独り言


2018.08.25  暑の戻り?
今週もまた暑かったです。
先週、秋の訪れを感じたのは、多分勘違いだったんでしょう。

21日に甲子園大会も終わり、晴れて大阪桐蔭が春夏制覇を成し遂げました。
非常に良い結果だったのではないかと思っているんですが、世間的には何だか・・・。
金足農業の健闘を貶すわけではないのですが、取り上げ方の差があまりにも大きくて辟易しているわけです。

以前にも書いたことがあるんですが、
「特進クラス」を作って、授業料を免除し優秀な生徒を集めて難関大学に合格させ、学校の知名度を上げようとする私立高校と、
「特待生」として野球留学させて甲子園を目指す私立高校にはそれほど大きな違いはないと思っています。

毎年多くの東大、京大、医学部合格者を出す高校は果たして地元学生だけを入学させてその成績を叩き出しているんだろうか?
例えば、開成高校から東大に入学した生徒と、地方の公立高校から東大に合格した生徒にその価値の違いを見出すことはできるんだろうか?

甲子園という舞台に立つためのルートとして、有力校に留学するのは有りだと思うんですけどね。
ここにブローカーと称される大人の影がちらついていますので、これを排除できるようにマスコミの皆様には頑張って頂きたいですね。


休み明けの20、21日あたりはどうも体が重く、一日のサイクルがしっくりこなかったのですが、幸いにも検査や診察が少なくて助かりました。
仕事をするのが当たり前の生活の中で、なまじ長期休暇を取るとリズムが狂ってしまいます。(じゃあ、休まなきゃいいじゃんっていうのはナシですが)
僕の場合、リフレッシュは2、3日で良いのかな?

学生さんたちはあと1週間で夏休みも終わりです。うちにも帰省している子供がいますが、あと1週間もすればお別れです。
去年まではこの頃にはトンボが飛んでいるのを見かけたものですが、今年はさっぱり見かけません。先週までは5回裏終了時にトンボを見かけたんですけど・・・。
そういえば蚊にも刺されることが少なく、草むしりをするときは助かりましたね。

そして夏休みは終わりますが、夏はまだまだ続きそうです。

2018.08.19  ポスト・ロングバケーション
夏休みも終わり、通常業務に戻っている方が多いと思います。
しかし、「こっちはお盆休みなんてなかったよ」っていう反論は大いに受け付けますよ。

お盆を境に関東地方は空気が少し変わってきたような、少し涼しくなったそうです。(あくまでも伝聞ですが)
僕もこちらへ戻ってきたときに、「あれ?そんなに暑くない」って感じました。
夜もエアコンをつけることもなく休めています。

甲子園もベスト4が出揃いましたが、休み中にはたくさんの試合を見ていました。
移動中のラジオでの聴取も加えるとトータルで223試合くらい見たり聴いたりしておりました。
その中でも印象的な試合がいくつかあって、
@星稜―済美戦:タイブレークの末、逆転サヨナラ満塁弾。
あれは星稜の自滅とも言えるもので、投手リレーの失敗が招いたものでした。星稜は過去の地方大会(小松大谷戦)でもこんな展開になることがありましたが、甲子園では逆にやられました。
A金足農―横浜戦、金足農―近江戦:金足農の終盤の逆転劇。
横浜は理想的な試合展開からまさかの一発にやられ、近江は球場全体の異様な雰囲気に潰された感じもあって可哀想でした。
かつての佐賀北の決勝戦(相手は広陵)や現中日の藤嶋くんのいた東邦(相手は八戸学院光星)の大逆転劇といい、高校野球って判官びいきっぽい雰囲気になることがあって、どうしても好きになれません。
 

大本命の大阪桐蔭も決して楽には勝たせてもらえない試合が続いていましたが、流石にタレント揃いですから順当に上がってきています。 
逆につまらなかった試合(失礼ながら)は、常葉大菊川―日南学園かな。
常葉菊川が完封勝利を挙げましたが、日南の無策ぶりだけが目立つ試合でした。

高校野球はこれくらいにして、今年の夏はちょっと遠出をして参りました。

モアイ像を見にイースター島に行ったつもりで、サンメッセ日南にあるモアイ像で我慢しました。



青島神社にも行って、鬼の洗濯板(正式名称は青島の隆起海床と奇形波蝕痕と言います)も見てきました。

続いて高千穂峡です。流石に一人でボートに乗る勇気はありませんで、写真を撮るだけに終わりました。
「日本の絶景」という写真集にも収められている綺麗な風景です。



他にも高千穂神社や天岩戸神社に天安河原などパワースポットと称される場所を巡ってきたわけで、何やらスピリチュアルなパワーを得たような気分がします。(本当かなあ?)

食の方では、宮崎牛もマンゴーも味わうこともなく、対面通行とトンネルの多い東九州道を北上することとなりました。

2018.08.10  夏休み前に
今日の診療が無事に終わり、明日からは夏休み。
「良い夏休みを」と職員に声をかけて一人診察室で、暫くぼーっとしておりました。
明日から約1週間の休みに入りますが、今回も帰省に充てました。
フレイルと言われる状態となった父の姿を見に行くのが主目的で、認知機能もチェックせねばならんのです。

80歳を超えてきますと、外来では父と同じくらいの年の男性患者さんと比較してしまうんですね。
「この方はまだまだ元気だなあ」とか、「父と同じくらいの衰え方かなあ」とか。

あと何回二人揃った田舎へ帰省できるのかわかりませんが・・・。

受付カウンターに、1冊の本が置いてあるのにお気づきでしょうか?
『こころの「雑談外来」本日も診療中。』
エッセイ集ですが、僕の妹のデビュー作です。 

兄の目から見ても、彼女は僕とは全く似ていません。
男と女の違いだけでなく、性格も趣味も全然違いますね。
年は4歳離れているため、彼女の多感な時期には僕は既に茨城にいました。
僕は大学時代に実家に帰省することはほとんどありませんでしたから、彼女と会話することもありませんでした。
彼女が何を考え、どういう道を進むのかも知らずに、しかしいつの間にか同じ大学に来ておりました。 

妹の同級生(大学時代の)からは、よくこう言われました。
「芳賀先生の妹さんだったんですか、全然似てないですね。」って。それも少し笑いながら言うんですね。
また、僕が帰省した際に彼女の高校の同級生が経営しているお店にたまたま行ったことがありまして、その時にも、
「あの芳賀のお兄さんですか」って驚かれまして、どんな子だったんだよって・・・。

しかし、僕より色んな才能に恵まれ、多趣味で、バイタリティーが溢れ、そして思慮深い、のかな?

手に取ってみて、もしご興味があるようでしたらスタッフまで声をかけてください。



次、サマータイムの件。
これ、絶対反対ですね。
うまくいくわけがないです。
日本人の心性には合わない制度だと思っています。
こういう思いつきみたいなものって、すぐに「経済効果」をたてにゴリ押ししようとしますが、非常にイヤらしい考えだと思います。何でもかんでも金儲けに繋げるっていうところが品性がない。

もし、2時間前倒しした場合、労働時間は確実に増えますね。だって、終業時間が早くなっても、「まだこんなに明るいじゃないか、もう帰っちゃうの?」って言われること必至です。
電車もバスも2時間前倒しで動かして、新聞もテレビも早くから始めるんですよね。
労働者だけじゃなく、学校も保育所もそれに対応することになりますよね。
僕も2時間早く起きるとなると、3時に起きなくてはなりません。外は真っ暗やね。
4時過ぎにクリニックに行って、掃除をして、6時頃にはスタッフに来てもらって、6時半くらいから診療を始めて、昼休みを挟んで、16時に診療は終了。
その後にスポーツジムにでも行けば非常に健康的な生活になるのかもしれませんが・・・。そして19時から20時に就寝。(できるわけないやろ)
プロ野球も16時にプレーボール、広島では完全なデーゲームですわ。(19時でも明るいから)

オリンピックのためなんですか?オリンピックってそんなに重要なんだろうか?何を差し置いても優先させるべきイベントなんだろうか?
「オリンピックのため」って言えば国民が「ははぁー」って跪く水戸黄門の印籠と同じ効力を持っているかのようなフレーズと化しているのが何とも不思議です。

過去にサマータイムを導入してうまくいった事実があるのであればいいのですが、日本ではうまくいっていません。
どうしてうまくいかなかったのか、どこに問題があったのかを検証もせずに一気に進めていこうとする心根が非常に醜い。
どさくさに紛れて一気に押し切ろうとするんでしょうが、どんなロジックで丸め込もうとするのか今から見ものです。
しかし、そこに立ちはだかる歴史にも経験にも学んだ「賢者」がいて欲しい。

2018.08.04  いよいよ開幕
毎日暑いのですが、やはり季節は進んでいまして、夕方帰宅するときには少し薄暗くなっています。
そうなると、車のライトを点けなくてはならなくなっていて、秋の訪れを薄々感じている今日この頃です。

さあ、明日から夏の甲子園大会が始まります。
この夏の暑さに対してはもう言い尽くされていまして、地方大会中も選手や観客が熱中症を発症したという報道が数多く出ておりました。
この時期には他の学生スポーツも開催されていて、暑いところでやっているのは高校野球ばかりではないはずですが・・・。

そもそも高校野球は聖地「甲子園」でやるから意味があるわけで、涼しい京セラドームでやるのはビールを頼んだのに発泡酒を飲まされたような気分になるのかな?知らんけど。
暑さ対策として京都大会の様に、昼休みを入れて初めからナイターでやるっていうのもいいかもしれません。
第一試合は6時開始、第二試合は9時開始、第三試合は16時開始、第四試合は19時開始なんてね。

今年は100回目の記念大会ということで、出場校も多くすごく楽しみです。
個人的には一回戦からベスト8が決まるあたりまでが好きで、熱心に見ております。チーム打率や防御率、地方大会の戦績を見ながら、勝敗の予想を立てたりするんですね。

一部の優勝候補を除いて、多くの学校は地元代表として、とりあえず甲子園で一勝を目指します。
一つ勝てば次の目標はベスト8です。
地元の期待を背負いながらも殆どコールド負けのような目に遭ったり、下馬評では弱小と思われたチームが健闘したりと目が離せないものです。
そして日程が進んでまいりますと、スポーツ紙の日本地図上では勝ち上がり校は白、敗退校は灰色に色分けされ、徐々に白いところが減ってきて一抹の寂しさも出てくるんですね。

明日は午後から講習会の予定でして、松井の始球式と猛打の星稜打線を見るとしましょう。



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