向上が得られたかどうかはこちらにはなかなかわかりづらいですね。
で、どうなのよ、コールセンターさん。

というのも、この4月からある契約の件で、その運用があまりスムーズでない事態が続いていたんですね。
契約を結ぶ時点でもスピーディーではなく、あまり誠意ある対応ではなかっただけにちょっと不信感を抱いていたわけでして。
「確認してみます」、「原因を精査しておきます」という空疎な言葉が受話器の向こうから流れてきます。
結局、不承不承電話を切ることになります。そして、残るモヤモヤ感。

一方で、医療機器メーカーの対応はとても気持ちのいいものです。
「その日の患者さんの診療に支障を来すでしょうから、早急に対応します」っていう気持ちがその言葉から伺い知れます。
遠隔操作してくれたり、電話で細かく指示してくれたり、時には車を飛ばして来てくれたり。
そんな方に対し、「こっちは保守契約しているんだから、やってくれるのは当然だ」っていう態度は決してとれません。

「すみません」、「ありがとうございます」、「いえいえ、どういたしまして」、「また何かあったら連絡してください」っていう会話が大事なのかなって思うんですね。

2018.09.02  雨のドライブ
久々にロングドライブと洒落たことをして参りました。
生憎の雨(朝は時折豪雨)と迫りくる腰痛と闘いながら2時間弱の運転で目的地に到着。
一仕事を終え、電車で帰還。

ちびまる子ちゃんの原作者、さくらももこさんが亡くなりました。
作中の時代背景はまさしく僕の幼少期とピッタリだったこともあり、大好きなアニメです。
大笑いというより、シュールな笑い、クスっと笑えるオチ、そしてホロリとさせられるエピソードなどがお気に入りでしたね。
サザエさんはもっと昔のおとぎ話のようである一方で、まるちゃんの方により強いシンパシー、ノスタルジーを感じていました。
「平成」が最後に近づきつつある中で、一つずつ「昭和」が終わっていきます。

子供も大きくなり、最近ではほとんど見ていませんでしたが、久々に見てみようかな?


自民党総裁選に出馬する石破さんのキャッチフレーズは「正直、公正」だそうです。
しかし、これが安倍さんへの個人攻撃に当たるだとかで、ひと騒動がありました。

本当に面白いですね。
まさか、安倍さんは嘘つきで不正ばっかりやっているんでしょうか?

これまでの国会の答弁の中でも政権運営は全て正しく、痛くもない腹を探られるような真似をしていないと正々堂々と仰っているのですから、何も問題視することではないはずですが・・・。
まさか、自分に何か疚しいことがあるので、殊更それを強調されると不利になるのではないかと心配されているんでしょうか?
多分、周囲の応援団が忖度して、こんなことになったんだろうと思いますが、このことで安倍さんは石破さんとは真反対の人間だっていうことを自分の側から表明したように感じます。

誰もあなたのことをとやかく言っているわけではないのに、勝手に自分の悪口を言われていると思って腹を立てている。
そういう場合、中立な人々はどう思うか?
「やっぱり、あなたには何か後ろめたいことがあるんでしょ」って。




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