独り言



2012.10.21  スポーツの秋
今日は秋晴れの暖かい(少し汗ばむくらい)一日でした。幼い頃からスポーツ全般は好きで、割と好き嫌いはないのですが、
1.観るのもやるのも好き、2.観るのもやるのも嫌い、3.観るのは好きだけどやるのは嫌い、4.観るのは嫌いだけどやるのは好き、の4つのカテゴリーに分けられます(4番目はありえませんね)
今日は3番目に該当するものを観てきました。(当然一人で)
子供の頃から父の影響を受けたんでしょうか、早明戦、早慶戦なんて聞くと心が沸き立ちます。西の雄、同志社vs東の早稲田、社会人だと、釜石vs神戸製鋼なんてカードは欠かさずテレビで見ていました。

そうです、ラグビーです。

イープラスでチケットを買ったのが9月の初めだったかな?秩父宮も良かったのですが、車で行ける水戸をチョイス。入場料はたったの1000円という割安感もよかったし、新しい車で高速を走ってみたかったっていうのもありました。因みに雨が降ったら行かない予定でした。(ライトなファンなもので)
組み合わせは大東文化vs流経大、筑波vs明治っていう好カードが1000円で見られるなんてラッキーでしょ。

1試合目は関東のリーグ戦の対戦でした。
大東文化と言えば草色のジャージのラトゥの印象が強いですね。
流経大は龍ヶ崎にあって一応地元の大学ってことですが、茨城のジュニアチームにも積極的に参加して、チビッ子の指導してくれたりとラグビーには力を入れている新興勢力ですね。
両校の今年のチーム力やこれまでの戦績について全く予備知識のないまま観ました。
結果は、流経大のワンサイドゲーム(40-0)に終わりました。フォワード、バックスとも力の差が歴然としていて、大東には昔の面影は全くありませんでした。
22mライン内側まで攻め込んでもそこで反則を犯したりして勿体なかった。流経大で目立ったのは、2人の留学生の当たりの強さと10番を付けたスタンドオフでした。

 2試合目は対抗戦グループの対戦でした。
今年は筑波が強いってことでして、この前は早稲田にも勝っていました。
そして、今日の相手は明治です。明治と言えば、「重戦車」、「北島監督」、「前へ」というキーワードが浮かんできます。フォワード戦で相手を圧倒するといったプレーは子供心にどちらかと言えばヒールに映っていました。(そして、これを耐えて耐えてバックスの展開力でトライを奪う早稲田がヒーローという図式です)
話はずれますが、慶応のイメージはあまりよくなかったですね。ハイパントを上げて相手がこぼしたところを攻め込んだり、タックルが厳しいというか、汚いというか、ちょっと自分の感性には合わないスタイルだったです。
今年は両校ともここまで3連勝で来ていまして好勝負が期待され、実際その通りのいい試合になりました。追いつ追われつの展開で最後は明治が逆転勝利。
久々にどきどきはらはらしながら試合に入り込んでいました。

バックスでは筑波に分があったのですが、なかなかうまく生かせず、往年の早稲田のような展開ラグビーを期待していましたが、そこまでの華麗なパスワークは見せられませんでした。
フォワードのモール、ラックでは明治が強かったかな。また、筑波は自陣ゴール前でのプレッシャーに弱く、反則、ミスがことごとく得点に結び付けられていました。
具体的にはゴール前に蹴り込まれてしまうとあたふたしてしまうんですね。

観客席は正面スタンド側の真ん中あたりで見ていましたが、明治の応援はいかにもラグビー好きなオヤジが個々に大きな声をだして、叱咤激励するスタイル。
この中には自分の息子や孫の応援に来ているようなご婦人方も含まれていまして、比較的年齢層は高め。

一方筑波の応援は非常におとなしく、得点を挙げたときに一斉に盛り上がるっていう感じ。年齢層は学生から若い家族連れが多かったかな。
前の若いカップルは男性がラグビー経験者らしく、相手の女の子にルールを丁寧に教えていて、何だか微笑ましいというか、まあ、なんだ、若いってことはいいですね。

今日は半袖でも十分見られましたが、早慶戦や早明戦の頃は寒くてスタンドで凍えてしまいます。やはり観るスポーツは室内か、暖かいときに限ります。
でも、優勝するのはやっぱり帝京かな。

2012.10.13  ノーベル賞
iPS細胞の山中教授がノーベル賞を受賞しました。
これまでのノーベル賞の受賞者については、その研究の理論なんかは全くわからなかったのですが、今回のiPS細胞については医学関連でしたので少しは解るような気がします。
物理学賞や化学賞は全くちんぷんかんぷんでしたね。(クロスカップリングって何?小林・益川理論って何?)
昨年、受験生を持つ親としてわが子に、<ES細胞とiPS細胞の違い>なんていうことを教えてましたから。

あと何年経つと臨床の場で応用されるようになるでしょうか。
非常に楽しみではあります。

もし、自分が将来、再生医療の恩恵に与れるとしたら・・・、今の自分の価値観(生命に対する)では、iPS細胞はいらないって言うかな。
細胞死、いいじゃない。
別に臓器を再生せんでも、しゃーないやろ。死ぬときは死をそのまま受け入れるしかないし、いつかは死んでしまうんやから、それがたまたま今なんやって。
そんな価値観を人に押し付けることはしないので、再生医療は進歩していけばいいんですけどね。

また、文学賞では村上春樹さんが惜しくも受賞を逃しました。
ノーベル文学賞っていうのはどうもしっくりこないです。違和感があるというか、なんというか。
日本人では過去に川端康成さんと大江健三郎さんが受賞されていますが、文学的なものっていうのは世界共通の価値観で評価されるものなんだろうか?
そもそも評価できるんだろうか?っていうのが根底にあるわけで。
その国の歴史や文化、宗教的な背景、政治的な背景を組み込んだ小説であったり、詩や戯曲だったりするわけで、選考委員の国籍、宗教、政治的な思想によっても大きく判断は変わるような気がしてなりません。

個人的に川端文学には学生時代に触れたことはあります。日本人だから感情移入ができるだけかもしれないのですが、外国人も同じ感情を抱くんだろうか?中国人や韓国人もそうなの?
残念ながら同じ日本人ですが大江文学は全くわかりません。
白状しますが、村上さんの本に関しては恥ずかしながら一度も読んだことがないんですね。
「ノルウェイの森」、「ねじまき鳥クロニクル」、「海辺のカフカ」、そして「1Q84」等々、周りの高評価に対してただの食わず嫌いかもしれませんが、どうも相容れないようです。
将来、彼がノーベル文学賞をとったとしても、僕は「1Q84」を手に取ることはないでしょう。
同じ文学賞関連ですと、芥川賞っていうのも、どうもだめですね。
文学的な素養がないと言われればその通りなんでしょうが、過去の芥川賞作家の本は、本屋さんで一度は手に取りますが、パラパラとめくって棚に戻してしまいます。
一方、直木賞だとそうでもないんですが。
自分には本屋大賞作家がお似合いかもしれません。

物理学賞、化学賞、医学生理学賞は世界的にも評価としては解りやすい(理解可能かどうかは置いといて)のですが、平和賞と文学賞はどうもね。

話題はコロッと変わって。
今週は学会で関西方面に行ってきました。(このため2日間の休診となりました)
移動中の電車では、何度も携帯が鳴っていたようでしたが、生憎出ることができませんでした。
「車内ではマナーモードの上、通話はお控えください」なんて言われてますから。

神戸は震災前に大学の友人の結婚式で訪れて以来でしたから、約20年振りくらいでしょうか。
その後、京都へ。




京都は春の内科学会以来で、まだ紅葉には早く、この日は結構暑かった。
嵐山で歩き回ったら、汗びっしょりになりました。ただ、金木犀の香りが疲れを吹っ飛ばしてくれました。
それよりも日頃の運動不足も祟って、膝や筋肉が痛くなり、回復には丸二日かかってしまいました。

2012.10.4  残り3か月
このところ検査の予約が多くなって、特に土曜日の胃カメラが入りづらくなってます。
朝早く検査だけをまとめてやっちゃうっていう手も考えたんですが、人員の都合もあって、平日と同じ時間割になってしまっています。
また、日曜日に一般診療はやらずに、検査だけをやっているクリニックもありますので、真似しようかとも考えてますが・・・。

これから予防接種のシーズンも始まるわけで、スタッフもその準備を進めてくれてる中で、「悪いけど日曜日も」
なんて言えるわけないですね。

ちなみに、今シーズンのインフルエンザワクチンについては、昨年と同じやり方です。
予約不要、ワクチンがなくなった時点で終了。






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