独り言


2014.03.29  駆け込み
いよいよ4月1日より消費税が5%から8%へ上昇します。
うちでも消耗品とされているものをいつもより多く備蓄しました。
たとえば、内視鏡洗浄液、プリント用紙、事務用品等々ですが、他にも色々あったと思われますが、置き場所に困ることと、消費期限の面でそんなに買い込むことはできませんでした。
薬剤関係は4月から薬価改定もあって、薬剤の価格が下がってしまうものもありますので様子見としていました。
頭を悩ませたのがインターフェロンでして、これは高価なもので消費税分がバカにならないものですので、多めに備蓄しておこうかとも思いましたが、使うべき患者さんがいなければ勿体ないし・・・。

個人的に最近購入したものとして、診察室のパソコンが挙げられます。
開院当初から苦楽を共にしてきたVAIOでしたが、昨年あたりから自然にリスタートを起こすことがありまして、今年に入ってからも起動がうまくいかなくなることが度々。
折しもマイクロソフトのXPのサポートがこの4月で終了となるという情報も耳にしましたので、泣く泣く新しい機種に変更することにしました。
また、ソニーのVAIOがなくなるという悲しい知らせもあって、どこのメーカーにするかに結構悩みました。
「できれば日本のメーカーで」
というのが基本姿勢でしたが、パソコンに詳しい方に相談すると、
「今や日本のメーカーはどこでも外国のメーカーと提携して純国産なんてありませんよ」
なんてつれない返事。
「デスクトップにはこだわらず、ノートでもいいや」
と思っていましたので、今回はノート型パソコンを選択。
結局、東芝のダイナブックになりましたが、これまでデスクトップに慣れ親しんでいましたのでどうも使い勝手が悪い。
今週から診察室にはノートパソコンが鎮座ましましていますが、もとのVAIOが恋しくて恋しくて・・・。
それに、Windows 8.1にも慣れなくてストレスがかかります。

デスクトップとノートの最も大きな違いが音声かな?
朝、昼とradikoでラジオ番組を聴くのですが、ノートだと音が非常に悪いです。
まだ音楽は聴いていないのですが、期待はできないと感じました。

本来の業務に際してはワードとエクセルが中心ですので今のところ問題なくやっていけてまして、
データ配信の関係で検査会社さんの方にもご足労いただきまして、週半ばからはデータも完全移行できています。
また、今回のPC買い替えに際して、診療に影響が出ないようにソフトとデータのスムーズな移行を手配してくださったのが、
pcQ援隊という会社でした。(宣伝です)


4月からうちも消費税増税に伴いワクチンやら健康診断やらの価格が上がります。
診断書作成料や健康診断料については5%の消費税をかけていましたので8%になってもそのままアップしますが、ワクチンについてはこれまで消費税を取っていませんでした。
従いまして今回のワクチン料金の改定は8%がそのまま上乗せになった料金となっています。(ただし100円未満は切り捨て)

うちも職員に対して昇給をする予定ですが・・・、
「消費税増税分は全て社会保障費に充てる」
って確か言ってたように記憶していますが、僕の記憶違いだったんでしょうか?

2014.03.23  束の間の休息
先日の春分の日は久々の休日当番(午前のみ)でした。
牛久市の場合、
1年半に1回くらい回ってきますが、季節によって患者さんの数は大きく異なります。
今回は、インフルエンザB型が流行していましたので、
1日だけで15-20人くらいは陽性だったのではなかったでしょうか。
夏から秋口の休日当番だとのんびりできるんでしょうが、天皇誕生日から建国記念日あたりまでに当るともう大変です。
ウイルス性胃腸炎、インフルエンザ、普通の風邪がごっちゃになって外来はてんてこ舞いになりますね。
内視鏡の検診もいつもより多く入れていましたが、最後の方の駆け込みが少なかったせいか時間通りに終了できました。

午前中はちょっとクリニックで仕事をして、その後東京へ。
前回はお供がいましたが、今回は一人。半年振りに行くお店に「今シーズンもよろしく」と挨拶をして、ボトルを入れて。
カウンターではたまたま隣合わせた方とお話しして(向こうが一方的に話して、こっちは専ら聞き役に徹していました)あっという間に1時間半が経過していました。
80歳という年齢にも関わらずアクティブな方でした。

昨日だったか、名古屋の方から段ボールにぎっしり詰まったフリーペーパーが送られてきました。
頼みもしないのに、
「さては、これは新手の送り付け商法か?」と、訝しく思っていましたが、料金を請求されるわけでもなく・・・。
「次回以降は不要」とファックスしましたが、古紙回収に出すためにビニール紐をかける手間が面倒くさいったらありゃしない。

そのフリーペーパーの内容をパラパラっとめくってみましたら、何だか怪しげな健康食品やサプリメントの類がずらっと紹介してあるものでした。
○○研究所だの、△△バイオテクノロジーだの、この雑誌をクリニックに置くとこっちまで共犯者にされそうな感じです。

2014.03.16  講演会〜その2
朝、クリニックに行ってみると、駐車場には4月の保育園開園に向けて日曜出勤をしている作業の車がずらり。
あと2週間やもんなあ、間に合うんかいな?といらぬ心配をしていますが、今日みたいに天気がいいと心も晴れ晴れとしてきます。

午後からはかねてより申し込んでいたモリタクさんの講演会を聴いてきました。
テレビで見るのとおんなじ顔(当たり前)ですが、スーツを着て、経済の話をされているとちょっと違和感も感じます。

「この方の本来のお仕事はこっち方面なんだなあ」と再認識させられましたが、やはり話は解りやすく面白かったです。
また、機会があれば行ってみたいですね。

2014.03.15  春間近
まだ冷たい風が、そして雨が降る日もありますが、今日なんかは日差しがやわらかく、漸く春がそこまで来ている感じがしてきました。
来週はお彼岸ですもんね。

今週はいろんなニュースが新聞をはじめ、メディアを賑わせましたが、注目度といえばやはりSTAP細胞とマレーシア機の失踪のニュースでしょうか。
個人的にはマレーシア機の方に興味を惹かれましたね。
以前レンタルDVDで見た「LOST」みたい、バミューダトライアングルがマレーシア沖にもあったんかいな、という展開です。
テロなのか、事故なのか、謎は残ったままですが、「世界仰天ニュース」のネタになること間違いありません。

因みに、「LOST]は途中で脱落しそうになりながらも延々とシーズン6まで見ましたが、最後までもやもやした感じは解消されずに終わってしまいました。

STAP細胞の件は小保方さんがちょっと気の毒に思えてしまいます。
手法が稚拙だったと言われれば反論できない状況ですが、後ろから撃たれるような形で研究者としての生命が絶たれてしまいました。

そのほかの話題といえば、サッカーの差別的横断幕事件もありました。
僕も時々スポーツ観戦をしますが、絶対行きたくないところが、野球の外野席とサッカーのサポーター席です(行ったことないけど)。
応援を強制されるというシチュエーションが非常に嫌なんですね。
よく野球を観に行くことがありますが、選手の応援歌を歌ったり、立ち上がってタオルを振り回したり、風船を飛ばしたり・・・、そんなこと他人に強制されるなんてまっぴらです。
外野席での統制の取れた応援風景を、内野席でビールを飲みながら眺めるっていうのが好きなライトなファンなんでしょうね。
ましてやサッカーのサポーター席なんて怖くて怖くて、滅相もないです。
「Japanese Only」、Japaneseでもお断りです。

運よく生きていたとして、2020年に東京で開催されるオリンピック競技も日本がらみの試合に行くつもりは・・・、ないです。
オリンピックほどナショナリズムが高揚する場はないので、そんなところに自分の身を置きたくないというのが正直なところですが、オリンピックの招致自体に反対だった立場から、
「観に行ったら負けかな」
なんて意地を張っているのかも。

スポーツ観戦をする時は、
「選手、チームへの思い入れはほどほどに、思いやりはたっぷりと」
をモットーとしています。

明日は講演会へ。

2014.03.09  講演会
啓蟄を過ぎましたが、まだまだ寒くてかなわんとです。
基本的に寒いのが苦手なもので、冬はもっぱらうちの中で過ごすことが多いですね。
これまでの日曜日といえば、暖かい部屋で頼まれていた書類を書いたり本を読んだりしていますが、今日は思い切って講演会に行って参りました。

先週、患者さんから
「今度、国際会議場で肝炎の話があるので聞いてこようと思います。」
なんて言われました。

その方は3剤併用療法を予定していましたので、
「是非、聞いてきてください。」と言って送り出しましたが、
自分もどうせ暇だし、勉強のために患者さんに混じって参加してきました。

この講演会は患者さんが対象でしたが、内容は結構専門的な領域まで踏み込んでいまして、果たして皆さん、理解できたのかな?と思われる部分もありました。
しかし、今日のお話の中で最もびっくりしたのが、「医療費」の話。
3剤併用治療を受ける上で、今回の新しい内服薬はかなり高価だと踏んでいましたが、それにしても想像以上で、
助成金制度を使わないで治療を受けられる人なんて殆どいないんじゃないかと思われる額でした。(3割負担の方で17万/月)
助成金制度を使えば最大でも2万/月ですから・・・。日本の医療制度は本当にいいと思います。

年度末ということもあり、検査が立て込んでいて診療も忙しい中、個人的には結構忙しい月になりそうで、ほぼ休みなし。
帰ってカレンダーを見たら、今日が唯一のフリーな休日だったことがわかりました。

2014.03.01  インフル禍
今週はたくさん来ました。圧倒的にB型優位でしたね。
自分がうつらないのが不思議なくらいです。
発生源というか、元になったのは1週間前のあるイベントだと推測していますが・・・。

今朝受診された患者さんから聞いた話はショックで、ほぼ1日引きずってしまいました。
その方はインフルエンザだったのですが、
「父もインフルエンザで月曜日にかかったんですよ。」
「でも、その後悪くなって、○○病院に入院しまして、今、集中治療室にいます。」
「COPDもあるので、かなり危険な状態です。」

すぐにカルテを見直しましたが、そんなに重症とは考えられない、普通のインフルエンザの人だったのに・・・。

午後の中学3年生の子もちょっと可哀想でした。(小学生の時からのかかりつけの子でしたから愛着もあり)
来週、県立高校の入試を控えての発熱で、発症して間もないので当然インフルエンザ迅速検査は陰性。
明日、再検査をするのか、それとも今日、臨床症状のみでインフルエンザと判断して治療するのか、非常に迷うところです。
医学的にはきちんと診断してから治療するのが正解だよなあ・・・。






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