独り言

2017.05.28  ソンタック口止め
何だか本当に「1984年」の世界になっているように思えます。
黒を白と言わされる、あるものをないとする。
あのトランプさんの大統領令が司法によって却下されるアメリカの方が三権分立が保たれているように感じられますね。
いくら失言や問題発言をしても、官房長官の「全く問題ない」と言い切れる神経、そしてそれを非難しないメディア。
北朝鮮や中国の言論統制をとやかく言う資格はないのかなあって・・・、メディアが勝手に委縮して忖度しているだけ始末が悪い。

自分たちに不都合な情報が提供されれば、「きちんと精査します」
というよりも早く、
「それは怪文書だろ、調べるに値しない」と言ってのけるのはあまりにも不誠実でしょう。

籠池さんの件、そして前川さんの件でも、告発した人物の個人的資質に問題があるという風に持っていくところは共通していまして、
告白した情報の真偽は決して明らかにしないし、それから目をそらすような情報操作を繰り広げております。

獣医師が足りないかどうかは僕にはわかりませんので、今度獣医師の先生にお会いした時にでも伺ってみましょう。
そういえば、医師の数も少ないということで医科大学を新設しましたね。
本当に医師の数は足りないという意見と、数は足りていて、偏在しているだけだという意見がありましたが、あれも何か裏があるんでしょうか?
個人的には、「医師が足りないのであれば大学を新設するのではなく、現存する医学部の定員を増やせばいいのに」って思っていました。
新設すれば建築のコストがかかるだけでなく、教員の確保、研修施設の整備も重要です。
定員を増加させる方法だと、足りない地方(今回であれば東北地方)の医学部の入学者数(地域枠)を増やすだけで事足ります。そして、足りてくれば入学定員を元に戻せばいいだけですから。
単に土建屋さんが儲かるだけという意見もありましたね。

2017.05.20  暑い
夏かと思うくらいの暑さがやってまいりました。
早朝こそ窓から吹き込んでくる清々しい風を浴びながらの診療でしたが、2件目の内視鏡検査あたりからはエアコンからの人工的な風が必要となりました。
明日が運動会(うちのスタッフのお子さんの学校も)というところもありますが、どうぞご自愛ください。

今週から国技館で大相撲が行われています。
今場所も注目は稀勢の里、そして大関取りがかかる高安のようです。
地元力士だけに応援していますが、稀勢の里の横綱昇進時や先場所の逆転優勝時のあのノリにはどうもついていけません。
というよりあまり感心しないというのが本音でして。

応援している力士に「勝って欲しい」と思うのは当然で、自然と応援にも熱が入ります。
それが高じて、対戦相手に「負けろ」と叫んだり、汚い言葉で罵ったりするのはあまりにも情けない、恥ずべき行為だと思いまして・・・、なんだか悲しくなります。
これまで綱を張ってきた白鵬や日馬富士に対するリスペクト、良い勝負をした対戦相手に対する温かい拍手なんてものがもう少しあってもいいのかなって。

自分のご贔屓の力士だったりチームが勝つことが一番の喜びであるのですが、それには必ず相手があって成り立つ勝負ですから、相手への敬意というものを持たねばならないと思っております。
相手をぐうの音も出ないほどコテンパンにやっつけて良い気持ちになる(日頃のうっ憤を晴らす)のが最高っていう人もいるかと思います。
楽しみ方は人それぞれだから別に強制するわけではありませんが、相手を貶めてまで応援する行為はちょっとなあ・・・。


先日、ある学校の先生とお話しする機会がありました。

部活動も教育の一環ですが、勝負事だから勝つことが大事です。
しかし、それ以上に大事なのは負けることだと思います。
負けることから学ぶことがあります。負けることを知らないまま卒業するのは教育としては不十分なのではないかと思うんですよ。
負けたときに学ぶのは敗者としての振る舞い方、勝者へのリスペクト。それを経験することでもう一つ成長すると思うんですけれど。
でもこの世代は強いから・・・。

と仰っておりました。

今年のWBCでの侍ジャパンが準決勝で敗退した際、喜ぶアメリカ選手とうなだれる日本選手が映されていました。
しかし、そこで日本選手が勝者アメリカを称えるようなシーンがあればもっとよかったのに・・・、って感じたものでした。


個人的には一週間に大事な会議がありますので、それに向けての勉強、資料の熟読(決して読売新聞ではない)が必要となります。

2017.05.14  リハビリ完了
GWから明けての先週は休みボケと寒暖差の大きさでどうも調子が上がりませんでした。
患者さんにも同意を求めたりもしましたが、反応はこちらの期待したものとは違って、
「全然、どうってことないですよ」、「先生だけじゃないですか」なんて・・・。
まあ、良いんですけど。
次の連休までは2か月くらいありますので、気力と体力をしっかりせねばなりませぬ。

先週はフランスと韓国で新大統領誕生のニュースがありました。
どちらも戦前の予想通りの結果となりまして、ニュースの扱いは日本との関係では韓国の方が多かったように感じました。
フランスのマクロンさんについては政策よりも年齢(史上最年少での大統領就任と年上の奥さん)が興味をひいたようで、もう少し政策の良し悪しやフランスの抱える問題点などについても踏み込んだ解説が欲しかったですね。
「あんなイケメンがどうしてあれほど年上の女性と結婚するの?」っていうあまりにも失礼な感じで論調している傾向があったのはいつものことですね。

一方、韓国については革新系候補の文さんが新大統領になりました。対北だけでなく、対米、対日、対中との関係がどうなるのか非常に注目されます。
日本は保守系だった前大統領の朴さんとの関係は必ずしも良いとは言えなかった(結局訪日せず)のですが、今回革新系で一層関係は悪くなるんじゃないかと危惧されます。
また、世界的には右傾化している中で韓国では左派とみられている文大統領になったのはやや不思議な感じがします。
多くの韓国国民が北と友和的に接しようと考えているのではなく、それより経済格差や汚職の払拭に期待しているんだと考えていますが、果たして大統領が代わることでそれが解決できるかどうかは懐疑的です。
財閥で国がもっているのにそれにメスを入れることで財閥の力を削いでしまえば国力が落ちてしまうことになり、一層若者の就職が困難になってしまうことに繋がらないのかなあ。
中小を育てる、裾野を広げるという政策とともに国民も意識改革が必要となるんでしょうね。ただ、どこの国でも、大手志向、公務員志向です。特に不安定な現状では。

テレビの中でだけですが、あの大統領選挙期間中の熱狂ぶりを見ると、この絶望の国の若者は案外幸福そうに見えます。とりあえず今の生活に不満がないんだろうなって。

2017.05.07  おひとり様のGW
長い連休も終わり、明日からは通常業務に戻ります。天気も良く、行楽地は多くの人出で賑わったことでしょう。
通勤途中に見える常磐自動車道の下り車線では午前中は連日のように渋滞しているのが車の流れで見て取れました。 

自分も連日のようにあちこち出かけていまして、都内に関しては電車も街も結構がらがらでしたが、帰省客と一緒になったターミナル駅ではかなりの混雑でした。
そして、連休の後半はいつもよりちょっと遠出をしてきたのですが、そこで多くの行列を見たり、実際に自分でも行列に並んだりする事態に陥りましたが、その中で感じた事を。

長い時間並んで漸く自分が席に着けたり、順番が回ってきたりした時に、どのように感じ、どういう行動を取るか?って意外とその為人が判ります。

具体的には、「折角ここまで我慢してきたんだから目一杯時間をかけて楽しもう」と考える人か、「この後にも沢山の人たちが待っているのだからできるだけ早く済ませて出よう」と考える人か。
 

この連休中、外で食べることが多く、レストランやファストフードみたいなところでは結構並ばされました。また、トイレにも沢山並びました。
トイレに関していえば、男性用は早いのですが女性用では長蛇の列になっていて、なかなか進まないのを傍目で見ていると、なんだか可哀想でしたね。(特に小学生くらいの女の子)
女性用トイレの絶対数が少ないということも加味しても女性のトイレの待ち時間は長いんじゃないかと思った次第で。


「終わったらすぐに出てくれよ」と思っているのは、後ろで待っている大勢の人々と、店内で働いている人々でしょう。

レストランのケースでは、「こっちはお金を払っているんだから、リラックスする権利は客の方にあるんだ」という議論は当然起こるでしょうね。

だから上の方にも書いた通り、その考え方によって「その為人」がある程度判るのです。良い悪いの問題ではなく。
 

また、お店のレジ担当についても要領の良い人と悪い人がいて、進みの遅い列に並んでしまってはイライラしてしまいました。(ほんの23分の違いなのに・・・、イカンイカン)
あれは商品を出したり詰めたりする担当と会計処理する人との連係プレイが上手ければ非常にスムーズに流れるんですね(
6-4-3のダブルプレーのように)。
あと、客側も注文の仕方、お金の出し方についてもできるだけスピーディーなるよう協力が必要だと感じさせられます。
後ろで待っているときから注文の品を整理しとけよ、って思われる
ケースもありますから。

また、混雑している中での店員さんのファインプレーも見逃せません。
今はテーブルに「呼び出しベル」が置いてあるところが多いのですが、あれは便利ですね。
あれが置いてないところで店員さんを呼ぶのは恥ずかしがり屋さんや声の小さな人には非常に辛いものがあります。
「孤独のグルメ」の五郎さんのように、手を挙げて「すみません」と店員を呼ぶと、すぐに反応してくれるところばかりではないですから。

何度も「すみません!」「すみません!」と呼んでもなかなか来てくれず、何度もやっていると周りの人にじろじろ見られてなんだか気まずい。

今回、僕の行ったところでは、呼び出しベルがなかったのですが、顔を上げてキョロキョロしただけで、ささっと近づいて、「ご注文はどういたしましょう?」

トイレに行こうと席を立ち上がると、「トイレはあちらです。」

だからほんの短い滞在時間中、店内では店員を呼ぶ大きな声は殆ど聞かれませんでした。
2時間待って15〜20分くらいで食べ終わるという
早業、おひとり様だったからなせる業かもしれません。カウンター席にいた他のおひとり様も大体同じような 
感じでしたね。

毎日のように電車に乗っていましたが、車窓からの風景を眺めると田植えも終わり、季節は確実に夏に向かっていることに気づかされました。

2017.05.02  良い連休を
この2日間は暦通りの通常営業。
明日からは申し訳ありませんが、5連休となります。
6日を除けば天気にも恵まれそうで、庭の草取り、部屋の掃除さえ終われば自由を満喫できそうです。

この日曜日には子供の用事で久々に長距離ドライブとなりました。
首都高をほぼ1年振りに走りましたが、年を取ったせいなのか、単に久々だったせいなのか(多分その両方のせいだと思う)非常に怖かったです。
とりわけ左からの合流がスムーズにいかず、相手にブレーキをかけさせるような運転をしてしまい・・・、以前より運転が下手になったなあと感じつつ、
しかし、都会を抜けて郊外を走る中央道、常磐道はストレスからも解放されて非常に気分の良いものでした。

少年野球の試合が4面あるグラウンドで行われ、隣のグラウンドではサッカー、シニア世代の人たちがテニスの練習をして、多摩川沿いではサイクリングに河川敷でバーベキュー。
子供を体育館まで送って、自分はその運動公園を暫し散策&スポーツ観戦。
サッカーや野球を何の思い入れもなく見るのもたまにはいいものです。
自分の子が出ていたり、ご贔屓のチームの試合だったりすると、どうしてもストレスがかかるものですから。

この日のメインはある競技の大学生の大会を観ることだったのですが、学生の大会って非常にいいものです。
全員で応援、声出し(やらない学校もありますが)、試合後はエールの交換。
自分の学生時代っもこんなだったかなあ?って思い出したりしましたが。


今日の外来では連休前ならではの悩ましい患者さんが何人かいらっしゃいました。
休み中に悪化しなければいいのだけれど・・・。

胆石発作に十二指腸潰瘍。
「ダメだったら明日来てね。」が使えないんですね。

良くなることを願いつつ、
「ダメだったら、救急外来に行ってくださいね。」



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