Copyright : TM since 2001

屋外プールで涼しく過ごす

■夏はアウトドアのベストシーズン

夏は楽しい。うだるような暑さを体から楽しむことにしている。
オートバイで避暑地を走り回り、渓流で鱒と知恵比べをし、山に冷を求める。
オートバイの走行風は高度や道路周辺の環境、速度によって大きく変化する。たとえば8月に信州の田舎道を走っていると、突然顔に当たる風が冷たく感じることがある。太平洋高気圧が張り出し、良く晴れた夏空を走っているのになぜか木漏れ日がまばゆい。そんな時ブナの大木に覆われた森を走っていたことに気づいたりする。
軽井沢あたりを寄り道すると、そこだけ東京が引っ越してきたかのようなにぎわいを見せ、ちょっとほっとすることもある。僕は町外れ、ぽつんと一軒立っている田舎の商店でアイスクリームを買い、地面に腰を下ろして渇いたのどを潤し、焼けた体を冷やす。

夏を楽しむ方法はツーリングに限らず、渓流にだって、山にだって存在している。日本の夏は実に奥深い。

■僕はプールに行く

遠くに出かけることができないときはプールに行く。
プールに関してはこだわっている。屋外であることが絶対的な必要条件で、50メートルの大きさがあれば十分条件を満たす。
流れるプールや滑り台、人工波、これらすべて不必要。ハワイのコンドミニアムにでもありそうなシンプルなプール。それで十分だ。
東京なら港区の芝プールや目黒区民プール。横浜なら元町公園プール。
芝プールは東京タワー、元町公園プールはマリンタワーが眺められ、ちょっとした避暑地気分を味わえる。しかし、シンプルなプールのためか入場者は少ない。外国人が多いのは、彼らのセンスに合うためだろうか。たしかに家族連れでごった返すテーマパーク指向のプールよりよほど充実した時間が過ごせると思う。

週末空いた時間に自転車やオートバイで出かけ、プールサイドで寝そべって本を読むのは至福の時間だ。暑くなったら冷涼を求め、ドボンとプールに飛び込む。十分に体が冷えたらまたプールサイドで本と戯れる。日が陰ったらシャワーを浴びて、次の予定に出かける。
平日は夜泳ぐ。仕事をちょっと早めに切り上げ、オートバイでプールに直行。ひたすら泳いだり、ゆっくり水の中を歩いたりする。研究室の冷房でなまりきった体に渇を入れるのにちょうど良い。

夏の日差しをからだ一杯に浴びて体内時計をリセット。不思議とプールに行った後は不快な汗をかかなくなる。夜はクーラーなしでぐっすり眠れる。
今年の夏も屋外プールが僕の体調維持とストレス解消、そして夏の思いで作りに一躍買ってくれることだろう。

*その後芝プールは取り壊されてしまいました.2007年度からふたたび屋外プールとしてオープンするようです.あの「アバウトさ」が好きだったのですが..