独り言


2011.03.26  放射線
専門家でもない自分が言うのもなんですが、基準を超えた、ほうれん草をはじめとする作物の出荷制限、水道水の放射線濃度が高くなった、など色々と不安を煽る(?)ニュースが連日流れてきますが、人生の半分を終えた身としては「別にどうでもいい」っていう感じです。
これからのある子供さんにとっては大事かもしれませんが、本当に食べちゃダメなの?飲んじゃダメなの?
自治体がペットボトルの水を配ったりしている映像を見るにつけて、何だかなあ、っていう気分になってしまいます。
昨日だったか、往診の帰りに昼飯を調達するのにセブンイレブンに寄りましたところ、買い物かご一杯に水のペットボトルを詰め込んで、お一人様2つまでのタバコを購入しているご婦人を目にしました。
どこかの都知事がおっしゃっていた「我欲」という言葉をふと思い出しました。

このところ枝野さんは大忙しですが、菅総理は存在感が薄いですね。ここは、カイワレ一気食いをもう一度、ということで、ほうれん草、キャベツなどの葉物の野菜サラダをバリバリ食べて牛乳を一気に飲み干すというパフォーマンスをするしかないでしょう。もしくは、福島原発の20キロ圏内に入って、まだ残っている住民に退避の説得をするとか、原発の所内で働いている職員の陣中見舞いに訪れるというのもいいかも。
そういえば民主党のもう一人の大物一兵卒であらせられるあのお方は、ご自分の選挙区も被災地になっていましたので、当然復興に向け地元で陣頭指揮を執っていらっしゃるのでしょうね。

2011.03.21  AC
民放のコマーシャルがしつこくてうんざりです。
殆どNHKを見ていますが、たまに民放の番組を見ると、あのCMが繰り返し繰り返し流れてきまして、夢にまで出てきそうです。
「不謹慎」という言葉が幅を利かせているようですが、一定の経済活動や文化的な活動はすべきかな?と個人的には思っています。

こういうとき警察や消防の方々、電気、ガス、水道、鉄道、道路などのライフラインの復旧に携わっている職業の方々には本当に頭が下がります。
それに加え、これから一気に忙しくなりそうな建築関係の方々などもうちを受診されますが、皆さんとても大変そうで、僕なんかは一日中暖かいところで何の不自由もなく診療してるだけですから申し訳ない気持ちになります。
茨城県も被災県に含まれていますが、県南(県西も含む)と県北とは全然事情が違っているようです。
ガソリンや食料が足りないと言っても充分食べていけますし、車も往復の通勤だけなら2週間くらい持ちますから、なんてことはありません。

しかし、火事場泥棒というか、被災地や誰もいなくなったようなところ(原発の避難地区)での盗難、略奪は許せないですね。
また、人の弱みや善意に付け込んで一儲けしようとする輩というのは大いに糾弾されるべきだし、厳しく罰してもらいたいですね。

芸能人の活動というのもちょっといやーなものを感じるケースがありますが。
笑いを届ける?歌を届ける?
そんなものはいらんでしょ。
チャリティーやってその収益金を送る、悪くはないけど、それは結局人のお金であって、自分はいくら出したの?
その中でも個人でポンと2億円出した久米さんは凄かったなあ。(ところで古館さん、みのさん、小倉さんはいくら出すのかな?)
イチローは宮崎の時にも出していましたが、今回も義援金を出してましたね。

2011.03.20  地震後
3月11日の地震以降、更新をしていませんでした。自分だけでなく、取り巻く状況も毎日めまぐるしく変化していき、なんだか落ち着いてパソコンの前に座るということがなかったもので。
思うことは色々ありますが、今は文章にするのはやめておきましょう。多分、まとまりのつかないものになるし(いつもより)、だらだら長いものを書いてもしゃーないし。

診療に関わる部分だけを簡潔に。
1.診療に影響を与えたのは水が充分に出なかった12日と14日だけで、ライフラインは完全に復旧しています。
2.計画停電があると全く診療できないはずでしたが、停電の心配はありませんので、診療時間は今まで通りです。
3.福島県や茨城県北の方の受け入れは(薬の処方、診察)充分可能です。
  (先週も、被災された親御さんを連れてきてくれた常連さんもいらっしゃいました)

地震とは全く関係ないことも。
先週まで医療事務の学生さんが一人うちで勉強していました。(2週間)
卒業後は医療事務員さんになるのですが、コンピューターを操作してもらうことは殆どなく、初日はカラーボックスの組み立てをやってもらい、毎日院内清掃をやってもらったり、医療とは到底無関係のことも嫌な顔一つせずにやってくれました。この2週間、本当に勉強になったのかは分かりません。
きちんと制服を着ている大きな病院の事務職員と、うちみたいなクリニックでの受付さんとでは雲泥の差がありまして、うちでは常連さんともなれば、顔を見ただけで診察券を出さなくてもカルテが出てくるような濃い付き合いになってます。細かいことはいいんだよ的な、阿吽の呼吸とも言うべき関係を保っていける事務さんが理想です。但し、きちんとメリハリがつけることが絶対条件ですが。

2011.03.09  詐欺
昨日だったか、鞄本電話広告サービスなる、いかにもNTTと勘違いさせるような会社から郵便局の振込用紙が送られてきました。
ご丁寧にもタウンページに載せてある実際のページを切り取って、「こういう風に掲載しますよ」っていう案内をしていまして。
その広告料っていうのが、なんと、262600円也。例年、この季節になると送られてきますが、年々高額になっているように感じます。
裏を見ますと、この値段っていうのは20%引きだそうです。確か、初年度にも来たのですがその時は4-5万だったと思うんですがねえ。
ネットでも警告されていましたし、タウンページの担当の人からも、「あれは詐欺ですから絶対に振り込まないでくださいね。」って釘を刺されていましたので、「うちにもとうとう来たか。」っていう感じで捨てていました。
今年はとうとう20万を越えてきましたね。そのうち50万とか100万になっちゃうのかな?

別の手口でよくあるのが、有名人(芸能人)との対談企画。雑誌に対談したことを載せるから掲載料と芸能人への謝礼を払えっていうやつです。
これも開業当時は電話がかかってきましたが、最近はもうないですね。

あ、それと、以前話があったのは、割と有名な週刊誌の企画。「全国の名医というコンセプトで、肝炎の話をしてください」、って言ってきたので、「いい話かも」と思って少し前向きにお話してみましたら、やっぱり掲載料が発生するんですね。これはまるっきりの詐欺ではありませんでしたが、全く無名の開業医が全国版に出るっていうのはやっぱりおかしいでしょう。向こうからおいしい話を持ってくる時っていうのは必ず疑ってかからないと痛い目に遭うみたいです。

2011.03.08  積雪
昨日の雪にはびっくりしましたが、帰る頃には融けてしまってました。わざわざ東京から来てくださった前の病院で大変お世話になった先生は、あの雪の中を無事に戻られたでしょうか?(車だったんですけど)

前原さんが辞任してしまいました。政治資金規制法違反だそうですが、野党はなんとしても政局にこだわりたいようで、国民の生活には目もくれないようです。3号保険の問題でもそう、厚労大臣の責任追及には余念がないようで、問題を解決しようという腹づもりは全くないみたいですね。
意趣返しとも言うべき執拗な攻撃に出ていますが、これで、もう一度自民党政権に戻せば日本が良くなるんだとはなかなか思えないんですけどねえ。またやり返されますよ、民主党に。
2大政党がどっちもダメだと、受け皿は?どこを見回してもないんですよね、これが。日本っていう国はもうダメかも・・・。

ワクチンのことでまた色々トラブっています。まずは小児の肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの件、これは死亡例が出たということで、現在見合わせ中になってます。うちはこのワクチンについてはやっていませんでしたので、対岸の火事という感じでした。
もう一つは中学生の子宮頸がんワクチン(サーバリックス)が足りなくなった件です。既に1回目の予約を入れていた人、1回目や2回目を打っている人の分は確保してくれるそうですが、これから新規の人はお断りしてくれとのことです。
うちにも新規の方から電話がかかってきましたが、ない袖は振れませんからお断りしています。担当のMRさんにいくら文句を言ってもどうなるわけでもなく、うちとしては今後のGSK(グラクソさん)との付き合い方を考えるだけですけどね。

上のくまですが、クリニックのどこかにいます。座っているイスは患者さんが作ってくださったものです。

2011.03.02  寒暖差大きすぎ
寒かったり、暖かかったり・・・、でもこういうのは三寒四温とは言わんのでしょうが。
先日の春一番で花粉症シーズンに突入した模様です。

エジプトに始まった北アフリカや中東の政局不安はどこか遠くのことと思われていましたが、それはそうとガソリン代が上がってますね。
イスラム教のスンニ派やらシーア派の違いは、この前ネットで調べたので少しは分かったような気分ですが、子供の試験期間中だったこともあり、世界地図を久しぶりに見直してみました。
すると、昔の地理オタク(地図帳オタク)だった性質に火がついてきて、ヨーロッパや南アメリカ大陸のページまで見入ってしまいました。
各国の首都なんかは昔はよく覚えていましたが、ボリビアの首都は?ベネズエラの首都はどこだったけ?という状態だし、OPECとOAPECの加盟国の違いはなんだったけか?とか、バルト三国てどこ?なんていう始末になってしまってます。
一番ショックだったのは地図帳の字が読めないってことでした。目が相当悪くなってまして、拡大鏡がないと小さな字は見えないみたい。

医学部に行かないなら国土地理院に勤めたいっていう夢を高校三年まで持っていた自分でしたが(高校の担任にしか言ってないけど)地理だけは得意だったのになあ。(遠い目)

京大のカンニング事件。
彼らは最後のツメがちょっと甘かったかな?受験のスペシャリスト(予備校講師レベル)を仲間にしていればばれなかったかも。(不謹慎ですね)
まじめに勉強している受験生にとっては絶対に許せない行為でしょうし、この先の大学受験資格剥奪くらいの処置をとらなければ納得しないかも。


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