独り言


2011.09.22  台風
久々に直撃を受けてしまいました。
患者さんは4時以降殆ど来れなかったし、業者さんの来訪も全くなくって絶好の読書タイムでした。
自宅は停電になってしまいまして、試験期間中の子供達はもろに被害を被ってしまい(これって重言?)暗闇の中で懐中電灯の光を頼りに勉強していました。
テレビもラジオも点きませんので台風情報は知る由もないので早々と床に就きました。
しかし、夜中にふと目が覚めたら部屋が明るい。
いつの間にか電気が復帰していて家中の明かりが点いていたんですね。

3月の震災時の停電はほんの一瞬でしたけど、今回は長かったなあ。

2011.09.17  早寝早起き
ここ何日か早起きしてます。いつもよりたかだか30分ですが。
しかし、新聞を取りにいくときはまだ暗いです。新聞を読んで、洗濯して、牛乳飲んで、いざ出発。
いつも往診しているおばあちゃんがちょっと具合悪くて点滴を入れるためなんですが。
普段点滴なんてやらないものですから(いつも看護師さん任せ)、ちょっと緊張します。
幸いなことに血管はちゃんと浮かび上がっているので刺しやすく、一発で入っていますが・・・。
半日かけて点滴をして、回収は午前上がりのスタッフにお願いしたりして。
長くやっていると、かかりつけの患者さんも同じだけ年を取っていくわけで。
在宅での治療を希望される方にはできるだけその希望を叶えてあげたいと思うのはむべなるかな。
徐々に回復傾向なのでちょっと安心。明日は少し寝坊できそうです。
夜は酒を飲みつつお気に入りのミュージシャンのアルバムを聴いたりPVを見たりしましょう。

巷では敬老の日で連休ってことになっていますが、19日は久しぶりの休日当番に当たっています。
前回はインフルエンザの流行時期にやりまして凄く大変でした。今度は大丈夫かな?

2011.09.12  読書の秋
昨日、今シーズン最後の東京遠征でした。ヨシノブのサヨナラを見届けて家路に着きましたが、その往復の電車の中で読んだのが、
夏川草介の「神様のカルテ」でした。
(嵐の桜井翔と宮崎あおいで映画にもなっていますが、こちらは見てません)

読みやすくて、そしていい話でした。
勤務医の時に経験した時の感情っていうのが自ずと思い出されまして、図らずも目頭に熱いものが・・・。
興味があればどうぞ。

2011.09.10  学生実習
昨日、筑波大学の医学の学生が1日だけ開業医の見学ということで当クリニックにやってきました。
人に見られながら診療をするっていうのはやっぱり緊張します。
患者さんの方も、「この人誰だろう?」って感じで、えもいわれぬ雰囲気で、変な緊張感に包まれていました。
いつもなら眠い時には昼寝もするし、雑誌を読んだり、スタッフと世間話をするんですが、昨日ばかりは違ってましたね。
自分の母校の学生ですが、僕らの時代とは雲泥の差があります。
何が違うかって?
大学に入るときの学力の差が歴然としていることでしょうか。(当然今の方が上)
彼一人を見て全体を語るのはナンセンスですが、多分皆真面目なんでしょうね。彼は礼儀正しい学生さんでした。
話していて医学部の教育システムがかなり変化していたことに驚きました。
解剖実習、病院実習の時期が早まっています。(自動的に教養課程が短くなりますね)
1年生や2年生の頃って他学の学生と同じようなノリで遊んでばかりいましたが、今はその頃から医学部のカリキュラムが沢山組み込まれているようです。
それに国家試験への対峙の仕方、心構えっていうのが僕らの頃のものとは全然違っているなあって・・・。
医学の進歩とともに国家試験は確かに難しくなっています。診断基準も変わり、新しい検査、治療もどんどん出てきてます。
また、試験の解答方法も変わってきて、きちんと正しく理解していないと正解できないシステムになってきています。
だから6年次は国家試験に合格するための勉強に費やす1年になるそうです。

午後の最後の患者さんがお帰りになったあと、彼が最後にこう聞いてきました。
「開業医として、どんな事に苦労されますか?」
うーん、一杯ありすぎて5分や10分では語り尽くせないよ。
彼は実習が終わった後、懇親会と称して夕食会場に行くことになっていましたので(僕は別の研究会に行くことになっていたので懇親会は欠席)
手短に話すしかなかったけど、伝えたいことの10分の1も話せなかったような。

彼と一緒に昼飯を食べに「ひたち野いしざき」っていうお店に行ったんですが、凄い混みようでした。予約しておいて良かった。

2011.09.08  早くも
9月に入り朝晩は過ごしやすくなっています。しかし、昼間はまだ暑くて・・・、ということは寒暖差が大きいってことですね。

子供達の夏休みもとっくに終わっていますが、毎朝聴いているラジオのMCが先週、今週と2週に亘って夏休みを取っています。(羨ましい)
昔から彼の渋くて低い声が好きで聴き始めたのですが、ピンチヒッターの若いキャスターも結構いいですね。
彼は若いアナウンサーやコメンテーターに対し、色々茶々を入れたり、毒を吐いたり、時にはとぼけた振りをしたり、ベテランならではの進行ぶりです。
一方、代打のアナは若手だけに非常に真面目で、勉強もしていて非常に好感が持てますね。
朝のあの時間は、一時期他局に浮気したこともありましたが、森永さんが切られたことで(これは正確ではないかも知れませんが)やめてしまいました。

で、タイトルの件ですが。
既に今シーズンのインフルエンザワクチンについての問い合わせが患者さんからありまして・・・。
実はまだ何も決めてなかったです。
摂取開始は例年通り10月の中旬からと、何とはなく考えてはいます。
どれだけ納入するか、予約の方法とか、価格とか、まだこれからです。

いかにして待ち時間を短くするかがポイントなんですけど。

2011.09.01  夏も終わり
「台風が来る前に来ました」っていう患者さんが多くて、いつもの木曜日の5割増し。
木曜日は比較的のんびりできるのでスタッフも少なくしていますが、時たまこういうことがありますね。

今日から9月に入り、学校も始まっています。
首相も代わり、気分も一新したいところです。
消費税、上がるんでしょうか?上げるなら所得税と法人税がいいなあ・・・。
医療機関や零細個人商店(うちみたいな)は消費税の増税は凄く痛いんですけどねえ。

先日、人間ドック学会が、ドックを受けた人で結果に異常がない「健常者」が非常に少ないというデータを出していました。
確か、8%そこそこだったと記憶していますが、うちにもドックや健診の結果を持ってくる患者さんがいます。
しかし、本当に病人と言っていいんでしょうか?と疑問に思います。
中性脂肪が160とか170くらい、LDLコレステロールが140をちょこっと超えたくらいの数値で、「あなたは脂質異常症です」と。
糖尿病の基準も結構厳しくて、ヘモグロビンA1cが5.5とか5.6%でも異常値としてひっかかりますから。
厳密に言えばそういう人たちは、将来虚血性心疾患、脳血管障害、糖尿病を発症するリスクが高いので、今のうちに動機付けしておいたほうがいいという親心かもしれませんが、なんだかなあって思うこともしばしばです。

死生観、人生観なんて言ったら大袈裟かもしれませんが・・・、まあ、これ以上は言いますまい。


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