独り言


2007.06.27
ミートホープの偽装牛ミンチの問題、うちでも生協から買っていましたので、あのコロッケを食べていたんじゃないかなあ。最近、不二家でもあったように食の安全がなにかと取りざたされていますが、(中国で生産された野菜や加工品にもとんでもないものが多いというニュースもあります)偽装する企業が悪いのは当たり前ですが、消費者には何の問題もないのか?って考えることがあります。安くなければ見向きもされないっていうのはどうかと。何が何でも安いものっていう考えは危険なんじゃないかな?適正な価格、品質に見合った価格っていうのが最近は崩れてきている気がしてなりません。物の値段だけではなく、サービスについてもそうですね。企業はコストを下げるには原材料を安くあげなくてはならないし、それも限界に来ると人件費ですね。中国に生産の拠点を移したり、非正規雇用を増やしたり、正規雇用でも給与水準が下がったり・・・。消費者は安く買えるというメリットばかりに目が行ってしまい、その後ろにある多くのデメリットには気がつかないのかなあ。かつての日本人であれば当然持ち合わせていたモラルっていうのがなくなった結果ではないんだろうか?って感じます。安けりゃ安いのがいいのか?安くするためには不正も辞さずと考える。しかし、せざるを得ないっていう側面はないのかな?
サービスもそうですね。お客相手の仕事っていうのは今の時代、非常に辛いらしいです。「お客様は神様です」っていうのは店の人が思う気持ちであって、客が「俺は客だ、神様だ」って振舞うのはなんか違うんじゃないのかな?最近、そういう人が多くてね。サービスっていうのは本来はタダではないと思います。サービスは正当な対価を払って受けるべきものだと思っています。一流ホテルでのサービスは値段に見合うものだと思われますし、ビジネスホテルはそれなりの値段でそれなりのサービスですから。
まあ、言いたいのは今の政府、経団連、アメリカ主導の経済政策ではダメってことですね。

2007.06.21
2年前の今日は、スタッフに初めてクリニックに来てもらって、研修と称する開院準備がスタートした日です。レセコンの扱い方を事務さんに覚えてもらったり、医療機器の取り扱いを業者さんから教わったり、いろんなものを買い出しに行ったりと、今以上に忙しくしていました。初めはレセコンを自分でも使えるようになろうと考えていたんですが、あまりにも難しくて、今では経験者である事務さんに100%お任せになっていて、覚える気もすっかり失せてしまいました。うちでは電子カルテではないんですが、電子カルテを入れている開業医の友人に聞くと、これが結構大変だったらしいです。今までは医療事務さんがやっていた仕事を自分でやらなくてはならず、患者さんをさばけずに、必要以上に待たせてしまうことが多かったそうです。「でも、最初だけで慣れてしまうと大丈夫だよ」、なんていわれましたけど、パソコンにあまり明るくない上にブラインドタッチが出来ないと来ては、患者さんと向き合う医療をモットーとしている自分にはとても無理ですね。常に目線は手元とパソコン画面という状態ではやはり患者さんも不満が募るんではないでしょうか。というわけで、電子カルテの導入には二の足を踏んでしまったわけですが、時代はどんどん電子媒体になってきています。レントゲンもCR(現像液や定着液を使うものではなく、コンピューター解析のもの)になってきていますし、病診連携もメールを介して行ったりもするそうです。紙のカルテはだんだんかさばってきて保管するのが面倒だったりしますが、当分は今のスタイルで行こうと思っています。もっとも、電子カルテはとても高く、初期投資を低く抑える上で普通のレセコンの倍はする電子カルテは勿体ないっていう気持ちが大きかったのも事実です。自分の性分では、どうしてもやむにやまれぬ状況にならない限りは電子カルテにはしないんだろうなあ、と思っています

2007.06.20
今週も全く雨が降らず、今日は玄関を出ると、モワッとした暖かい湿った空気が顔にかかってきまして、とにかく暑いです。子供たちはプールが中止にならないので喜んでいますが、このまま雨が少ないと九州や四国では渇水になってしまうんじゃないでしょうか?関東に住んでいると水不足を感じることはあまりないのですが、九州にいた頃はテレビや新聞で水不足の話題が多く報じられており、親戚が博多にいたせいもあって、割と身近に感じられたものでした。でも、そろそろ天気も崩れてきそうな感じですのでちょっと一安心かな。

ところで、今月で開院してから2年が経とうとしています。あまり振り返っている余裕なんてありませんけど、今晩は酒でも飲みながらゆっくり振り返ってみようと思います。
先に開業した先生からも言われた言葉です。「3年間は必死に頑張りなさい、必ず良くなりますよ。」
徐々にではありますが、自分の目指す診療ができつつある2年目でした。

2007.06.13
昨日、今日と梅雨入り前の最後の晴天でした。ただ、暑かったですね。クリニックの中はエアコンをつけていたので感じませんでしたが、ちょっと外に出た時は、もう真夏を思わせる暑さでした。九州や四国でも漸く梅雨入りしたみたいですし、こちらでも明日あたりから天気は崩れるそうですので、そのまま梅雨入りしてしまうんでしょうね。
今日の午後、敷地の周りのうっそうと生い茂っていた木の枝を業者の方がばっさりと切ってくださいました。職員の入り口付近も枝が蔓延っていまして枝をかき分けながらでないと中に入れないくらいで(ちょっとオーバーですね)、明日の午後にでも自分で切るしかないなと思っていただけにとても助かりました。帰るときにみてみると、なんだか寂しいくらいにすっきりとしてしまいました。
日曜日の試験は無事に終わりました。多分大丈夫でしょう。久しぶりに医学以外の勉強しましたがとてもいいものです。会場には学生さんから60を超えるような高齢の方もいらして、そういう雰囲気で答案用紙に向うのって初めてでしたので非常に新鮮な気持ちでした。今までは大学入試や学校内の試験、国家試験や認定医試験など、同じ立場、同じ職業の人達だけの試験でしたから。
土曜日は毎年恒例の○○○○会議でして、これまた楽しかったです。また、新しい1年の始まりです。

2007.06.07
木曜日の午後は1週間のうちで唯一自由に時間を使える日なんですが、大体は郵便局、銀行での振り込みや買い物なんかに行っています。時には家の周りの草むしりもしたりして、ぼーっとテレビを見たり、昼寝をすることって殆どないなあ。年を取って人生の残された時間が段々少なくなってきましたので出来るだけ時間を有効に使おうという気持ちがそうさせているのかもしれませんが・・・。昔は時間の経つのがとても長く感じたものですが、今ではとても早いですね。若い時の時間の使い方っていうのは今考えると無駄ばかりだったんですが、それも大切なことだと思うようにしています。今更後悔してもしょうがないですから。
平日の日中にスーパーに行くと周りは殆どが主婦の方で男の人っていうのは高齢の夫婦でのご主人くらいで、僕みたいな年齢の男の人にはお目にかかれません。僕も平日の昼間にスーパーで買い物をしてる男の人に会ったら、「この人、どんな仕事してるんだろう?それとも無職かな?」なんて思います、まあ自分もそう思われてるんでしょうね。
今週末はとても大事な行事が入っておりまして、その準備に追われています。それに翌日は試験なんですが、久々に勉強しましたね。子供の手前、親もきっちりやってる姿を見せないといけませんから。

2007.06.02
月も替わり気分も一新といきたいところですが、そろそろ来週あたりには梅雨入りしそうです。梅雨って一般的に嫌な時期として表現されますが、僕自身はそんなに嫌いではありません。なんでだろう?幼い頃からの思い出ってこの時期のイメージが色濃く残ってるからかなあ?長靴を履いて傘を差して、アジサイの咲いてる道をカタツムリやカエルを捕まえたり、高校時代はかび臭くなったカッパを着て自転車通学をしたり・・・。秋や冬の冷たい雨よりあの少し暖かい雨っていうのが良かったのかもしれません。
そういえば、先日、学校健診に行ってきました。校医っていうのはなにぶん初めてでしたのでとても緊張しました。時間帯はクリニックの昼休みを利用してのものでしたし、学校も授業時間をつぶしての健診ですからある意味時間との戦いでした。最初は余裕で間に合うと思っていたのに思いの外時間配分に苦労しまして、午後の診療に食い込んでしまいました。

校長先生とお話したり、保健の先生や生徒と触れ合ったりして、この地域の開業医としてのお仕事を一つしたのかなあと思った学校健診でした。

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