独り言


2012.05.26  日食観測
ちょっと古いですが、今週は金環日食がありまして、朝クリニックから見ていました。
メガネがなかったので、黒いレントゲンフィルムを利用しましたが、本当はだめなんでしょうね。幸い、目は大丈夫みたいです。
子供の頃って、太陽を見るのに黒い下敷きを用いて見る様にって教わったはずなんですけどねえ・・・、ダメだったんですね。
感光させたレントゲンフィルムを通して見た日食はよく見えました。生まれて初めて、そしてこれっきりでしょう。
当日の患者さんには、「今朝の日食、見ましたか?」なんて聞いてから診察に入ったりして。

2020年のオリンピックの開催候補地として東京が一次選考を通過したようです。
国民の関心は必ずしも高くないのがネックだそうですが、自分も「別にどうでもいい」っていうスタンスです。
イスタンブールでいいじゃん、って思っているんですが、東京でやる意義というものがどうも見えてこないんですよね。
石原一派だけが頑張っているような気がしてなりません。
オリンピックマネー(バブル)で一儲けしてやろうっていう奴らに国の税金をつぎ込むのは止めて欲しいなあっていうのが本音かな?

2012.05.19  金環日食
今度の月曜日は日食らしいのですが、どうも天気に恵まれない模様とのこと。運がよければ見られるかな?
しかし、自分は日食メガネも持ってないし、肉眼で直接見ると目を傷めるからダメとか言われてますので、生では見られませんが、確実に見られる方法は夕方か夜のニュースをチェックすることなんでしょうね。
昔から地学を苦手科目としていましたので、宇宙のことや天体の動きに関してはようわからんのですが。

2012.05.13  安息日の朝に
外は五月晴れなのに、心はどんよりしていて。原因は朝の一本の電話だったのかもしれません。
数日前に狭心症疑い(胸痛があったものの、心電図では特徴的な所見はなし)でかかった方が再び胸痛を発症。
ニトロを飲んでも改善しないってことで、日曜日でもあったので救急病院への受診を勧めました。
やっぱりあのときに受診させるべきだったのか?とか考えたりして・・・。


一方で、初診時に39度の発熱があり、待合室から直接処置室に運び込まれた方が、次の日には熱も下がり、元気になっていたりするとこちらもほっとしますね。

日曜日は、書類を書いたりデータをまとめたりするのにもってこいの時間です。また、唯一、心安らげる時間でもありまして・・・。
1ヵ月後に迫った会議の資料作成も始めなくては。

2012.05.06  リセット完了?
大雨と、それに続く快晴もあり、そしてGWは竜巻とともにあっという間に通り過ぎていきました。
いつもならプチ旅行記なぞ書き記すはずでしたが、今年は寝GWでした。
それでも、家の前の映画館に行ったり、自転車でシャトーまで足を延ばしたりしてました。
変則なしの自転車は普段運動不足の身体にはきつかったですね。
明日から海の日までは連休なしなんだよなあ・・・。

先日の高速バスの事故について。
亡くなった方は非常にお気の毒としか申し上げられませんが、マスコミは早速犯人探しに躍起となっています。
1.事故を起こした運転手
2.劣悪な労働条件で運転手を働かせているバス会社
3.そういう条件を放置している(法整備をしていない)国
てことになっているようです。
なんでも、安全が軽視されていると。
金沢からTDLまで5000円以下で行ける?最近では行けるようになったんですね。

食品の事故についても感じていることですが、
我々消費者には全く落ち度はないのか?

何でも安く買ったり、安い価格で旅行したりすることが、あたかも「賢い消費者」ってことに疑問を感じてしまうんですが・・・。
正規の料金を払うことがバカみたい、もったいないなんて思われたりする風潮っていうのが最近とみに蔓延っているように感じています。

価格を安くするためには何かを削らなくてはならないのは当然で、それが食材だったり、人件費だったり。
実勢価格より明らかに安いものっていうのは疑ってかかれ、っていうのが昔からの教えで、タダより高いものはないっていうのも使い古されたフレーズです。何でも中国を初めとする海外に生産を移して低価格を目指すことは本当にこの国のためになるんだろうか?

ものを安くしないと売れない、よそも同じ値段にしたからもっと下げよう、ってどんどん値下げ合戦になってしまって。
ものの価値っていうのは価格だけなのか?安けりゃ一番なのか?ってことを我々消費者がきちんと考えないといけないんじゃないかなあ。
別に、高けりゃいいってもんでもありませんが、適正な価格で購入することが売り手を消耗させることなく長く付き合っていけるのではないかと思っています。

労働力でも、どんどん買い叩かれて、同じパフォーマンスをしても給料が下がって行くなんて普通じゃないって気づかないのかなあ?
手取りが下がって購買力が落ちて、それでも税金は上がって・・・、経済の発展なんて望むべくもありません。
「ワードが出来ます、エクセルも使えます、パワーポイントでプレゼンも完璧です。」なんて言っても、今じゃそんなの誰でも出来るスキルなんだからってんで、給料の安い方を選んじゃうっていうのが最近の企業ですね。
人を取替えのきく部品かなんかと同じように考えているので、出来るだけ文句も言わずに、低賃金で働いてくれて、要らなくなったら辞めてくれるような人材っていうのが企業にとっては非常に便利なんでしょう。それが別に日本人でなくても構わないって事になっているから悲しいものですね。
そうすることで収益を上げて、「企業価値」を上げて、「国際競争力」をつけて、株主様に多くの「配当」を差し上げることがいまどきの企業の目的なんじゃないの?なんて・・・。



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