独り言


2008.02.25
昔、「春一番が〜、掃除したてのサッシの窓に〜」っていう歌もありましたが、先週末の強風はそんな生易しいものではなかったです。今日は風も和らいで、気温も少し暖かかったようです。今朝、クリニックの玄関は砂が吹き溜まっていて掃除に難儀しました。水を撒くと汚くなるので、砂まみれになりながらも箒で掃き出しました。本当を言うと、水が冷たいので撒くのが嫌だっただけなんですけど・・・。下駄箱や床にも砂が入ってきていて・・・、とんだ春の嵐でした。
4月から医療制度が大きく変わるようですが、現場にはなかなかそれがおりてきません。マスコミの報道が先行しているようですが、具体的なものはぎりぎりまでわからないんでしょうか?後期高齢者の制度にしても、メタボ健診にしても果たしてこれは国民にどれだけのメリットがあるんでしょう?個人的には失敗に終わると思っています。しわ寄せは早期には75歳以上の老人と我々医療側、そして回りまわってその他の国民にも大きな不利益が出るような気がしてなりません。社会保障を削って失敗したイギリスの愚をこの国は模倣しようとしているのにはもう、あきれて物も言えません。
これとは別にC型慢性肝炎のインターフェロン治療に公費負担制度が出来るそうですが詳細は不明です。この制度によって、これまで医療費の面で治療を躊躇していた患者さんがインターフェロン治療が受けられるようになるのは有難いことだと思います。

2008.02.19
クリニックモールに入る道の3本中2本が工事で通行止めになっていまして、残りの1本は車の離合が難しいくらいの狭いものです。昨日は昼休みに往診に行きましたが、見通しも悪くてとても不便な状態です。患者さんは大変だなあ、と思うと同時にそこに住んでいる方はいい迷惑ですね。
往診のついでに子供の授業参観に行って来ました。午後の診療に間に合うように帰ってこなくてはならなかったので、見ていたのは正味20分くらいだったんですが、今回の授業はよかったですね。勉強らしいことをやってくれましたから。

2008.02.13
今日の最後にいらっしゃった患者さん(初診)のことでも。17時過ぎに家を出たそうなんですが、普通なら15分も歩けば着くところだと思いますが、どうもクリニックの場所がわからずさまよった挙句、18時ギリギリになって漸く到着されました。途中で携帯から電話が入ったのですが、途中の道が工事中だったので、回り道をさせられたりして・・・、暗くなって目印も分かり辛くなってきますし、歩いてこられたので着いた時には身体も冷え切って病状も悪化したのではないかと心配しました。暖かいお茶でも出して差し上げたいくらいでした。これに懲りずにまた来てね。
クリニックモールの前にあたる場所(住宅公団の空き地)なんですが、最近整地されて、いよいよ宅地として売り出されそうな雰囲気です。駅周辺のひたち野うしく地区は開業した当時(約3年前)と比べてもどんどん家が建ってきてすっかり様変わりしてまいりました。しかし、モールの周りだけは以前と同じ様に竹林に囲まれてて、患者さんからは分かり辛いと不評を買ったままです。また、下水道の工事も始まっていますので、アクセスが非常に悪くなっていまして、初めての方を寄せ付けない陸の孤島状態です。それでも来て下さる患者さんには本当に感謝しております。

2008.02.07
このところ立て続けに長年診てきた患者さんが亡くなりました。もうあの笑顔は見ることができません。

2008.02.02
インフルエンザが流行っているようで、胃腸炎(ノロ?)とインフルエンザA型の患者さんが多いです。ワクチンを打たずにかかってしまう人は、「まあ、しょうがないですね。」っていう気持ちですが、うちでワクチンを受けて下さったにもかかわらずインフルエンザになってしまった人は、なんだか申し訳ない気持ちになります。ワクチンで完璧にインフルエンザの感染が防げるものではないことはわかってくださっているとは思っていますが、やっぱり内心では、「折角、痛い思いをして、お金まで払って打ったのに無駄だったよ。」っていう気持ちになるのかなあ・・・。今週、親子で全滅してしまったケースがありまして、ちょっと自己嫌悪。
決して言い訳するわけではないのですが、医療って本来そんなものなんですけどねえ。予防だけではなく、治療に関しても完璧っていうことはありえないわけで、これをやれば100%大丈夫っていう治療はないものです。人間の身体は機械じゃないんだから(女性は産む機械と発言した方もいましたが・・・)、100人同じ治療を受けて100人とも同じ結果になることなんて通常ありませんね。その辺のところが司法やマスコミの皆さんには理解できてないのが現在の医療崩壊の一因と思っております。


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