独り言
2011.04.30 休みでよかった
28日の夜に同期の友人達と飲んで、少し遅くまで遊んでから帰ってきました。
翌朝、どうもだるい、背中や腰が痛い、眠い。久しぶりに遅くまで起きてたせいかも？なんて思っていたらどうも熱っぽいので、測ってみたら39度近く。
布団から全然出られなくて、食欲も全くなく、症状は発熱と腹痛のみ。
28日にそういう患者さんを沢山診たなあ、なんて思いながら、ロキソニン1錠のみ服用してポカリを飲んでほぼ一日中寝ていました。
本当に具合の悪い時は、病院へ行こうなんて気分になれないものですね。
普段診察していて、
「昨日は具合が悪くて一日寝ていました。今日は少し良くなったんで来ました」
なんていう患者さんに対して、
「なんで、昨日の具合が悪い時に来なかったの？」
って、思わず言いそうになったこともしばしばありますが、いざ自分がそれを体験してみたら、その気持ちが痛いほどわかってしまった昨日のことでした。
嘔吐もなく、一度だけ軟便が出た程度でしたが、明らかに急性胃腸炎の症状だったようで、今日は熱も下がって8割がた治っていました。
昨日が休みで本当に良かった。
明日から5連休です。
2011.04.23 答えは
21日のケース、22日にカメラをやったらやっぱりアニサキスでした。
白くて細長い糸みたいな物体が胃粘膜に食いついていました。
潰瘍と胃炎を起こしていましたので、アニサキスを取って検査終了。
「家族も同じもの食べたんですけどねえ？」と彼。
「運が悪かったんですね」と僕。
お子さんじゃなかったのがせめてもの救いかな？
2011.04.21 食事してなければ・・・
今日、上腹部痛で受診された方のことです。
2日前に刺身を食べて、その夜から上腹部に強い痛み。
昨日はそれが増強してきたらしく、そして今日。
発熱はなく、飲酒歴もなく、胆石や膵炎ではなさそう。
でも便は黒くないみたい。
本人曰く、「最近ストレスが溜まってるし・・・」
しかし、やっぱりあれかな？ アニサキス症。
「で、今朝は食事摂ってないですよね？」
「いえ、軽く食べてきました。」
「えっ」
今日は比較的時間に余裕があったので、朝抜きならこのままカメラで確認、虫を取って治療完了、と思っていたのですが。
とりあえず、今日はお薬を処方してカメラは明日、ということになってしましました。今晩救急外来に駆け込まなければ良いんですが。
明日はちょっと忙しくなりそうそう。しゃーないですね。
2011.04.20 もうすぐＧＷ
「寒の戻り」とでも言いましょうか、昨日、今日と寒かったです。
今朝は久々にストーブと床暖房をつけていました。
あと10日もせずにＧＷに入ります。どこの観光地も今年はガラガラなんでしょうか？うちの職員に聞いても特に予定はないそうで、
そんな自粛せんでも・・・、とは思いますが。
僕は親の顔をちょっくら見に行ってきます。（5/2を休みにしたのはそのためです）
電話では、「茨城は大丈夫なの？大丈夫なの？」とよく聞いてきますので、少しは安心させてきましょう。
自分はもう40歳をとうに過ぎてますので、別にどうって事ないし、放射線なんて病院時代には沢山浴びてきたし。
長く生きていれば癌の一つや二つ発生するのは普通の事でしょうからねえ。
そういえば今日の日中、市役所（保健センター）から2回も電話がかかってきました。「明日のワクチンの件、よろしく」ですって。
ちゃんと覚えてますって。
しかし、昨年度は前日までは覚えていたのに、午前の診療後にすっかり忘れてしまっていて、暢気にお菓子を食べていたら保健センターから呼び出しを食らった（相手の先生には大変ご迷惑をかけてしまいました）という前歴がありましたので、多分僕のことを要注意人物だと思っているんでしょう。
今年はちゃんとパソコンにメモを貼り付けてありますので大丈夫でしょう、多分。
2011.04.13 お花見
このところの自粛ムードで、「お花見しましょう」なんて言える様な状況じゃないみたいです。
しかし、今度歓迎会をやります。
元々あの大震災の翌日に予定されていたものでして、3/12にお店に電話したところ、「断水してますので無理です。」なんていわれたものですから、ここまで延び延びになっていました。
で、歓迎されるべき人はもうすっかり馴染んでしまって、歓迎会なんだか、ただの食事会なんだかわからなくなってます。
4月11日の夕方に結構大きな余震がありましたが、帰り道のガソリンスタンドには既に車の列が・・・。
1ヶ月を経過していますが、まだまだ落ち着かない日々が続いてます。
原発の問題もあるためか、それを抜きにしても復興に向けての政策が殆ど進んでいないように見えます。
民主党だから？自民党ならうまく行く？
義援金は集めたものの塩漬け状態じゃないの？
復興財源には増税をするの？それとも国債を発行するの？そういうことが議論の舞台にも乗らずに、大連立だ、菅おろしだ、マニフェスト堅持だ、などと政局闘争をするのはもう勘弁して欲しいですね。
高速道路の無料化？ 受益者負担の精神で通行料は払うべき。
子供手当？ 子供は親が育てなさい。
法人税率引き下げ？ とんでもない、震災の義援金をおくったと思ってちゃんと税金を払ってください。
復興に向けてはバサバサ切っていく覚悟も必要かと。一人ひとりの思い入れも大事ですが、被災住民の希望をいちいち聞いていたらできるものもできなくなってしまいそうで。時間が経てば経つほどお金もかかるし、ストレスもたまっていきます。
2011.04.07 入学式
今日の午後は中学校の入学式でした。これまで入学式や卒業式の日っていうのは、クリニックの診療があったものですからずっと欠席でしたが、今回は丁度木曜日の午後ということもあって、校医として初めて出席してきました。
自分の2人の子供の入学式には出てませんので、何だかとても新鮮でした。（君が代なんてほんと久しぶりに歌いました）
また、うちを受診してくれているお子さんが何人もいたため、我が子のとまではいきませんが、よく知ってる甥っ子の入学式に出ている雰囲気を味わってきました。
卒業式のしんみりした雰囲気もいいのですが、これからの希望に満ち溢れた入学式というのはまた良い感じでした。
来賓の方々にも知っている顔を数多く拝見しまして、「自分も地元に根付いた医療をやっているのかな？」という自覚みたいなものも感じていました。
生徒を送り出した小学校の先生が中学校の入学式に出席されるのはとても良い感じ、そして地元の区長さんが出席されるのもいいですね。
その学校も校長先生以下、先生方は勉強にも課外活動にも非常にアグレッシヴで、そしてフレンドリーで、個人的には好感の持てる学校です。生徒たちも僕が学校に行くと次々と挨拶してくれるし、これも先生方の指導の賜物と思ってます。
ちなみに年々生徒数も多くなっていますので、内科検診が大変になりそう。
2011.04.01 新年度
今日から新年度に入ります。桜も咲いて、新社会人や新入生の笑顔が街にあふれて・・・、といかないのが今年なんですが。
とにかく、新年度ですので、気分も新たに診療を始めました。
せめてもの救いは停電に怯えることなく、検査の予約が取れることでしょう。
診療は停電が予定されていればその時間は休診にできますが、あらかじめ休みを取って検査や健診の予約をしていた患者さんにとっては停電だからといって直前のキャンセルはとても困りますからね。
この4月から変わった点としては、
予約制の導入
です。
この予約制っていうのがなかなか曲者で、「完全」ではないんです。
予約じゃない人も今まで通り診ますよぉー、でも予約してある人が優先ですよぉーって感じです。
ま、別に予約じゃなくてもそんなに待たずに済みますが、土曜日は1時間以上お待たせするケースがありましたからねえ。
そういう方々の要望に応えるっていうのが今回導入に至った経緯です。