独り言


2013.08.22  夏の終わり
お盆も終わり、高校野球も終わり、今年の夏も終わったかのような気分になっています。
このところ、夕方の診療が終わって、クリニックを出るころには空も暗くなっており、一層夏の終わりを感じさせます。
しかし、日中はまだまだ暑く、今日も庭の草取りを30分ばかりやったら、汗びっしょりになってしまいました。
ビールでも飲みたかったんですが・・・、お茶で我慢しました。

高校野球は前橋育英の優勝で終わりましたが、今年は数多くの試合を見た気がします。
やはり面白かったのは3回戦から準々決勝まででした。
それ以降は一気に興味を失ってしまいました。
常総が負けたから、なんてことは一切なく、強いて挙げれば、関西の有力どころが次々と姿を消してしまったからでしょうね。

面白かったゲームを一つ挙げるとすれば、浦和と仙台戦。
先日のDeNAと阪神戦、いつかのDeNAと巨人戦のような展開で、最後は仙台のサヨナラ。
優勝候補の浦和が初戦敗退となったゲームです。別にどっちを応援していたわけでもなかったのですが、面白かったですね。

最近読んだ本では、内館牧子さんの「カネを積まれても使いたくない日本語」が良かったです。
元横綱審議委員で、土俵に上がる、上がらせないの論争になった時の分からずやのおばちゃんだと認識していたのですが、
昨今のおかしな言葉づかいについて、ぶった切ってくれています。読後の爽快感は格別です。


夏休みが明けて、クリニックに来てみたら、周りの風景が変わっていました。(通院されているかたは多分気付かれているでしょうが)
駐車場の脇の竹林が伐採されて工事車両が土を掘り返しています。
竹林の向こうの住宅が見通せるようになり、何だか明るいです。
クリニックの周りは宅地が造成され、どんどん新しい住宅ができてきましたが、今度は住宅ではありません。
来春には賑やかになるんでしょうね。

2013.08.17  帰省
休み中は数多くの電話を頂戴しました。特に12日は。履歴を見直してみると、10数件。

空港前のレンタカー屋さんで借りたのが、フィット。毎回のように車が変わりますが、なかなか乗り心地も快適でした。




この休み前に読んだ本に、豊後高田市のおいしい蕎麦屋さんの情報が出ていましたので、空港からナビに従って昼食がてら訪問。



お店に着いたのが1時を過ぎていまして、生憎そばつゆがなくなってしまい、目的のものは食べられませんでしたが、
代わりにおろし蕎麦を注文。これもすごく良かったです。
「蕗薹」というお店で、機会があればまた行きたいですね。

12日は津久見へ。
以前、うちのクリニックを担当していたMRさんが、奥さんの実家へ里帰りしているということでしたので、久しぶりに会って食事をしてきました。
津久見は想像以上に田舎でした。もしかしたら、うちの田舎よりも鄙びた寂しい町なのでは?
かつてはセメントとみかんの町と記憶(高校までの地理の知識)していましたが、何もありませんでした。襟裳の春並やで。

13日は中・高校の時の同級生と中津へ。

15日は姫島へ。
浅見光彦シリーズの「姫島殺人事件」の舞台です。
14、15日は盆踊りが催され、島外からも数多くの観光客が訪れ、このときにはフェリーの臨時便も出ます。
ここでは普通の盆踊りではなく、伝統踊り、創作踊りが見られ、代表的なものが「キツネ踊り」っていうものでしょう。
地元の新聞にはちょくちょく出ているようです。
姫島に行くのは小学生時代に、野球の練習試合で訪れて以来でしたので、約40年近く前になるのかな?
姫島七不思議伝説っていうのがありましたので(無理やり七つ集めた感があるんですが)、暑い中、レンタサイクルで島内をぐるりと回ってきました。(疲れた)
約2時間、ママチャリを漕ぐっていうのは日頃の運動不足の体には相当堪えました。
坂道は押して上り、階段を上って行かなくては見られない観光スポットは、パス。
島の出身者で最も有名なのが、西村栄一氏(元自民党副総裁、田中派)で、立派な碑がありまして、ここも観光スポットになっていました。
   
          フェリーから見た姫島


              
      右のとがった部分が柱ヶ岳鼻というそうです


    姫島灯台(まだ元気だったので上りました)


16日は再び友人と食事。彼とは年賀状のやり取りだけでしたから、会うのはもう30年振りになるのかな。
そんなこんなであっという間に1週間が過ぎてしまいました。
高校野球もたくさん見たし、今回初めて「あまちゃん」なるものも見ました。
「じぇじぇじぇ」、って何のことだかさっぱりわかりませんでしたが、驚いた時に出す言葉だったようです。
たかだか4、5話しか見ませんでしたが、人気になるのは少しわかるような気がしました。
くすっと笑わせる要素(それもわかる世代にしかわからないようなネタ)が散りばめられていて、面白そうな朝ドラでした。
しかし、キョンキョンの母親役は何だかちょっと・・・。

何と表現すればいいのかな?
彼女からいやらしさ(性的なものではなく)、あざとさみたいなもの、母親役をするようなほかの女優さんとは違うわよ的な雰囲気っていうのかな?
を感じてしまう自分がいました。

あさってからは通常業務に戻らなくては。

2013.08.10  夏休み
今日は半ドンで、午後からは長めのお休みに入りました。
結構前から掲示してありましたので、午後からは電話の問い合わせもなく、のんびりと過ごしていました。
昼休みには蕎麦を食べに行き、休憩室でアイスを食べながら高校野球を見たりして。

今年の夏休みは例によって一人旅です。レンタカーを借りて、あちこちとドライブして回る予定です。

2013.08.03  疑心暗鬼
8月に入りました。
梅雨明けが猛烈に暑かったせいか、最近それほど暑く感じません。特に朝、晩は窓を開けておけば少し涼しいくらいですね。
それでも、来週からはもっと暑くなるそうですが、すぐに立秋がやってきます。お盆も過ぎれば吹く風も秋めいてきますし。
何だか夏が終わったかのような書き方ですが、夏はこれからが本番、頑張らなくっちゃ。

ディオバンの問題について。
このお薬の降圧効果については特に問題ないので、処方を変更する必要性は感じていないのですが、やはり患者さんにしてみればいい気はしないようです。
折角、血圧のコントロールがいいのに別の薬にして、血圧が不安定になるデメリットの方が大きいですよ、と説明していまして・・・。
それでも変更の希望があれば、効果が同等と考えられる別のARBにしています。

兎角、ARBと言われる降圧薬は多くの製薬会社が主力商品として販売していまして、どれも血圧は下げてくれますので、付加価値のあることが他社製品へのアドバンテージとなります。
ディオバンは降圧効果に加え、脳卒中や狭心症の発症を減らす効果があるということで売り上げを伸ばしていたのだと思います。
循環器系の講演会に行くと、慈恵医大のスタディが金科玉条のようにアピールされていましたね。(遠い目)

今、あの講演会の演者の先生方はどういう思いでこの問題を見つめているんでしょう。
もちろん、演者の先生方には全く罪はなく、同情すら覚えます。
また、メーカーさんの営業マン(MRさん)も当時必死にアピールしていましたが、あのデータは訪問の度に見せてくれていました。
それに内科学会の試験でも設問の選択肢に出ていました。(当然○を選択するように)

ノバルティス社に限らず、この手の話はほかのメーカーでもあり得ることでして、その製剤の売りという点に関しては、これからは眉に唾をつけて聞かなくてはなりませんね。
「本当かよ」、「そんなうまい話はないんじゃないの」っていつも考えなくてはならないっていうのは、ある意味不幸なことです。
たとえば、「腎保護作用があります」、とか「脂質の改善効果があります」とか、そういった付加価値も疑いの目で見られやしないかと戦々恐々としているメーカーさんもあるんじゃないかな?

数あるARB製剤でどのお薬を選択するかの判断材料は、なんといっても
血圧がしっかり下がること(降圧効果に優れている)に尽きると思っています。
それに次ぐのが、安全であること。(副作用発現率が低い)
そのほかでは、価格がリーズナブルってことでしょうか。


明日は藤浪を見に行ってきます。





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