独り言


2009.08.27
朝、晩の空気がひんやりとしてきまして秋の気配が感じられます。日中もそれほど暑さを感じなくなり、このまま夏が終わってしまうなら少し寂しい気もします。それより前に夏の高校野球の準々決勝くらいで僕の夏は終わりを告げていまして、準決勝、決勝はおまけみたいなものでしたね。甲子園の3戦目以降はどこも投手がベストコンディションでなく、得てして乱打戦やワンサイドゲームになることがあります。やはり最も面白いのはベスト8をかけた争いかな?また、県の代表としての威信をかけた1回戦も面白いです。

インフルエンザが流行してきました。このあたりでもお盆明けくらいから出てますね。毎日のように医師会からFAXがきて、FAX用紙がいくらあっても足りません。
過剰に怖がる必要もなく、冷静に対応してもらいたいものです。また、ワクチンに関してはどうなるのか全く未定です。これを速やかに決めてくれないとそのうちパニックになりそうです。新型に関しては絶対量が足りないようで、優先順位も決まっていません。季節型にしても、今年はワクチンの数が少なくなりますので(新型に回すため)これまたワクチンの争奪戦が起こりそうです。

2009.08.20
衆議院選挙も公示され、選挙モード一色になってきました。こんな暑い中、外で選挙活動する先生方はほんとお疲れ様です。
どの党も大盤振る舞いの公約でちっとも信用ならないし、公約違反なんてどうってことないって言ってた元総理のいた某党の言うことなんて最初から疑ってかからざるを得ないかな、なんて思っています。
「責任力」って何でしょう?「責任」に続くワードは「感」だと思うんだけど・・・。これまでの悪政の責任を取る、っていうならわかりますが、いまさら「責任力」なんて変な言葉を出してくるのはなんだかなあ・・・。小泉−竹中にめちゃくちゃにされてしまった与党には同情しますが、その総括をしてからでないと多くの国民は納得しないんではないでしょうか。
勢いのあるもう一方ですが、あまり調子に乗るのは危険かな。変な候補(一つの取柄だけで候補者に選ばれたような人)が間違って国政に出てしまうと、そのつけは国民に回ってきますから。ある程度、政治、経済、安全保障、農業、医療なんかをグローバルな視点で考えたり、発言できるような人でないと、一芸入試で早稲田に入っても、授業についていけずに中退してしまった女優さんのようになってしまいますね。

2009.08.17
短い夏休みも終わりまして、今日から普段どおりの診療になりましたが、何だか気合が入りません。患者さんもいつもより少なめでしたので今日はリハビリみたいなものでした。

13日は朝早く(始発に近い)こっちを発って昼前に向こうに着きました。中・高時代の同級生と昼飯を食べる約束をしていましたので、生まれて初めてハーバーに乗って彼の待つ県庁所在地へ。その市は大学時代に遊びに行ったきりの訪問だったので、かれこれ20年振りでした。車で案内されても自分がどの方向に向かっているのかわからず、折角田舎に帰ってきているのに全くのよそ者でした。
食事をして、電車で実家に帰ろうとしましたが、酒の飲みすぎと寝不足で電車を乗り越してしまいました。少し行ったところで乗務員さんに起こしてもらって引き返しましたが、駅で待っていてくれた親には悪いことをしましたね。降りてくるはずの息子がいつまでたっても改札口に来ないんですから・・・。
引き返しに使った田舎の電車は2両編成で寂しかったです。昔(国鉄時代)は10両くらいの電車で乗り換えなしで遠くまで行けたんですが、最近では電車で遠くまで行こうと思えば、特急に乗るか、鈍行を何度も乗り換えしなければなりません。これも地方と都会の格差かな。

田舎の道はアスファルトもでこぼこで、白線も薄くなっていて、標識も錆びついて、歩道には雑草が生えていて、そのまんま知事じゃないけど、ここは(僕の田舎は)まだまだ道路整備は必要だなあ・・・、とは思いませんでした。

あと何回元気な両親を見ることができるんだろう、あと何回空港まで送ってくれるんだろう、あと何回一緒に食事ができるんだろう。

2009.08.07
いつも往診に行っている老夫婦から有難い言葉をいただきました。
1.感謝の気持ちを持ち続けること。
2.多くを望まないこと。
身の丈にあった生活をして、不平不満を言わないことが大事だそうです。

この方の息子さんがまさしくこの通りの生き方をしていましたね。日本人は元来そういうものを持ち合わせていたと思うんだけど・・・。

最近では自分の思い通りにならないと、それは人のせい、若しくは社会のせいだと言う。

世の中、金が全てだ、金を持っている人が偉い、という拝金主義のもと、昔はお金、お金というような人を蔑んでいた風潮は影を潜め、ずるしてまで金儲けした人をあがめている。

僕は昔の人間なので株も投資も全くやらず、ひたすら実業に精を出しています。汗水たらして働いてきた不器用な両親を見て育っているからかもしれませんが、一日中コンピューターの前で株取引なんかをやってる若者に対しては強い嫌悪感を抱きます。働けって。

2009.08.06
昨日、芝生を刈ってもらったら久しぶりに夏草のいい匂いを嗅ぎました。
梅雨がいつ明けたんだか判らないような天候が続いていますが、今日は広島への原爆投下の日ですね。
小学校の頃は登校日だったような・・・。あと、終戦記念日となぜか8月20日(21日だったかも?)にも学校に行きました。
子供の頃は黙祷の意味もわからず、仕方なくやらされていました。ちらちら薄目を開けて隣の人を見たら、相手もこっちを見てにやにや笑ったり、そして、先生に怒られたり・・・。
そんな8月が今年もやってまいりました。今、黙祷をしている場面を見かけるのは8月15日の甲子園の試合中だけかな。

最近の子は祝祭日の意味を理解していないようですが、あれって学校で教えないから?それとも家庭で教えないから?
僕らの頃は学校で教えてもらっていましたね。朝礼や一斉下校の時に校長先生のお話の一貫として祝日の意味について教えてくれていました。敬老の日や勤労感謝の日などは子供への教育にはもってこいの祝日ですから。しかし、文化の日や憲法記念日なんかは学校の教科書の中で本来の意味を知ることになりました。
今の子(うちの子)に明日はどうして休みなの?と尋ねてもよくわかってませんねえ。で、教える羽目になるんですが、次の年になってもまた同じ説明をすることになります。(ただ頭が悪いだけかも・・・)

ノリピーがいなくなっちゃいました。
芸能人もお相撲さんのように抜き打ちの尿検査をやれば良いんですよ。で、一斉摘発。

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