独り言


2009.05.28
今日の午後は学校の内科検診に出かけてきました。晴れていればチャリを転がして行こうと思っていたんですが・・・。
先生の教育が良くって静かなものですね。廊下では挨拶をしてくれるし、診察が終わると、「ありがとうございました」って言うし。
今日は全体の半分が終わって、来週あと半分です。午後の診療がないのである程度時間を気にせず出来るのは精神的に楽です。昨年なんかは時間配分を誤って、「このままじゃ午後の診療に間に合わないよー」って非常に焦りましたから。

先日、ベネッセとお茶大が行った子供の学力と親の行動の関係についての研究結果が新聞にでていました。あの結果(成績の良い子の親は本をよく読む、下位の子の親はワイドショーを見る)は当然と言えば当然なんですが、それ以外にも色んな要因が子供の成績の格差にはあると思うんだけど、何だか短絡的に結論を出しているなあという感想を持ちました。
このあたりは、「教育格差が日本を没落させる」(福地誠著)、「格差が遺伝する!」(三浦展著)、「教育格差の真実」(尾木直樹/森永卓郎著)なんかによく書いてあります。他にも読んだんですが、今手元にないので紹介できませんけど。
共働きをしている家庭の母親は、自分が家に帰ってからは夕飯を作って、風呂に入れて、明日の学校の準備をしたり・・・、読み聞かせをしたり、自分が本を読んだりする時間はないって言ってます。(うちの場合)
「宿題は終わったの?」、「勉強した?」って洗いものをしながら言うのが関の山かな?
でも、専業主婦の場合はできるかなあ?まあ、うちの場合、専業主婦におさまってもらうわけにはいかないところが辛いんですけどね。

2009.05.27
昨日、初めて新しい往診車で患者さんのお宅に訪問しました。天気も良く、風も弱くて絶好の往診日和でした。大体の場所は教えて頂いていましたが、初めて行くお宅でしたので、途中で電話をかけて道案内してもらいながらたどり着きました。クリニックの近くには新しくて立派な家が多くてびっくりします。これから分譲されるところも数多くありますし、お店も増えてきていて暮らしやすい町になりそうです。
個人的には郵便局が近くにあると助かるなあって思ってます。

2009.05.21
豚インフルエンザの話題でお腹一杯です。厚労省、保健所からのFAXでのインフル対策は日々刻々と変わってきておりまして、院内の患者さん向け表示も先日書き換えました。弱毒性インフルですらこんな有様なので本物(鳥インフル)の時は一体どうなるんでしょう?
当初行われていた検疫の事、マスクの事、発熱外来の事、何だかあきれてしまいます。
今回の件では保健所の担当の方、検疫に従事していた方には本当に頭が下がります。休日返上で駆けずり回って、恐らく、「何でこんなことしなくちゃならないの?」って思いながらも忠実に業務を遂行していたわけで。
「冷静な対応を」と言ってるマスコミが一番煽っているという図式もなんだかなあっていう感じです。

関東でもとうとう新型の患者さんが出たようで、トップニュースになっていますが、マスコミの取材も何だか学校が悪い(何でアメリカに行かせたんだ)っていうような論調もあって、「チョー、待てよ(キムタク風に)」って感じた次第です。

うつっちゃったものはしょうがないじゃない、っていう寛容さ?でもないかな、早く治ると良いね、っていう心遣いっていうのが感じられず、まるで病原体を持ち込んだテロリストのような扱いっていうのはあまりにもひどいなあ、と思った昨日のニュースでした。

2009.05.14
今日は半日外来だったんですが、胃腸炎が多かったような・・・。
39度の発熱もあって、
感冒症状もあって。
僕が、「最近、海外に・・・」と言う前に、
「ありません」と、ニコッと笑って答えてくれました。
今回は今の時期にA型のインフルエンザの人がいれば、非常に珍しいので、「これは変だ」っていうことで選別できたんですが、冬になって季節型のA型インフルエンザが出てくると、その中から今回の豚インフルエンザか季節型かを区別するなんてどんな名医でも無理なんじゃないかな?厚労省の偉い先生にでも教えてもらおうかな。
水際作戦なんて、労多くして効果が疑問視されるやり方は色んなところで非難されていましたが、今後も今回と同じように続けていくんでしょうか?
今回はたまたま上手くいったようにみえるだけではないのか?本当に効果的な策なのか?きちんと検証する必要があると思うんだけど、多分やらないんだろうなあ。
アメリカやカナダへの修学旅行(最近では研修旅行っていうんですか)も延期したりして、これは仕方ない面もありますが、日本国内の修学旅行も中止なんていうニュースには膾を吹き過ぎっていう感がしてなりません。

最近読んだ本で、「偽善の医療」(里見清一著)っていうのが面白かったです。僕の感覚に非常に近いっていうこともあって、一気に読めてしまいました。もう一つ、「世間さまが許さない!」(岡本薫著)というのも良かったです。「モラル」と「ルール」、自分で都合よく使い分けていたことを反省しつつ読みました。日本人には「自由」、「民主主義」なんて言葉は似合わないっていうことが理解できたかも。自民党はその理論からすると「自由」、「民主主義」から最も遠い存在だってこともわかりました。

2009.05.07
GWが終わりました。長いようで短かったかなあ。昨日、一昨日はずっと外にいて殆どテレビを見なかったので世間の動きに取り残された感があります。

久々に診療をやると何だか疲れました。他にも疲れる要因があったんですが、ここでは書くまい。

今年は高速1000円の恩恵で高速の渋滞が連日ニュースを賑わしていたようですが、自分には全く関係なかったです。元々ETCを付けてないのでその恩恵に与ることは無理なんですけどね。
車では近場をちょこちょこ走っていただけですので「あー、大変だなあ」っていう感じで見ていました。
そういえば、石油の価格が高騰してガソリン料金が上がった際に、値上がりするとみんな車に乗らなくなるのでエコに良いんだと言っていた道路族の国会議員がいましたが、彼は今回の高速料金値下げでみんなが車にのっているのをみて、環境には非常に由々しき問題だとでも言っているんでしょうか?
今回の高速1000円の件はプロのドライバーの方々にとっては、自分達には全くメリットはなく、下手なドライバーによって渋滞を引き起こされて、迷惑以外の何者でもないと思うんだけど。

2009.05.04
4月分を間違って消してしまいました。(酔っ払ってたからです)

2009.05.04
久々の完全フリー(仕事とも家庭とも)になってます。時間を持て余すっていうのもたまにはいいかな?
家で掃除機かけて、拭き掃除して、洗濯して。その後クリニックに行って掃除して、帰りに買い物して。あー、まだ時間が余ってる。
豚インフルエンザ騒動は何か狼少年の様相を呈しております。今回は弱毒性ウイルスのタイプですが、本番の鳥インフルエンザの時はどうなるんでしょう?GW期間中大勢の人々が海外旅行に行き、6日までにその殆どが戻ってきます。僕の懇意にしている先生一家も海外に行くそうですが、大丈夫かな?今回の騒動で保健所の人や空港の検疫担当者はさぞ大変でしょうね。GW休みを返上してるんじゃないかな?
うちもインフルエンザの迅速キットを新たに購入しました。先日、「熱発してて、インフルエンザが心配」っていう患者さんの検査をしました。
幸い、陰性でした。B型は4月中旬にもいましたが、A型だったら保健所に報告して、その後マスコミが押しかけて・・・。
連休明けにどういう状況になっているのかわかりませんが、日本ではパンデミックにはならないと個人的には思っています。マスコミは相変わらず、「冷静な対応を」なんて言っていますが、煽っているのは実はマスコミではないかと思うんですけどねえ。ただ、ニュースを見てもこの話題にみんな少し飽きてきたのかな?という感じがしています。
明日は野球を見に行ってきます。


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