東欧4ケ国;旅の思い出 Wienその1の2

(2005.11.6〜7)

11/6〜7と2連泊intercontinental wienです
(今回のツア−の特典の一つの5ッ星)



市立公園北側から撮影




朝の風景;奥に見えるのはホテルです



ホテルカウンタ−
ホテルロビ−
ロビ−喫茶室




寅さんも利用したというレストラン



寅次
郎心の旅路41作目
 
 
寅さん音楽の都ウイ−ンに行く

自殺を図ろうとしたサラリ−マン坂口(柄本明)は寅さんに寸前で助けられ、お礼にwienへ招待することになる、坂口とは趣味が違う寅さんは別行動、その内迷子になりツア−コンダクタ−久美子(竹下景子)の集団に紛れ込み久美子と知り合うが最後はやはり竹下景子に失恋するというstory


我々が宿泊したintercontinental wienはこの映画のロケで寅さんが宿泊した映画にも出て来るホテルでした、市立公園の南端に位置し見晴らしも良く、地下鉄やリングを走るトラムの停留所に近く観光にもとても便利、外観は近代的で内部はクラッシック調でした。

その日の夕食は自由行動でみなさん外出したようですが、私たちだけホテルでゆっくりしようということで添乗員にホテル内のレストランでの席の予約とオ−ダ−をお願いしました。

添乗員から説明があり、その時に寅さんのことを始めて知ったのです。
しかも寅さんと竹下景子が食事をしたというテ−ブルだというのです。大感激でした。



寅さんのテ−ブル

パンプキンス−プ

寅さんも利用したというレストラン


清潔で広いム−ド満点のレストランは3組程度でとても静かでゆっくりとした食事ができました。

食事を運んでくれた可愛らしいメイドもカメラのシヤッタ−を押してくれたり、家内と写真にも収まってくれたりと快く接してくれました。

健康でこうして旅ができることに感謝し、まず赤ワインで乾杯しました

最初に出てきたのが本物のかぼちゃをくり貫いた器のパンプキンス−プでした、量もたっぷりでまろやかな濃いとても美味しい味にまず感動、感動ばかりです。
余り美味しいので記念に撮りました。いまでも忘れられない味でした。

メイン料理はタ-フェルシュビッツ(Tafelsppitz)という皇帝フランツ・ヨ−ゼフが好んで食べたというwienの代表的な名物料理、牛肉の塊を長時間ボイルして薄く切ったもので脂肪がなくなっているので皇帝のダイエット食だつたとか、付け合せはジャガイモ、にんじんなどの野菜のバタ−炒めとアダフェルクレンというリンゴとホ−スディッシュを擦り下ろしたというものだそうですが、そのソ−スをかけて食べるとても美味しいものでした。魚介類の料理とコヒ−などがついて約100ユ−ロでしたから、日本円で15,000円程度でした。



ロビ−からエレベ−タホ−ルへ

宿泊の部屋


ホテル5階の部屋からの風景


市立公園内のオブジェなど





公園内の岐阜市との友好を記念して植樹されたという桜でした








トラムの停留所


Stubentor (シュトゥ−ベント−ア)という市立公園前の停留所名
STRASSENBAHN(シュトラ−センバ−ン) トラムのこと
HALTSTELLE (ハルテシュレイ)停留所のこと

2番は時計の反対周りの市内周遊の停留所の意味です、同じ停留所の1番の時計回りは向かい側になります

5ユロ−の一日券

時間がなく計画の1/3位しか利用できませんでした、残念無念ですが要領は判りました、まず最初に市内を乗って一周することをお勧めします。所要時間約30分です、それから次の行動です。

機械に差し込むと確かチ−ンという音がして、右の数字が縦に印字されます、最初は日本のように差し込むとどこからか出てくるのかと思って何回もやっていると数字が重複して印字され読み取れなくなります。同乗の乗客が何か説明してくれているのですがさっぱり判りません。

刻印が判読不能になると不正乗車とみなされる場合があるようです。最後まで検札が無く助かりました。私の切符は刻印がダブッテ目茶目茶になりました。

この切符は家内のもので、刻印の方法が判り綺麗に打刻されたものです。
ボ−ペンで書いてあるのは記念の家内のメモです。


11月7日は夕方のオペラの観劇まで終日行動です

あわてることはないや;ゆっくりしようと連日の疲れからぐっすり、家内も起こさずちよっと合図して、私は朝の散歩に周囲の公園を散策したりでしたが、朝食もゆっくりで本格的にホテルを出たのは10時ころだったでしょうか、みなさんは朝8時位から出かけていました。本当にゆっくりぐっすりの気分爽快のwienの朝でした。朝食もゆっくりじっくり味わって食べました。

本当にゆっくりじっくり味わっ食事のあと、まず予ねてから計画していた、ホテルから数分のStubentor (シュトゥ−ベント−ア)という市立公園前の停留所の1番の時計周りのトラムに乗りSchwarzenbergplatz(シュヴァルツェンベルクブラッツ)でD線に乗り換え3つ目のSchloss Belvedrre(シュロス・ベルヴェデ−レ)で降りて、ベルヴェデ−レ宮殿を目指し何とか自力で辿り付きました。

乗車券の刻印など失敗しましたが、到着する停留所の数を数えながらと常に不安だらけです。停留所の名前が長いでしょう、とても憶えられません。ドキドキです。こんなのは海外ではじめての体験です。

この宮殿を見たら、市内のリングを1周してから国立歌劇場のあるkarntnerring/Oper(ケルントナ−リング/オ−パ−)で下車してケルントナ−通りを散策しみやげ物を買ったりして夕方ホテルへ帰る予定でした。
でもその予定がまったく狂ってしまいました。

ベルヴェデ−レ宮殿

オ−ストリアバロック建築の代表作。トルコ軍を破りウィ−ンの危機を救ったオルゲン大公の夏の離宮にもなっていたとか。庭園の池に映える宮殿や上宮から下宮越しに見るウィ−ン市街が美しい。下宮まで庭園が広がっており、両脇にスフィンクスに似た像が並んでいました。当日はたまたま休館日でしたので訪れる人もまばらでしたがどこの国の方かわかりませんでしたが、私たちと同年輩くらいのご夫婦と打ち解けあい、カメラのシャッタ−押してもらったり押して上げたりと楽しく散策してきました。

帰り際にトイレに行きたいというので探しましたが、ウロウロしてようやく何人かの道行く人に聞いたりで宮殿の門に入って間もなくの右側にあるのがわかったのですが、今日は休館日でトイレも閉鎖しているかも知れんというジェスチャ−のようでした、思案にくれて弱ったと思っていたらドアが開いて何か人が出て来るではありませんか、開いていたのです、有料になっていて二人で1ユロ−支払ってすっきりしました。

左のは係りの人の机の横の壁に掛けていた紙人形です。

右がそうですが家内も同じものをつくり友達に良く配っているので、あれれと思い聞いて見るとJAPANの人にもらったようでした。1度に20個とか和紙の種類を変えていろんな柄のものを作りますが、台紙に紐をつける穴空けを良く手伝わさせられます。

宮殿裏側の広大な庭園の眺望




ベルベェデ−レ宮殿(裏側)

宮殿の前は上の写真のイメ−ジで広大な庭園が広がっていました。画像の中心のピンクの線はネオンでオ−ストリア共和国の地図です。休館日なので本当に観光客はチラホラでとても静かでした。




ベルヴェデ−レ宮殿よさようなら


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