独り言


2015.03.28  久々
今週、診察終了後に06で始まる市外局番から電話がかかってきました。
通常、このパターンは、マンションか先物取引の勧誘の電話と相場は決まっていますので、
「お、きたきた」と身構えて電話を取りましたところ、
「○○という出版社の△△というものです。」
「このたび、茨城で頑張っておられる開業医の先生のことをタレントさんにインタビューをさせてもらって、●●グラフという雑誌に載せたいんですけど、云々」
「つきましては、今週末にご予定取れますでしょうか?」

この手の怪しげな電話って、ほんと、久しぶりに来ました。
何となく面白そうだったし、暇だったので少し聞いてみました。

来てくれるタレントさんは、
1.男性(60歳代)、俳優
2.昔、「くいしん坊!万才」に出てた
3.「飛び出せ!青春」にも出てた

ここまで言えばお分かりですよね。

最初、わざと僕がそのタレントさんの事を「その方、あんまり知らないんですよねえ」
なんて言うと、とくとくと彼のプロフィールを説明してくださいました。

その方がわざわざ牛久まで来てくださるんだそうで、それもこんなしがない開業医のところまで足を運んでくださるなんて、恐れ多いことこの上ないですわ。

で、こういうケースで喜んで取材に応じると、
タレントさんを連れて行くのにいくばくかの費用が発生するからそれを負担しろっていう形の取材商法。
まあ、完全な詐欺ではないんでしょうが、取材というより広告やね。

昔、開業間もない頃、「週刊○○」だったか、「△△△△毎日」だったか忘れましたが、
「是非、肝炎について取材したい。」なんて電話がかかったことがあり、「僕なんかよりもっと著名な先生がいらっしゃるじゃないですか」と言って丁重にお断りしたこともありました。

今回も、「うーん、ちょっと今週末は都合が悪いんですよね、凄くありがたいんですけど。」なんて言ってお断りしましたが、もうちょっと長く話してお金の話まで聞けばよかったです。



今週はすごく暖かくて、定期的に通院している患者さんの顔も穏やかで、
「冬の終わり」
を感じさせられました。

今週の外来では、「春になったので外へ出て体を動かしましょう」と堂々と言えるようになりました。
だって、これまでは
「運動しましょう」と言うと、
「寒くて、外に出られません」という言い訳が10人中7、8人から聞かれましたから。
仕方ないので、
「じゃあ、食事で頑張ってくださいね。」

人に言うだけで、自分はどないなん?と言われると怖いので、僕も、目標は「マイナス2kg」、しかも「GWまでに」

できるかなあ。

2015.03.20  
「暑さ寒さも彼岸まで」ということで、明日はお彼岸の中日です。
クリニックも土日の連休となり、スタッフも心なしか嬉しそうです。
今日は小学校の卒業式だったようで、昼の往診帰りに立ち寄った蕎麦屋さんでは、卒業式帰りの家族連れが2組もいて、
「ここはファミレスか?」という雰囲気の中、一人で蕎麦を啜っておりました。

「卒業式、終業式ときてもう春休みですねえ」、なんてスタッフと話していたら、市の方からはもう次年度の予定表がどっさり送られてきています。
9月までの会議の日程だとか、内科検診の日程調整だとか・・・、ゆっくりしてる暇はないみたいです。


国内スポーツもいよいよ本格的にスタートしてきます。
Jリーグは既に始まっていますが、高校野球、プロ野球も始まります。
しかし、春の選抜高校野球はいつの間にか始まって、いつの間にか終わってしまう感じがしてなりません。
自分の中ではどうも盛り上がりに欠けるイベントですね。
一方、プロ野球は「待ちに待った」、「いよいよだな」という気持ちにさせられます。
今年はヤクルトが強そう、横浜も侮れないし、阪神、広島は投手陣がよさそう、中日、巨人はダメかな?とか。
パリーグはソフトバンクが今年も強くて、ライバル視されているオリックスは金子がちょっと不安で苦戦するかも。
日ハムがこの2強に割って入り、西武、ロッテ、楽天は今年も厳しそう、なんて予想しながら開幕を迎えます。


また、4月になると学会などもありまして出張の機会が多くなってまいります。
こうして冬籠りしていたクマが漸く活動を始めることになります。
明日は手始めに「キャプテン」ジーターを見に行って参ります。ついでに松井も。

2015.03.15  個人情報
どの業界でもそうですが、個人情報の処理は適正にやらないと大変ですね。
カルテ、問診票、保険証のコピーなど裁断するのには神経を使います。
紙カルテの保存期間も決められていますので、一定期間を過ぎたものに関してはシュレッダーを通して破棄しています。
年度末にもなりましたので、今日は請求書や納品書などの整理をしておりました。
シュレッダーは音がうるさいので、誰もいない休日や診療後に一人で黙々と使用していますが、量販店で廉価で購入したものですので連続使用がなかなか厳しいです。
また、一度に処理できる紙の枚数も限られていますので時間がかかることこの上ないです。
モーターが温まると止まってしまい、暫く休ませては再開する。正確に測ってはいませんが、彼は1時間に10分くらいしか働いてないんじゃなかろうか?
そしてタンクに紙が一杯になるとゴミ袋に入れますが、この作業中にも細かい紙が床に散らばってしまうんですよね。
ちまちま拾うより、掃除機をかけた方が早いかも・・・。

他にも医師会や同窓会の名簿もたまっていくんですね、これが。
「適正に破棄してください」なんて書かれてありますので、これもシュレッダーで。

最近、「マイナンバー制度」なるもののCMが流れていまして、ちょっとびっくりしました。
以前、「住基ネット」なんてものがありましたが、どんな違いがあるんでしょうか?
社会保障や税や災害対策に役に立つなんて言われていますが、うーん、どうなんでしょう。
災害対策なんて何だか取ってつけたような理由ですね。
全てを否定するわけではありませんが、政府が「国民の皆様のため」と言ってやろうとすることは得てして、
「国民にはあまり役に立たないこと」
「自分たちの利権に寄与するもの」
が多いように感じます。

・今ある制度で、どんな不都合があるのか、どんなよくない事象が起こってきたのか。
・このままこの制度を続けるとどうなってしまうのか。
・新しい制度になると今までの不都合がどの程度解消されるのか。
・導入するとどんなデメリットが生ずるのか。(デメリットは全くありませんと言うに違いありませんが)
・悪用される恐れはないのか。
などなど。

国民の側も制度そのもの関心がなかったのは確かで、決まった後で、「聞いてないよ」というのは非難されるべきではあります。
しかし、この制度って、事業者もなんだか面倒くさい手続きが発生しそうでいやなんですけど・・・。

最終的には、銀行口座の把握にも使われそうで、なんだか不気味な予感がします。
別に隠し預金がたんまりってことはまずありませんが、国に一括管理されたり、悪意のある第三者に不正にアクセスされて情報が流出したりするのがいやなんですね。

2015.03.08  充実の休日
とても寒く、雨の降る日曜日でしたが、久々にゆったりとした休日となりました。
普段とあまり変わらない時間に起きて洗濯を2度ばかりして、テレビを見て新聞に目を通してから病院へ。
前日のデータを確認して書類を作成したり、掃除をしたり。
そういえば、コーヒーを切らしていましたので、近くのコーヒーショップで豆を挽いてもらって、待っている間にサービスのコーヒーを飲んで。
借りていたDVDを返して。
そんなこんなしているうちに昼になりましたので、娘と一緒にメキシコ料理を食べに行き、帰ってからは読書。
こんな雨の日なので、洗濯物は乾くはずもなく、乾燥機へ。
いつものように娘のワイシャツにアイロンをかけ、夜は学会雑誌を読んで、こうして休日は終わります。

先週は娘と上京して疲労の残る日曜日でしたので、今回はオジサンらしく過ごせてヨカッタ。

今週は東日本大震災から4年という日を迎えます。
復興への足取りは相変わらず遅く、福島原発はアンダーコントロールとは言い難い状況です。
事故を起こした施設は何の経済効果を生み出さないだけに、政府の取り組みにもどこか本気度が感じられません。
野球で大差の付いた場面では観客も関心が薄れ、その中で投げる敗戦処理投手は若手だったり、実績の劣る選手だったりしますが、
シーズン全体を考えると彼らの存在はとても重要となります。
誰もがやりたがらない、しかし、誰かがやらなくてはならない仕事っていうのは残念ながらあるわけで、この国を発展させ、少なくとも滅亡させないためには誰かがやる必要があります。
それをやってくれている人に敬意を払う、感謝するという気持ちはいつも持っていたいです。
経済的にメリットのない事は無駄だと考える人にはあまり思い至らないかもしれませんね。
雪の降った朝の雪かきとか、ちょっとしたゴミ拾いとか。
自分の仕事でもなく、誰かの仕事と決まっているわけではないけれど、誰かがやらなければいずれみんなが困ってしまうようなこと、そんなことを
「あっ、それ私がやっておきます」
って言える大人、カッコイイですね。

敗戦処理係、医療の現場でもありましたね。(はっきり敗戦処理と言うのはタブーですが)
救急の現場で患者さんを救命したり手術室で颯爽とメスを捌くようなシーンばかりではないですよ。

2015.03.05  春の訪れ
1日は高校の卒業式、昨日は県立高校の入試の日だったようで・・・、もう春ですね。
在校生たちは期末テストも終了してどこかウキウキしていまして、うちの子供も遊びの予定が目白押しです。

大人の方も3月ともなると、異動の季節でもありまして、うちに出入りしている方々の中にもお別れする人がいらっしゃいます。
「私事ですが、3月いっぱいで・・・」
組織に属していますと異動はつきもので、いくら彼(彼女)といい関係を築いていて、このまま担当をしてほしいと願っていても、やはり仕方のないことです。


今週になって、一旦下火になったと思われたインフルエンザが再び流行っているようです。(A型もいますが、B型も出ています)
折角、健診と花粉症の外来になって、春を感じていたのにちょっと冬へ逆戻りです。
しかし、昨年は3月にインフルエンザが大流行しましたから決して油断はできませんけど。




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