独り言


2014.01.26  断捨離
うちは開院以来、電子カルテを導入せずに紙カルテを通しています。
おかげさまで来院患者さんも徐々に増えてくるとともにカルテの枚数も多くなってきていまして、カルテ棚も追加購入してきましたがそろそろ一杯になってきました。

カルテは一定期間保存しなくてはなりませんので、おいそれと捨ててしまうわけには行きません。
ただ、最終診察日から
5年経ったものについては処分可能とされていますので、そろそろそういう時期が来たわけです。
手始めに、5年以上前に健康診断を受けていただいた方のものを処分することにしましたが、これは個人情報のつまったものでして。
さすがに普通の家庭ごみに出すわけにはいきませんでシュレッダーで裁断するわけです。これが意外と一苦労も二苦労もあります。

うちのシュレッダーさんは、どうも怠け者で・・・、取扱説明書を読めばその通りなのですが、一度に
5枚以内にしろとか、連続使用は5分以内にしろとか。
甘やかされて育ったぼんぼんのようです。

それに一旦臍を曲げると
1時間以上止まってしまいます。お陰で紙カルテはダンボール4箱分もあるのに全然進みません。
朝、昼休み、帰る前に少しずつやっていくしかないようで、しばらくかかりそうです。
今日もスタバで朝食を買い込んで、ちまちまとやっていたのですが、あっという間に夕方になってしまいました。

自由診療分が終わればその後は一般の患者さんの分になります。
5年以上受診歴のない患者さんとしては、死亡された方、遠くへ引っ越された方は処分しやすいですね。
しかし、H
20年以前に風邪でかかって、その後受診歴のない方がH26年にかかる場合はちょっと面倒なことがおきるわけで、
コンピューター上は登録されていてもカルテがないという状況になります。
病名、処方した薬、行った検査の履歴は残っていますが、病歴や診察所見がなくなっていますので、患者さんにしてみれば、
「それは昔言ったでしょ、前のカルテに書いてあるでしょ。」ってことになります。

最近はどこの病院でも電子カルテになってきていますが、アナログな僕は暫く紙カルテと付き合っていくつもりです。

2014.01.18  冬真っ盛り
毎日寒いです。
朝、暗いうちに家を出て、クリニックに着くころは漸く空も白んできます。
箒で玄関を掃くのは院長の日課ですが、あの暑かった夏が恋しい。
夏は冬に憧れて、冬は夏に帰りたい・・・、という歌もありますが、僕は冬に憧れることはないなあ。
院内が温まるには時間もかかり、診察着にも着替えたくなくなります。

今週は私立高校の受験日が組まれていたり、今日、明日は大学のセンター試験だったり、受験生にとっては大変な一週間だったようです。
試験前に体調を崩してうちを受診された受験生、そして親御さんに対しては受験生を持ったことのある親として我が事のように心配しました。
胃腸炎なら1-2日で治りますが、インフルエンザだと可哀想ですからねえ。

インフルエンザと言えば、当クリニックでも連日2-3人の患者さんが診断されています。
流行期に入っていると思われ、予防接種を受けている方からも発症しています。ご注意を。

2014.01.13  有意義な連休
11日には友人たちと新年会をして、日付が替わって新聞屋さんが配達してくれた新聞を読んでから眠りにつきました。
でもって、「今日は診療をやってますか?」という問い合わせの電話で起こされたのが10時。

成人の日は大人しく仕事をしたり本を読んだり、映画を観たりして。
思い起こせば昨年の成人の日(シティーマラソンの日だったかな)は大雪に見舞われたんでした。
あの日は牛久で昼食を食べているうちに、見る見るうちに雪が積もって、その中をノーマルタイヤでゆるりゆるりと運転して帰りました。
今年は寒いながらも快晴でなかなか良い連休を過ごせたと思っています。

雪と言えば、今年もスタッドレスタイヤを履いていませんので、雪が積もらないことを切に望んでいます。
そういえば、最後にチェーンを巻いたのって学生時代の蔵王かもしれません。(基本的に楽観主義者なものでいつも行き当たりばったり)

何年か前の雪の湯布院は怖かったですが、何とか帰還しましたし、
「まあ、なんとかなるでしょ」
をモットーにしています。

今週のAERAの記事に、ウナギトラベルがやっているぬいぐるみによる代理旅行というものが載っていました。
受診された方はご存じだと思いますが、うちはクマやクジラが、そしてウサギやイヌもいます。
自分が行けない分、そいつらに行ってもらうという気持ちは十二分にわかります。(スタッフにはわかってもらえませんでしたが)
面白いビジネスだと思いますね。

2014.01.09  平常運転
通常の診療に戻って早4日が経ちましたが、まだしっくりときません。
ボールペンや内視鏡を持つ手が何とはなしにぎこちないし・・・、そのうち慣れるでしょう。

インフルエンザがじわりじわりと流行ってきました。もちろん、ノロウイルスを含むウイルス性胃腸炎も数多くいますが、年明けからはインフルエンザAが目立ってきています。
ワクチンの接種もひとまず終了していますので、これからは発症者の治療に移ります。
大流行にならないことを願っています。

ここ最近気づいたこととして、
「新聞、読むところが少ない」
うちで取っている新聞はページ数として大体34-38ページありますが、捲っても捲っても広告ばっかり。
半分とまでは言いませんが、40%くらい広告なんじゃないかな?
年末あたりはカニやエビの通販が連日載ってましたし、年明けは旅行や健康食品関連のものが目立ちます。
テレビ欄や株価や読者の声あたりはすっ飛ばしてますから、あっという間に読み終えてしまいます。
新聞社も私企業ですから読者からの購読料に加え広告料も新聞を作る上では大事な収入源となるんでしょうが、ちょっと多すぎやしませんか?

日本みたいに毎朝自宅に新聞を届けてくれる制度は非常にありがたいと思いますが、せめて読み応えのある記事を書いてくれていれば・・・。

2014.01.04  今年も良い年でありますように
クリニックはお休み中で、一部の方にはご迷惑をおかけしていることと思います。

12月29日の朝、いつも通りに早起きして羽田へ。
いつの頃からか、運転に不安の出てきた父の空港への迎えは遠慮して、レンタカーを借りて実家へ。
1週間のレンタカー代は片道の航空券より高いのですが、まあ、しゃーないですわ。

30日は中・高の同級生たちとプチ同窓会みたいなことをやって。
31日には注文していたおせち料理を受け取りに行ったり。(うちにいてもやることがないもんですから)
その途中、車の中で聴いたラジオニュースで、「大滝詠一さん、死亡」のニュース。
「A LONG VACATION」、「EACH TIME」は何十回、何百回と聴いたなあ・・・。
山下達郎もその系譜に載った感じで良く聴きましたが、あのサウンドは大学初期の僕の感性にピッタリ合っていました。
残念・・・。

家に帰っても特にやることもなく、食べて飲んで、そしてテレビを見るだけの怠惰な生活になるのがオチなんですが、今年も例外ではなく、
「寝正月」
を絵にかいたような1週間でした。
ただ、1月2日、3日は両親と海の見えるホテルに行きましたが、そこでも食って寝て、風呂に入るだけの場所を変えただけの寝正月でした。


1.観る
テレビに関して言うと、最近は「紅白」、「お笑い」とは縁が切れ、「駅伝」、「サッカー、ラグビー」、「相棒」がメインになっております。
紅白は出場歌手と歌が8割方わからん、お笑いは・・・、多分年を取ってしまったことで感性が合わないんでしょう。
スポーツとジャニーズや女性アイドルの出ないドラマなら心地よく見られるのかなあ。

この1週間のテレビ視聴時間は年間の視聴時間のほぼ半分を稼いでいる感じがしました。
ちなみに妹の家にはテレビがないそうで、実家が唯一のテレビ視聴場所となるようです。
しかし、今年は「孤独のグルメ」が良かったですね。評判は雑誌等で知っていたのですが、何せ遅い時間にやっていましたのでなかなか見ることができず。
今回、昼間に一挙放送してくれて大変助かりました。

2.食べる
普段、3食をきっちり食べるという習慣がありませんので、今回のように規則正しい食生活はかなりきつかったような・・・。
お酒も昼から出てくるし、しかも、歩き回ることもないし、2〜3キロは太ったかも・・・。
さあ、これからダイエットやでぇ。

3.寝る
目覚ましを気にすることがない生活もこの時期だけでしたが、12時前には寝て、7時には目が覚めていました。(それでもいつもより2時間遅いけど)
それと日の出、日の入りが遅いというのは昔に戻った感じがして、何だか嬉しかったなあ。


4.読む
田舎なものでインターネット環境も十分ではありません。
スマホも持たず、(たぶん、日本人の99%がスマホ持ちになってもガラケーを使い続ける自信があります)パソコンもないので読書も進みます。
きっちり3冊を読破し、4冊目は機内と常磐線で。

自分の子供が小さい時はおじいちゃん、おばあちゃんとの3世代でのお正月。
子供が大きくなると、(特に子供が結婚、孫ができたりすると)自分のうちが実家になってしまうんですね。幸い、まだ、僕のところはそうではありませんが。
そうなると、自分の親のところへ一人で帰ることになってしまいます。
今回も妹と両親と4人で過ごす正月でしたが、そのうち、一人欠け、二人欠け・・・。
そして・・・

アガサ・クリスティーかよ。





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