独り言


2010.02.25
バンクーバーオリンピックも終盤に入りました。今回は割と楽しんでいます。やっぱりフィギュアにはあまり関心が沸かず見てないんですが、カーリングは面白かったです。氷上のチェスと例えられていましたが、どちらかといえば氷上のおはじきって感じでした。

演技点とか表現力なんて項目はどうしても受け入れることができないんですね。夏の新体操、シンクロなんていう競技も同じかな?男女の体操は凄い離れ業なんかが飛び出して面白いですし、表現力という項目で点数が左右されないところも好感が持てます。ニコニコしながら演技しても歯を食いしばって凄い形相で技を繰り出してもそれは採点には影響されないでしょう。
明らかに失敗して転倒しちゃったっていうので点数が低いのはわかるんですが、表現力、観客へのアピール、なんてところでメダルの色が変わってくる競技はどうも好きになれないです。
で、多分、キムヨナが勝つんでしょうね。浅田もよくやりました。安藤は今回も4回転を封印しちゃいましたね。(あくまでも前日の予想なので)

テレビでは四年に一度の祭典で盛り上がるのは仕方ないのですが、スポーツの中継という面では文句の一つや二つ言いたくなりました。
1.日本選手のことばっかり。優勝者は誰?
2.無駄な感動話を織り込みすぎ。お涙頂戴はいらない。
3.競技の内容について、どこが凄いのか、難しいのかなどの解説が不十分。etc.


そういえば、序盤に異様な盛り上がりを見せたスノボ選手(国母)の服装問題はいかにも日本人らしくて面白かったです。結果が中途半端なものに終わりましたのでなんだかうやむやになりましたが、あれでメダルでも取っていたらどういった論調になっていたんでしょう?
朝青龍や亀田みたいなヒールを徹底的に叩く、あの感じにそっくりでした。彼にとっては災難でしたが話題づくりには十分貢献しました。
服装とその後の会見での態度は成人とは思えないようなものでしたが、スノボやってる人だからなあ・・・、って妙に納得できたのは事実です。

2010.02.24
花粉症の季節が始まったようです。今日は昨日よりも多くの方が花粉症のお薬を取りに来られました。
耳鼻科の先生方はさぞ大変なんだろうなあ・・・、なんて考えながら、患者さんの指定されるお薬を出していました。

何日か前の新聞で、医師不足対策として私立の医学部を新設するなんてニュースが出ていましたが、「どうして私立?」っていう考えが頭をよぎるんですが。
足りないのは勤務医のはず、私立の医学生を沢山作っても果たして成果は上がるんでしょうか?国立大学の定員を増やしたり、自治医科大学のようなお礼奉公制度の学校を作るっていうならまだわかりますが、そもそも私立の医学部に入れるような家庭のご子息は僻地勤務などはなさらないでしょう。産科や救急科、脳外科にすすんで行くこともないでしょう。
それに、箱物を作っても教える人材がないっていうことも十分考えられることですし、あまりに思慮不足という感じがしてなりません。
現在の医療崩壊(特に産科や救急)がどうして起こったのかの原因を考えれば医師の数だけを増やしても根本的な解決には繋がらないように思いますが・・・。医師の数を増やしてもマイナーが増えていき、本当に増やしたい科の医師はそんなに増えないと思ってます。

さて、どうすればよいか?
難しいかも知れませんが、「死生観」っていうのをきちんと持つことかな?
医療の限界を受け入れるってことも大事だと思ってます。医療界では、マスコミや医療裁判に携わる法律の専門家が医療崩壊を促進させているという意見が多いですね。

2010.02.15
14日の朝はとても清々しく、きれいな風景を堪能しました。田畑はうっすら雪が積もって、木々にも白い花をつけたように雪が積もって、風が吹くとはらはらと雪が舞っていました。また、道路は白い水蒸気が立ち込めていて、何だか神秘的な世界を走っているようでした。

3月は休診が多くなっています。僕もスタッフもそれぞれ家庭を持ってたりしますので・・・、察してやってください。


今年の4月は2年に一度の診療報酬の改定があります。新聞その他でも話題になっているのが、診療所と病院の再診料の統一(690円)でしょう。
うちの場合も20円下がるわけですが、たかが20円ではなく、一年では相当な額になります。職員の給与を下げるわけにもいかず、自分の手取りにそのまま響いてくるわけで、益々厳しい生活を強いられてきます。
どこで支出を減らすか?どこかの病院みたいに廊下の電球を外すことにより電気代を節約するとか、新聞の契約をやめるとか・・・。院内で使う薬品や医療器具を一番安いものに代えるとか・・・。
こういうのって、あんまりやりたくないんですけど・・・。

2010.02.10
昨日はすごく暖かくて、今日は一転、冷たい風が吹く寒い一日でした。
昨日は往診に出かけましたのでその暖かさを充分に感じられまして、気分も爽快でした。
今日の寒さは昼休みに自動販売機に外に出て充分に味わい、暖かい部屋の中で仕事ができる幸せを満喫しました。
明日はお休みっていうのはなんだかとてもうれしかったりして・・・。
いつもは半日だけとはいえ診療していますので、木曜日の朝も早く起きなくてはなりませんが、明日は遅くまで寝ていられるかと思うとやっぱり嬉しくなります。お酒もいつもより多く飲めるし、遅くまで起きていられるし・・・。

今日、凄い胃潰瘍を経験しました。胃カメラを10数年やっていますが、数の多さではナンバーワンかな?NSAIDによる多発性胃潰瘍はこれまでも多くみてきましたが、今日のはこれまでで一番でした。出血してなかったし、一つ一つはそれほど深くなかったので内服薬で治るとは思いますが、自分でも風邪薬と一緒に抗生剤やNSAIDは出していますので、勉強になりました。
一緒に介助してくれていた看護師さんもびっくりしてましたね。

冬季オリンピックがもうすぐ始まります。
個人的に興味があるのはスノーボードクロスという競馬や競輪みたいなレースです。見ていて面白そう。
ほかではアイスホッケー、カーリングはじっくり見てみたいです。しかし、フィギュアやスピードスケートにはあまり興味が沸きません。
スピードスケートならショートトラックの方が面白いかな?ゲーム性というか、番狂わせの妙味という面で。

2010.02.04
今週は寒いです。雪の積もった火曜日は患者さんも少なくて、開業した年を思い出していました。
しかし、今日も寒かったのですが、意外と忙しくて、「点滴待ち」の時間が出てしまいました。

今日のトップニュースといえばやはり「朝青龍引退」でしょうか。色々問題の多い横綱でしたが、いなくなるとやっぱり寂しいです。
大相撲の理事選のニュースもあって、久しぶりに角界に注目が集まっていました。
本当は理事会が朝青龍に対し、どんな処分を下すかを見たかったのですが、横綱自らが身を引いてしまったのでそれも叶わなくなってしまいました。まあ、理事会としては願ったりかなったりだったんでしょう。
来場所からは白鵬の一人横綱になってしまいまして、ますます相撲人気も低下してしまいそうです。


プロ野球のキャンプも始まりましたが、西武の菊池雄星が連日注目を集めています。プロでの実績も何もない高卒ルーキーに過大な期待をかけたり、追い掛け回したりするのは少し可哀相な気がします。で、ダメだったら全く相手にされなくなったりして・・・、マスコミのいつものやり方ですね。

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