独り言


2010.08.28  無痛内視鏡
昨日、今日と無痛内視鏡なるものをやりました。本音を言いますとあまりやりたくないのですが、「どうしても寝ている間にやって欲しい」と言われると、やらざるを得ないのですが・・・。今では経鼻内視鏡もあり、これは嘔吐反射がなく、比較的楽にできるのでそっちを勧めてはいるんですが。
万一のためにラインを確保しておいてモニターの準備もして、いざ鎮静剤を静脈注射するときにはやっぱりドキドキします。検査時間はほんの数分ですが、何のトラブルも無く検査を終えられるか、ということに全神経を集中させています。今日の女性の方は非常にうまく寝てくれて、アネキセートも使わずに覚醒もスムーズにいきまして、ホッとしました。
検査後に説明もしましたけど恐らく覚えてないんだろうなあ・・・。
僕の知っているクリニックでは多くの患者さんに無痛内視鏡をやっているところがありますが、なかなか真似できるものではありません。

民主党の代表選に小沢さんがでるそうで・・・。政争より政策の論議を優先してほしいなあ。
鳩山さんは総理を辞めたら議員も辞めるんじゃなかったの?自民党の森さんみたいなことやってるし。
もう、だめぽ。

2010.08.26  残暑厳しき折
毎晩暑いです。
夜、寝苦しくて扇風機を一晩中つけています。
最近は夢を沢山見ますね、熟睡できてないんでしょうか?
こういうときに見る夢って、得てして苦しくて辛いものが多いですね。警察に捕まってる夢、試験に間に合わない夢、蛇に囲まれている夢・・・。

夢といえば、子供の頃に祖母のうちには夢判断の分厚い本があり、よく読んでいました。お金の夢はどうのこうの、歯が抜けるのはよくない兆候だとか、身近な人が死ぬ夢はどうだ・・・、とか。今では全く頓着しないのですが、当時は興味深く読んでいましたね。
お盆ともなると、祖父母のうちに親戚が集まりまして、しかし、同年代の子供は女の子ばかり(それも都会育ちのお嬢様)では、生粋の田舎の坊主はちょっと居心地も悪く、一人で曾ばあちゃんの部屋に置いてあった件の夢の本や、大国主命が出てくる因幡の白兎の話、ヤマタノオロチを退治する話、海彦山彦なんかの本(古事記、日本書紀関連)を読んでいたものです。他にも何か宗教関連のお話が置いてありましたね。日蓮?弘法大師?ようわかりませんが・・・。

現実の世界では夢なんてなくなって久しいので、寝ているときくらいはいい夢を見たいものです。

2010.08.22  エコフェスタ
何日か前から、道のあちこちに「うしくみらいエコフェスタ」なる看板が出ていましたので、
「どうせ暇だし、ちょっくら見に行ってみましょう」ということで、午前中に自転車で運動公園まで行ってきました。
まず、朝、クリニックの駐車場にはかなりの台数の車が止まっていました。(牛久のマラソンの時とまではいきませんが)
それに運動公園の前の道は渋滞していて、会場は結構な人の入りでしたね。
小さい子連れの人向けのイベントが多く、一人でぶらぶらと見る僕はちょっと場違いかも・・・。
でも、暑かったなあ。開催時期はもう少し遅いほうがいいんじゃないかな、なんて思いながら、プールに入っている人を横目で見つつ会場を後にしました。

2010.08.19  休みボケ?
お盆休み明けでどうも調子が上がってきません。何となくけだるくて、やる気が起こらず・・・、まあ、これは今に限ったことでもないのですが。
患者さんも少ないので、丁度よいリハビリ期間になっているのかもしれません。
隣の整形外科さんが先週からお休みですので、駐車場も閑散としていて、これも休み気分に拍車をかけているのかもしれませが・・・、まあ、明日からは整形外科さんも始まりますのでいつもの雰囲気になることでしょう。

夏の高校野球も今日でベスト4が決まりました。もう、夏も終わりですね。
今週気づいたのですが、夕方の6時頃が結構暗くなっています。夏至からほぼ2ヶ月が経とうとして、秋分の日の方が近くなっているので仕方ないのかもしれませんが、いよいよ秋なのかな?帰りは車のライトも付けなくてはならないし、前の公園ではアブラゼミに混じってツクツクボウシも鳴き始めています。

子供の夏休みの宿題っていうのはかなりの分量がありまして、ゆっくり遊ぶ時間もなく宿題に追われています。全く手伝ってやる気もないので(手伝ってあげられるだけの能力もないので)、傍で応援してやるだけです。自分の中学時代、高校時代って、もっと課題は少なかったように思っているんですが。
家庭科、音楽、習字(冬休みでもないのに)の宿題、地理に歴史、それも自分で図書館に行ったりして調べなくてはならないものがあったりして、可哀想ですね。昔は数学、英語、国語の問題集に読書感想文くらいで、あとは自由、やりたい人はお好きにどうぞ、っていう感じでしたが、今の学校は夏の補習をしてくれたり、面倒見がよいというより、過干渉気味です。

2010.08.14  失念
昨日の続きで、絵画展の話。
実家の母も上野の美術館に作品を出していたことをすっかり忘れていまして・・・。
誠に申し訳ないことをしてしまいました。実は今日までの展示だったそうで、期間中に見に行けませんでした。

なんでも、毎年出品しているらしい(これまで一度も行ったことはない)ので、来年こそは必ず見に行きますから。

2010.08.13  ちい散歩
暫しの夏休みですので、ちょっくら東京へ行ってきました。
子供を新幹線に乗せるという大事な役目も仰せつかっていたわけですが、それも何とか無事に済ませた後、国立新美術館、そして水道橋に行ってきました。
国立新美術館は東京駅からだと、なんだかアクセスが悪くて、原宿までJRで行った後、明治神宮前からメトロに乗って乃木坂へというコースで行きました。お上りさんの悲しい性でしょうか、外の景色ばかり眺めて、駅を降りてからは案内表示を探すのでキョロキョロしながら歩いていました。
美術館で絵画の鑑賞なんて、たいそう高尚な趣味をお持ちなんですね、ってからかわれる前に打ち明けておきますが、今回の目的は、うちに来てくださっている患者さんの水彩画が見事、日美絵画展で賞をとったので、それを見に行くことでした。
日美絵画展では水墨画、油絵、水彩画の他に、ちぎり絵、色鉛筆の絵、パステル画、デッサン、絵手紙っていうのもあって、2時間ばかり過ごしましたが、同時に開催されていた、「オルセー美術館展」っていうのが凄くて、美術館の館内から外へ溢れ出るくらいの長蛇の列で、軽く1時間待ちでした。さすがにそれは見ずに出てきました。
しかし、久々に文化的、芸術的なものに触れてきてちょっとだけ高尚な人種になれたかな?(ミスチル風)。ただ、大賞を取った作品のどこがいいのかは最後まで解りませんでしたけど・・・。(それじゃあダメじゃん)
その後、水道橋方面に向かったんですが、メトロ千代田線で新御茶ノ水に出てそこからJRってな具合で、田舎者だと結構辛かったですね。
横浜戦はなかなか面白いゲームで、ハラハラドキドキの連続でした。(エドガーの前にヨシノブが決めるべき試合でしたが)

この夏休みに、漱石の「こころ」を読みました。高校時代に現国のテストなどで出てくる有名な場面は知っていましたが、通しで読んだことはなかったものですから。たまたまうちの息子の夏休みの課題図書で机の上にあったので、どうせ暇だしこの機に読んでみました。
あっという間に読めてしまいまして、なかなか面白かったです。高校生の息子はつまらない、よくわからないって言ってましたが、大人になった僕にとっては非常に面白かったですね。先生の気持ちが手に取るように・・・。
名作か?と聞かれると、はて?っていう気になりますが、明治の文豪の超有名作ですから、いい本だったんでしょう。漱石の本は、猫の話や松山の話も途中までしか読んでないし、若いときはいまひとつ面白くないのかも知れませんね。

2010.08.09  プレお盆
街はすでにお盆休みモードみたいです。隣の小児科さんもお休みに入ってしまいまして、患者さんからも「今日、やってますか?」っていうような電話もかかってくるし、そういう自分も昨日の飲みすぎが祟ってちょっと調子悪いし・・・。
昨日は酎杯、日本酒、ハイボールなんかを飲んで野球を見ていました。勝ちゲームだったので、否応なくピッチも上がっていたんだと思うんですけど、まあ、飲みすぎましたね。
高校野球も始まって、夏休みもいよいと中盤に差し掛かってきまして・・・、しかし季節は立秋。今日は少し気温も低くなっていましたので、幾分過ごしやすくて、これが逆に寂しさを誘ったりしていました。いつまでも夏だったらいいのに・・・・、なんてね。
昔も書いたことがあると思いますが、夏から秋にかけての寂しさは、夏休みが終わる小学生の気分、日曜日の夕方の物寂しさとも相通ずるものがあります。

最近、読んだ本の話でも。
「一億総ガキ社会」、光文社新書から出ているものですが、これはすらすらと二日で読み終えました。精神科医の先生が書いた本ですのでとっつきやすいというのもありますが、常日頃感じていたことが、「まさにその通り」っていう感じでまとめてあって非常に面白かったです。
親として反省する部分もありましたね。(でも、これは今更やり直せるものでもないけど)
個人的には、子供の頃に挫折することは大いに結構、失敗から得られるものは多くあるものだというスタンスで子育てしているつもりだけど、母親は違うんだよなあ。これ以上言うといろいろ問題が出てきますので、あとは個人的に(笑)。
自分の果たせなかった夢を子供に託す、子供にしたらいい迷惑ですよね。
自分もそうしてきたのかな?
子供の将来のため?いや、自分の自己満足を満たすためだったんですよね。
これから子育てする方は一読を。

2010.08.05  全国ネット
図らずもうちの九州に住んでいる母方の祖父の生存確認が、今朝、意外な形で取れてしまいました。
朝、何気なくテレビ朝日を見ていたら、日本各地の自治体で100歳以上の老人の生存を確認しています、っていうニュースが流れてきていて、そこに僕のおじいちゃんが出てきたんですね。
昨夏、田舎に帰ったときに母親から、「おじいちゃんも100歳になって、いつ、どうなっちゃうかわからないから一度見ておきなさい」って言われてご挨拶に行ったんですよね。そのときも非常に元気で、「こりゃ、まだまだ大丈夫」って確信してこちらに戻ってきたんですが、テレビの中の彼はまだまだ(あと5年くらい?)生きていけそうな感じでした。昨夏時点では介護保険も使ってない様子でしたし、自転車にも乗ってたし。

2010.08.03  生きてる?
最近の東京で起こっている高齢者の事件?についてです。
同居している家族が年金受給目的で、本当は死んでいる老人を生きているように見せかけるという手口はよくわかります。
昔、勤務医だった頃、「今、死なれちゃ困るんです。もう少し生かしてください、この人の年金が・・・。」っていう家族が実際にいました。
他には、「最近あのおじいちゃん見ないわねえ」ってうわさをしていて、その家族に聞くと、「今、ホームに入ってるんですよ」とか、「妹のところで預かってもらってます」なんて言われると、それ以上詮索しませんから。
お葬式を出すのにも結構お金がかかる時代ですし、こういう事案が出てくるのはそう不思議ではないでしょう。
100歳以上の高齢者は、書類上では4万人以上いるらしいのですが、実際に確認できるのはその半分くらいという話です。
日本人の平均寿命が世界一なんていうニュースが出たばかりで、こういう統計のいい加減さが露呈されてしまうと、なんだかあの数字もあてにならないのかなって思えてきます。
日本人の最高齢者が150歳っていうこともありえる話ですもんね。

これは行政の怠慢という人も出てきますが、責任を行政に持っていくのは簡単ですが、確認作業って実際は非常に難しいと思います。
今は100歳以上なんて区切っていますが、80歳以上でもありえる話だし、50代くらいで家出したり、ホームレスになったりしても、家族が何もしなければずっと生き続けているっことになっていくわけで、それこそ、成りすまし(替え玉)っていうことも可能ですしね。

今回の事件の今後の成り行きには、厚生労働行政だけでなく刑事事件とも絡んで来るのかちょっと興味が沸きます。野次馬根性ですまん。


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