北京の旅 2001.8.12〜15


2001.8.12〜15新千歳発13:30〜瀋陽着15:40⇒瀋陽発19:00〜北京着20:10



国内便の乗継ぎ待ち時間約3時間だが搭乗までは実質2時間程度、空港内のレストランで休憩したり、みやげもの店を覗いたりでゆっくり楽しんだ。


《北京⇒オリンピック》


三方山に囲まれた中国の首都、人口1035万人中心部人口700万、9区9県からなり、面積は日本の四国と同じ位約3000年の歴史がある都市、西北郊外80kmにある万里の長城も北京市内です。

7年後の2008年、オリンピックの北京開催が1ケ月前の2001.7.13に決定した。世紀の五輪へ向けて北京は大きく変貌するでしょう。





千歳発に乗り込む風景 瀋陽空港の駐車場





瀋陽空港にて何の看板だろう?

1元16円前後なので608円定食の案内かな?


《旅行時のレ−ト1元(圓)=16円前後》

この他に弐元、伍元、拾元、伍拾元、壱佰元などの紙幣がある。壱佰元(圓)=16,000円

旅のガイドでは会話するときは1元のことをイ−コワイと発音、2元はアルコワイ、と発音しなければならないと書いていたが使うことは無かった。

みやげ物を売り込むおばさんやおじさんはシェエン、シェエンと何でも1,000円で売り込んでいた。

約60元であり、中国では結構な価格なんです。言い値では絶対買わないことが中国の旅の鉄則と誰かが言ってました。

普通は半値まで値切るのが上手な買い物とのことです。勉強になりました。

★数の数え方
1=イ− 2=アル 3=サン 4=ス−5=ウ−
6=リウ 7=チ− 8=バァ 9=ジウ 10=シ−イ−










1枚だけ使用しないで持ち帰りました




空港税

空港を出るときに納税=瀋陽より北京へ、国内は50元



空港税

北京から千歳へ=国外へは90元



瀋陽空港のみやげもの店、虎の掛け軸など、
可愛い中国服のマネキン。中国らしいのでパチリです。











北京へ出発間際の瀋陽空港の夕日



北京への乗り継ぎを待つ





北京行きの航空機



北京空港に到着です
《北京の鉄道》

乗る機会はありませんでしたが、日本のグリ−ン車並みが軟座(1等)、普通車並みが硬座(2等)と呼称しています。硬座を買うには2時間前後待つのはザラ、半日待つこともあるそうです。

始発駅では指定券を売るが途中駅からは自由席のみで山のような荷物をもった人でごった返していて、車内は食べカスなどでゴミだらけ、トイレも汚いそうだ。列車のことを火車というそうです。硬座とは文字のとおりなのでしょう?7年後のオリンピックは大丈夫でしょうか?

《北京の飲料水》

北京市の水道元は地下水がその主な水源で、その地下水は石灰分の多い硬水で下痢しやすいこともあり、地元の人も慣れてはいてもあまり水道の生水は飲まないようです。

当然ながら水道水を凍らせた氷も要注意。飲み水はホテルの備え付けのペットボトルかコンビニなどで購入したミネラルウォーターだと安全。



《中国の箸》

中国には割り箸はない30cm位の結構重量感のあるプラスチック製なのだろう白い不透明の日本の割り箸の袋のようにビニ−ル袋の中に入ってテ−ブルにおいてある。

もちろん使い捨てではない。ホテルでもレストランもすべてそうである。

箸と箸で食べ物を取り合うのは日本では嫌われるが中国では平気なようであり長い方が都合が良いため長くしているようだ。

それから食べ終わったら日本では器の上に箸を置いても一向に構わないが中国では縁起が悪いそうだ。

端の長さから器の上には置きにくい(-_-;) 箸は日本のように先が尖がったものでなく四角になっていて全体的に太かった。

日本の場合は横に並べるが中国は縦に置く、男女、大人子供の区別も無い、家庭では箸とかご飯の茶碗は個人的に決めていますよね、それもありません。




《北京のトイレ》

トイレは間仕切りがないとか、うんこが溢れてものすごく汚いとか話には聞いていた、そんなピカピカということはなかったが、トイレ休憩ではツア−の旅行社もそれなりのところを配慮したのでしょう?

臭くて仕方ないとかあまり不愉快な思いはしなかった。トイレットペ−パ−の備え付けはないのが普通でした。


一般的には小は勿論、大も間仕切りがないところが多く、衛生状態も良くないトイレが多いようです。

7年後の北京オリンピックへ向けて日本人の慣習から見ると耐えられない劣悪な公衆トイレの環境も大きく近代化されるものと思います。


《北京市内中心部略図》







万里の長城、明の十三陵は略図の左端上部、北西方向約80kmの郊外です。

翌日8:15分に向かいます



添乗員さんの案内を聞いているところ



ホテルへ




北京の夜景



北京の夜景



《宿泊のホテル⇒前門建国飯店(京劇の劇場:梨園併設) 》


3つ星のホテルですが、レベルは4星並みです(2009.3現在4つ星に昇格)。

外観もロビーも立派でした。部屋もきれいで、天井も高かったです。

一番のメリットはやはりホテル内に京劇の劇場「梨園」が入っているのが嬉しいところです。




ホテルの部屋からの朝日、とても綺麗で感動でした















《薄暗い、樹木が少ない》


添乗員さんも言っていたがどこへ行っても節電が徹底されており空港の待合室も公共のいたるところが薄暗くU型蛍光灯の利用が目立つた。

ホテルの冷蔵庫も最低の温度、庶民は夜になると夕涼みもあるが目的は節電のため外で深夜まで過ごすダンスをしている人、将棋をしている人、音楽を聴いている人おしゃべりをしている人街灯も薄暗かった。

特定の店舗以外、ネオンも日本のように派手なピカピカしたものはない。

夕食がおわり夕方になると歩道や公園は日本のお祭りのように人、また人でにぎやかだ、それともうひとつ特に人の集まる広場とか皇居とか国の重要施設の近辺には樹木がない。

これは3000年の歴史の中で北方騎馬民族の襲来を防ぐため北海道から九州の2.5倍の6700kmの万里の長城を築いたごとく常に見渡せるように陰になるものをおかないということのようだ。



《道路工事の作業服》

とにかくビル、道路、公園等失業対策のこともあろうかと思うがいたるところで工事中がめだつた、

しかも日本では考えられない、建設機械がほとんど見当たらない。

柄の長い剣先スコップ主体の手作業工事が多いのもびつくりでした。

半ズボンにランニングシャツとサンダル履きで海にでもレジャ−で遊びに行くような服装だ、安全帽など以前の問題だ。




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