Pekin−3

北京の旅8/13⇒万里の長城観光




《万里の長城》



月からも見える人類史上最大の建造物と言われている世界遺産、万里の長城の中で我々が登った八達嶺(1200年前)は北京郊外で割と近く有名で人気があります。

そのほかにも七つのコ−スがあります、紀元前500年前が最初の築城で秦の始皇帝がかかわり、その後も延々と30万の軍兵と数百万の農民を動員して工事は続けられたとのことです。

現存する万里の長城の距離は2,400kmとのことです。1955年に八達嶺に一般人が出入りできるようになってから、それぞれのポイントが観光用に整備・開放された結果、万里の長城は世界を代表する観光地となりました。


《女坂》


私たちが登ったところは女坂という斜度が20度から30度程度でしたが30度でもかなり急斜面に感じました上にに行くに従い急斜面になり40度、時には60度、60度になると下りの階段が見えなくなるということです。

幅は6m程度あるが通路がツルツルなので下りる時は恐る恐るでした。

画像はかなり遠くから撮影しているので余り傾斜ではないようですが実際現場に行くとこの辺りはかなり急斜面になっています。

雨の日などはすべって下りが大変だなあと思いました。画像に見えるのは延々とつづく地元中国はじめ世界各国からの観光客の人の波です。

人また人で歩くのがやっとでした。何億何兆のレンガを使用したのかレンガを数十枚を羊に乗せて何時間もかけて工事現場まで運んだということですので建設機械もない時代に気の遠くなるような話です。

中国人の根気強さにあきれ果てました。

人間必死になってやれば何でもできるもんだとも?




八達嶺長城拡大図
北四楼のある女坂を登りました


河北省全図


《万里の長城⇒八達嶺へ向けて走行中の郊外の風景》
万里長城目指してひたすら走るバスの後部座席より





《長城の望楼が見えてきました》



















《車両進入禁止》

入り口から数百m離れたところでバスから降り、後は入り口まで歩きます。真夏で北京はとても暑くみなさん日傘を差しての歩きです。ここからは車両進入禁止並びに禁煙です。




観光客に賑わう八達嶺入り口


左手が女坂、右方向が男坂でかなり急斜面のようです、

私たちは女坂を登りましたが、上るほど結構な斜面になりました。

こんな角度で良く馬に乗りのぼつたものと思いました。

何百万何千万人の観光客が歩いているのでしょう通路は摩耗しているのかツルツルで光ってピカピカでした。

雨が降ると、ほこりもゴミも全部流してしまうのでしょう、とても綺麗でした。










《他人の事なんか知らん》


観光客で隙間のないくらい、写真撮影も大変です。

中国人らしい中年のおばさん、何か怒鳴っているんです。

写真撮るのに邪魔だから、どけろと言っているようです。

自分のことだけのため凄い剣幕、他人のことなんか知らんという感じ、一般的にこんな感じなそうです。

日本人はやさしいですね。






















2階建ての城楼の下層は兵士十数人の住居となり、上層は見張り台と戦闘台を兼ねていました。


















2階建ての城楼は、兵士10数人の住居兼見張り台で、
現在も兵士が見張っているそうです。


大砲におちゃんこして休憩ですね



《発達嶺長城の入り口に戻ってきました》




左は北海道にもある熊牧場のようです




デカサとスケ−ルの大きさに度肝を抜かれた思い。
良く作ったな(^−^)溜息です。









万里の長城よ、さようなら




webでBack