独り言

2016.09.19  雨の日のお楽しみ
今日も雨。
サクッと仕事を終わらせて寄席へ。
お客さんの年齢層は10代から70代くらいと広め、男女比は女性陣が多め。
僕みたいに一人で来ている男性客は少なくて、男性客はほとんどが夫婦かカップル。
女性は勿論一人客もいるし、女性だけのグループで来ているケースもありますので、どうしても女性が多くなります。
今日は休日だったこともあって立ち見客も出たそうです。(ナイツ目的?)
普段、笑うことも少なくなったので久々に表情筋を沢山動かしました。


先週まで医療事務の専門学校生が当院で体験実習をしておりました。
うちのようなこじんまりしたクリニックで前途有望な若い学生さんに何を教えてあげられるだろう。
スタッフの平均年齢は40歳を超えていて、自分の子供と同じくらいのお嬢さんを相手にどんな会話をすればいいのか、腫物でも触るような気分で接したのではないでしょうか?
僕にとっても、自分の娘と同じくらいの世代ですので何だか緊張しました。
就職活動の一環ではありますが、20歳そこそこで社会人としてデビューする人に向けて、何らかのメッセージを発せねばと思い、空き時間を利用して短いながらもお話をしていました。

男女雇用機会均等法の下ではありますが、男性と女性で労働環境の違いは歴然として残っています。
女性は結婚したり、出産したりして、キャリアアップが思うようにいかない場合もあります。
20歳の子(子供だよなあ)に向かって、20年後、30年後の未来を見据えた人生設計なんて言っても、とても想像すらできないでしょう。

そして卒業したら、総合病院のような大きな組織に属するか、個人経営の医療機関に就職するかの選択は非常に難しいと思います。
大きいところは安定して福利厚生も充実しているけど、小さいところはいつ潰れるかわからないし・・・、とか。
大きいところは同僚が一杯いて楽しそうだけど、小さいところは一人ぼっち・・・、とか。 

キャリア形成という面では、クリニックで働くことはやはり不利でしょう。
色々な専門外来や入院の仕事をすることで、広い範囲の医療事務関連の知識が得られるであろう病院での仕事は若いときにしか経験できないものだと思っています。
いざ、転職する際にも前の病院での経験が生きてきますから、やっぱり病院勤務というのは有利となるでしょう。
しかし、業務自体はそれだけ大変ということも容易に想像できますね。 

大きな組織に属して荒波にもまれながらも成長していくか、それとも温室で箱入り娘として育っていくのか、どちらを幸せと感じるかは本人の性格にも依るところが大きいと思っています。
今回の実習の中で、クリニックでの仕事の良いところ、物足りないところをよく咀嚼して来春の就職の判断材料として有効に利用できたとしたら、2週間の実習は有意義だったことになりますね。

ここまでクリニックのデメリットばかり挙げましたが、最後にいいところも。
アットホームである。
残業が殆どない。
休みが多い。(そして給料もいい?)

院長が優しい。

2016.09.18  逸材発見かも
朝から雨が降ったり止んだり、心も湿っぽくなる日曜日。
今日は近くの運動公園で学生野球をやることが広報でも知らされてましたので、見に行ってまいりました。
首都大学リーグというマイナーな団体ですが、東海大や日体大など知ってる学校ばっかり。所属の6校が一堂に会して1日で3試合をやるという何とも嬉しいイベントです。
一応、母校も所属していまして、今日は1試合目に登場ということでしたので早起きして、コンビニで食べ物、飲み物を準備して、クリニックでやることを半分くらいやってから歩いて球場へ。

ポツリポツリだった雨も5回裏あたりから激しくなって6回裏にはとうとう一時中断。グラウンドに砂を入れて何とか再開しましたが、2試合目に入るころにはまた降りだしました。
僕はここでリタイア。2試合目以降は中止になっちゃったかな?
運動公園の野球場は新しく改築されていまして、とても綺麗です。

試合の方は、筑波大学のワンサイドゲーム。1回で勝負ありでした。
東京6大学や東都大学リーグよりレベルは落ちるのかな?って思いながら見ていましたが、なかなかどうして。
筑波の先発はストレートは140キロ台がバンバン出ているし、9回に出てきたピッチャーはいきなり151キロを計測していました。(最高は152キロだったかな?)
早い球だけでは通用しないのは百も承知で、バッターもこれにちゃんと対応しておりました。
ただ、変化球とのコンビネーションや正確なコントロールっていうところが、プロと比べるとちょっと可哀そうですが・・・。
国立大でもあれだけの球を投げられる選手がいるとは・・・(東大の宮台投手も凄いのですが、筑波にも隠れた逸材が)

今日はあいにくの天気だったせいか、観客は少なかったですね。もっと中高生が来ているかな?と思いましたが、大人ばっかり。
そして傘が必須のアイテムでしたが、こういう場合、持ってくるべき傘はビニール製だと勝手に思っています。
神宮球場にも行ったことがありますが、黒い傘を持ってくる人はやはり顰蹙を買いますね。
前の座席で透明じゃない傘をさしていると見えないもん。
今日みたいにガラガラだったり自由席であれば見えなければ移動すればいいだけですが、指定席だったり移動できない場合は本当に迷惑です。

しかし、3試合見る予定で食べ物を用意していたのに・・・、残念でした。


築地市場の豊洲への移転問題。
もし、増田さんが知事になっていたら・・・。

担ぐ神輿は軽い方がいいに決まってます。
官僚の言うがまま、決めた通り、有識者会議なんてアリバイ作りでその提言なんて歯牙にもかけない。ってことが多くの都民の目にもはっきりと映ったことでしょう。
これは東京だけの問題ではなく、全国の自治体でも同様だし、国のレベルでも同じ構造ではないかと思っています。
小池さんが巨大な官僚勢力につぶされないことを願うばかりです。

2016.09.11  赤い人たち
絶好の秋晴れとはなりませんでしたが、まずまずの天気。
以前から予定していたイベントへ、娘と待ち合わせしてレッツゴー。
会場はやけに赤い服を着た人が多くて・・・、いつもの倍くらいいましたかね?
行きの電車も帰りの電車も赤い服の人が多くて多くて。

青い服着た人たちや縦じまのいかにも○○な感じの人たちは普段電車の中ではそれほど存在感を見せつけないのに、赤い人たちは家からずっとあの格好で来たんでしょうか?
ってくらい目立っていました。

なんのことかわからない?
昨日、25年ぶりにリーグ優勝を決めたカープ、そして今日の消化試合のお話しです。

さすがに彼らは二日酔いだったんでしょうか、今日は見せ場もなくあっけない敗戦。
久々に勝利の女神のご加護に与りました。

2016.09.10  NHK
受信料の件です。
取れるところからは取ってやろうって魂胆がミエミエ。
僕はワンセグ機能付きの携帯なんて持っていませんので無関係なのですが、なんだかんだ理屈をこねて受信料を徴収したいようです。
それじゃあ、カーナビはどうなの?と疑問を持ったのですが、NHKのQ&Aを見たら、自家用車のカーナビは払わなくていいようです。

NHKの受信料は払っております。自宅では大相撲も大河ドラマも朝の連続テレビ小説も紅白も見ることは決してありません。夏のオリンピックも見なかったし。
それでも毎朝15分くらい、そして高校野球と少しのスポーツ中継くらいはちょこっと見せて頂いているものですから。
しかし、あの橋田寿賀子さんみたいな会長の顔を見るとどうも払いたくない気持ちになりますね。

どうしてだろう?
多分、僕の目には彼が反知性主義者に映るからなんだと思っています。

日本のNHKは中国や北朝鮮の国営放送とは違うものと思っていたのですが、どうもあの会長の下では少々心許なく思えてしまいます。
「日本国の」や「政府の」ではなく、いつまでも「皆様の」NHKであればいいなあ。


「障害者」について。
これまたテレビの話。
個人的には大嫌いな、1年に1度、黄色いTシャツを着て、マラソンをやる番組。自慢じゃありませんが1度も見たことはありません、って自慢するほどのことでもありませんが。
障害者が幾多の困難を克服して何かをやり遂げるところを健常者が見て涙するって、
「やっぱり悪趣味だなあ」
この感情がいつもあの番組を見ることを遠ざけているんですね。

日本のどこかで障害者を見つけてきて、感動ストーリーを作って番組で流す。
その役割って、別に健常者でも良くない?

障害者は可哀そうだ、ハンデキャップを抱えているのに健気に頑張っている。
そして健常者である自分たちはそれを必死に応援している、優しい人間である、心の広い人間であることをアピールするというのは僕から見れば、障害者を心のどこかで差別しているように思えてしまいます。
全ての障害者は心が美しく、現状に不満を抱かずに頑張っているわけでもなく、不貞腐れている人もいるだろうし、コンプレックスを抱いて生きているかもしれないしね。
障害者に対し、「障害者は我々健常者が思っているような可哀そうな存在であるべき」というようなレッテルを貼っているように思えてしまいます。
「障害者」を「障碍者」とか「障がい者」なんて記載することが彼らに対して配慮しているというのも何だかまやかしのようでちょっと好きじゃないなあ、って自分だけかな?
普通に接する、困っているようであればさりげなく手助けする、非常に難しいことだけれど、これが多様な世界になるんだと思っています。
一つのコミュニティーには老人もいれば子供もいる、病気の者、勿論障害者もいて、そして健常者もいる。その最小単位が家族なわけで。
その構成員が互いに補いあいながらコミュニティーを存続させていくことが重要であって、みんな働き盛りの健常者ばかりのコミュニティーなんてすぐに消滅してしまう儚いものと思っています。

でも、あの番組の視聴率、とってもいいんだよなあ。

2016.09.03  September
お気に入りのカレンダーをめくると新しい風景画、そして日曜日以外の祝日が2回。
Earth Wind & Fireの「September」もいいけど、やっぱりここは、
「からし色のシャツ追いながら、飛び乗った電車のドア・・・」の竹内まりやの曲がいいな。

しかし、今日、ラジオから流れてきたのは、原田知世のカバー曲。
原田知世って、まだ活動していたことにびっくり。
すっかり過去の人だと思っていました。
でも、ちょっと眠くなるような歌声というか、知世ちゃんらしいというか、まあこういうのもありか。

今週、迷走した台風が岩手と北海道に甚大な被害をもたらしました。
岩手では介護施設の入所者が犠牲となり、当然のように犯人探しが始まりました。
認知症や寝たきり、障害を持っている入所者さんを少ない職員で安全な所へ素早く移動させるのって思ったより大変なことなんじゃないかと思うんですが。
マニュアル通りに事は運ばないのが災害時の常でありまして、災害訓練の場では健常者が病人の役をしているし、所詮訓練ですのでパニックになることはなく、恙なく訓練を終えることができます。
しかし、障害者施設などでは認知機能が落ちている人やパニックになった人たちが相手ですからねえ・・・。
その辺も考慮しないと、ただ施設側をバッシングするのはちと可哀相かな?
まあ、運が悪かっただけでは済まない状況ではありましたけど。

少し前、フランスでブルキニ(イスラム教徒の女性用水着)禁止という話題がありましたが、日本のご婦人方もこれに抵触するような場面があるのでは?
小さなお子さんを連れてプールや海水浴に行く若いお母さんの格好をテレビで見ることがありますが、紫外線対策として、顔の一部しか出していないんですよね。
「あれ、これってブルキニとおんなじやんか。」

明日は秋風が吹きまくっている場所へ。
「September」を聴きに行ってまいります。



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