独り言

2016.12.24  ラストスパート
今日は休日の合間、加えて土曜日ということで、午前の外来はいつになく大変なものとなりました。(患者さんにとっても僕らにとっても)
座るところもなく、立ちっぱなしの方もいらっしゃいまして、具合が悪くて受診しているのになおさら悪くなってしまうような状況でした。
しかし、午後からは様子も一変して、余裕ある診療となったのはここだけの話です。

2か月前から始めたインフルエンザワクチンもそろそろ終了が近づいていまして、残りわずかとなっています。
希望される方は今年中においでいただければと思います。


今年もまた十大ニュースを発表する時期になりました。
実は大きいニュースなんて殆どなかったわけで、大きな出来事が10個もあっては堪らないって言うのが本音でして。(結局3つ)

3
位:勤続疲労相次ぐ
夏に冷蔵庫が、秋には内視鏡が不具合を起こしてしまいました。冷蔵庫は買い替え、内視鏡は高額な修理費がかかることになりました。
内視鏡に関しては年間にかなりの数をこなしていますし、既に8年間も継続使用していましたから仕方なかったですね。
内視鏡をはじめ、レントゲン機器、レセコンなど医療機器はサポート制度に入っているお陰で、点検や修理がスピーディーで代替品もすぐに用意してくれます。
今回の件でも診療には全く支障がなく助かりました。

2位:新機種導入
これは腹部超音波を買い替えたことですね。
従来のものとは雲泥の差があります。
画面が大きいのと解像能がアップしている点がグッド。
これで自家用車の購入は5年ほど延期となりそうです。

1
位:職員の退職と新人スタッフの入職
「去る者は追わず」というポリシーでしたが、残念な出来事でした。
憲法22条でも職業選択の自由が保障されていますので、これを妨げる権利はありませんから。
今春、初めて職員募集の広告を出して、慣れない採用面接をしました。(こっちの方が緊張します)
これまでのスタッフは誰かからの紹介だったり、かつて一緒に働いていたり、そのひととなりというものがある程度判っている状況での採用でした。
しかし、今回は送られてきた履歴書と面接が判断材料でしたから結構プレッシャーがかかりました。
採用したスタッフは内科クリニックでの仕事は初めてだったようですが、順調にすくすくと育ってきています。

番外編:夏の京都
暑い中、京都へ。
貴船の川床や鴨川の納涼床、そして保津川下り。
たまにはそんな旅行も良いでしょうということで、子育ても一段落ついたメンバーで行って参りました。

2016.12.22  クリスマス前
カレンダーを見るたびに、「あと○日、今日が終わればあと○日」と思っています。
「もーいーくつねーるーとー、お正月」の歌通りの自分がいます。そして、師走はあっという間に過ぎて行くように感じています。
忘年会をやって、職員にボーナスを出して、大掃除して、年賀状書いたら・・・、もうクリスマス。
しかし、子供もいなくなり、サンタもいなくなったら普通の週末です。

最近のクリスマス事情っていうものにはすっかり疎くなってしまいましたが、今の若い人たちはどんな感じでクリスマスを過ごしているんでしょうか?

僕らおじさん達の頃は、CMでJR東海のシンデレラエクスプレスを見て、達郎の「クリスマスイブ」やワムの「ラストクリスマス」を聴きながら、一人寂しく過ごしたものでした。
ただ、ユーミンの「恋人がサンタクロース」はちょっと年代が古いかな?
仕事を始めてからは、「忙しい」という言葉が言わば免罪符のように使えて良かったですね。
その頃、シングルである(恋人がいない)というのは非常に辛いものでした。それは人間的(性格的若しくはビジュアル的)に何か欠陥があることを認めざるを得ないような気にさせられていましたから。
だから、必死にクリスマスを一緒に過ごしてくれる相手を求めていたように感じます。今思えば非常に滑稽ですが。
それはホットドックプレスやポパイみたいな若者向けの雑誌がしきりに煽っていたせいなのかもしれませんし、まだ「多様性」という価値観がなかっただけかもしれません。
皆と同じように、「クリスマスは恋人と過ごすべき」という同一価値観に縛られていた古き良き時代(笑)だったのでしょう。

「恋人がいなくても平気」、「あいつはあいつ、俺は俺」、「男同士、女同士で楽しく過ごしましょ」っていう僕らの頃から考えると非常に幸せな価値観が共有できる時代になっているように感じます。
こんな一人きりのクリスマス(シングルベル)を何とも思わない時代はちと羨ましい気がします。


最近、一人鍋に目覚めています。
具材を最初から全部揃えるのは大変なので、スーパーで寄せ鍋セットみたいなものを買って、ここにエビ、タラ、シラタキ、キノコなんかを少し追加して豪華にして食べる。
豆腐も入れるとかなりのボリュームになります。
お肉は入っていないのでかなりヘルシーなメニューとなっていて寒い冬にはもってこいですね。
今月だけで4回くらいやったかも。

2016.12.17  久々に
予想が当たりました。
先週末にインフルエンザの流行が危惧されると予測しましたところ、今週は月曜日から爆発的な流行となってしまいました。
迅速キットで検査をした患者さんの9割以上でヒット。全てA型。
検査をしているスタッフ、受け付けのスタッフ、そして診察をしている自分、あれだけのインフルエンザウイルスに晒されながらもなぜか無事でした。不思議やなあ。
また、同時に胃腸炎も多くて・・・、スタッフの疲労度も5割増しだったようです。
近くの学校は学年閉鎖だし、他の学年も学級閉鎖続出で来週以降もちょっと心配です。

今週はロシアのプーチンさんの訪日がありました。
早々と北方領土返還は厳しいという見通しが出ているところに、結局は経済協力だけで、「盗人に追い銭」といった感じのドタバタ劇でした。
これまで10何回も会談しているので信頼関係が築けていて実りある交渉ができるはず、なんてお人よしの楽観的な予想をしているメディアもありましたが、
これまでロシアがやってきたことをつぶさに見ていれば、一旦手に入れた領土を話し合いで返すことなんてあり得ないと思っているんですが。(武力で取り戻すことはあっても)
日本がアメリカ側にいる限り戻ってこないと踏んでいます。だからといってロシア、中国側につくことなんて・・・、あなおそロシア。

もう一つ問題になっていたのが沖縄でのオスプレイ「不時着」事故。
「不時着」か「墜落」か、どっちが正しいのかはようわからんのですが、日本の殆どのメディアが「不時着」って言ってるんだから「不時着」ってことなんでしょう。本当かなあ?
この件で米軍トップのニコルソン氏が沖縄県副知事に放った暴言が意外にも大きく取り扱われていない点にちょっと疑問を抱いております。
沖縄県だけが怒っていて、日本政府は静観しているといった感じに見えるんですね。
もし、あの通りのことを言われたとしたのであれば、日本政府も沖縄県と一緒に抗議すべきであるし、「その訳は間違っている」というのであれば、政府が県に対してきちんと説明すればいいのであって、
政府は米軍側についているんじゃないかと邪推したくなります。
県がいちいち政府に盾突いているから、「助けてやらんぞ」って意地悪しているのかもしれませんね。(笑)
「植民地意識丸出し」というのはまさしくその通りで、今回の対応を見ても政府は今も沖縄県を捨て石と考えているんでしょうか。

今年もあと2週間。
買い物や年賀状の準備に取り掛からねば。

2016.12.11  流行の気配
インフルエンザが局地的に流行しています。A型です。
8日(木)に1名発症したところ、9日には学級閉鎖となるほどに蔓延して、10日には他のクラスにも飛び火しています。
10日は授業参観だったので、多くの方が出入りしているでしょうから週明けもかなり混乱しそうな気がしてなりません。

相変わらずウイルス性胃腸炎も多いようです。

今年もあと2週間あまり、スタッフにも手洗いやうがいの徹底を促し、途中リタイア者を出さないように気を付けたいものです。

2016.12.03  師走入り
とうとう12月に入りました。今週、更衣室にかけてあるカレンダーの11月を切り取ったら当然残りは1枚。
オーストリアの美しい風景がそこにはありました。
それは世界遺産を題材にしたカレンダーで、風景を見てそれがどこの国(地方)か当てるゲームを一人でやっていました。(答えは写真の下に小さく書いてあるのでそこは見ないようにして)
12回のチャレンジで8勝4敗だったのでまずまずかな?
難しいかったのは中東、アフリカだったでしょうか。南米も国名まではわからず、大体あの辺かな?っていう感じ。
海外には一度も行ったことはないし、今後も行くこともないだろうけど、写真を見たり、BSの番組を見て、その雰囲気を感じることで十分満足しています。(お金のかからん趣味やね)

今週の雑多な出来事から。
まずはユーキャンの新語流行語大賞の話題。
個人的には「ポケモンGO」だと思っていました。
「神ってる」、当然知っています、嫌になるくらい実感しましたから。しかし、これが大賞かと言われれば、うーん。
昨年の「トリプルスリー」にしても何だか無理やり感が溢れておりまして、多分選考委員は中年の男性で、サッカーより野球好き、政治的には反体制派に属しているような方であろうと推測しています。
今年の漢字一文字と並んでこのニュースが扱われるということは、「もう今年も終わりに近づいているんだなあ」と感じさせられます。

次に「カジノ法案」
ギャンブル依存症、反社会勢力、治安の悪化、マネーロンダリングなども問題視されていますが、そもそもこれって本当に経済効果があるんでしょうか?
カジノが儲かるというのは胴元が儲かるということを意味しますね。
当然、誰かが損をすることになりますが、人の不幸を願ってそれを経済効果に繋げようとする根性がどうも好きになれません。
観光立国の観点から考えても、海外からの観光客をターゲットにして彼らの身ぐるみ剥いでやろうというのは、上品とは言えないんじゃないかなあ。
目新しさから一時的には効果があるかもしれませんが、継続的(長期的)な効果は期待できないように思っています。(多分、今さえ良ければあとは知らんって考えているふしがあります)
パチンコや公営ギャンブルと同じように新たな利権も生まれるかもしれませんし。
TDLやUSJなど、「何度でも行きたい」、「楽しく過ごしたい」、「そのためなら少し贅沢してもいい」と思わせるリゾート開発には当然賛成できるのですが・・・。
メリットばかりを吹聴してそこから生まれるデメリットには目を瞑るという、推進派議員の欺瞞には毎度のことあきれるばかりです。

インフルエンザがそろそろ流行の兆しという話題もありましたが、まだ実感はありません。
しかし、来週以降は寒く、乾燥した天候が予想されていますのでちょっと心配です。
で、今日の午後に、
「一回目はそこで打ったんだけど、今日行ったら接種はもう終わったって言われたので、ここでお願いします」という方がお見えになりました。
予防接種に関して、うちは接種希望の方に対して、「来るものは拒まず」体制で行っていますが、医療機関によっては既に今シーズンの接種が終わっているんですね。
予防の時期から治療の時期にうまくシフトしていくのも重要なのかもしれないなあ、って思った次第です。




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