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イタリアの旅 その3 フィレンツェ編


2000.11.30(4日目)と12/1(5日目)の午後と夜;
5日目午前中はピ



フィレンツェ(Firenze)

トスカ−ナ州の州都フィレンツェ、人口44万人の中都市であるが、糸杉とオリ−ブの織りなす柔らかい緑の丘に囲まれアルノ川の両岸にひらけたこの町はルネッサンス美術の宝庫と言われているようです。


黄土色の壁、オレンジ色の屋根瓦に統一された建物と古い石畳が続く絵ハガキのような優雅な街並みが印象的でした。フィレンツェという名は『花の都』と言う意味なそうです。

主要な見所はDuomo広場(大聖堂・洗礼堂・ジョットの鐘楼等)とシニョリ−アの広場(ヴエッキオ宮殿・ウフィツィ美術館・ネプチュ−ンの噴水・コジモ一世騎馬像等)の2ケ所に集中していましたのでとても快適に観光できました。

世界各国からの観光客で溢れ、通り沿いには軽食が取れるサンドイッチバ−(BARと云う看板が目に付くがバ−ルと言うらしい)、セルフサ−ビスのスナック、ジェラテリア(アイスクリ−ムショップ)等がたくさん並んでおりました。



アルノ川の夕暮れ



正に、いまフィレンツェの街の夕日が沈まんとするアルノ川の黄昏の風景です。

今回の旅のお気に入りの1枚でした。橋の左奥にかすかに見える丸い尖がった屋根はサン・スピリト教会と思われます。

一つ手前のヴエッキオ橋(ポンテ・ヴエッキオ)を渡る直前の土手から撮影。




シニョリ−ア広場



ヴェキオ宮殿

シニョリ−ア広場のヴェキオ宮殿です;600年前の建物ですが現在は市の庁舎として利用されているそうです。

右に少し見えている隣の建物はウフィッツィ美術館です。この建物には94mもの塔があり見上げると見事なものでした






ウフィツィ美術館


ルネッサンス期の作品を中心にした当美術館は世界でも屈指の規模を誇る芸術品の宝庫でその数の多さにびつくりでした。

この美術館から国内は元より外国の他の美術館へ貸し出すことは禁じており、現物はここでしか見ることはできないそうです。世界的にも有名な必見の作品はボッテイチエッリの『ヴィ−ナスの誕生』は立ち止まりしばらく鑑賞していました。

ラファェロ『ヒワの聖母』なども名画として知られています。何故か赤い帽子と赤い服、高い鼻、ウルビ−ノ公夫妻の肖像の作品が強く印象に残っています。

3階が美術館になっており3階まで100段を超える階段を昇らねばなりません。

イタリアの建物は古くエレベ−タ−などありませんので昇るのが大変です;海外の旅は体力が必要なようです。画像はガイドBOOKなどから抜粋;全館内すべてについて撮影禁止でした。

『ウフィッツィ美術館、本物の迫力!集合時間が近づき、広すぎて出口が?右往左往。今までホテルは郊外だったので、街中のホテルの至便に嬉しくなります。

人々の賑わいを感じながらホテルの回転ドアを入ったり出たり。楽しかった。お部屋もきれいだったけれど古い館のせいか、エレベ−タで降りてから中2階、中3階という様に階段を少し登り、降り。

夕食はパスタと味付けチキンのグリル風でミラノ、ベニスに比べると少しは日本的とも言える濃いめの味付けで美味しい。ハパも食べている。ワインと水、毎回オ−ダ−しています。』⇒家内のメモ

フィレンツエのホテルはベルニ−ニ・バレスで昔は国会議事堂として使用されていた由緒ある建物、、ウフイツィ美術館の隣がヴエッキオ宮殿でそのすぐ左横の路を入ってすぐ角、ヴエッキオ宮殿の一角に泊っているようなものでした。



ヴェキオ宮殿全景






美術館前にて





ガイドBookなどから抜粋







ヴィ−ナスの誕生(ボッティチエッリ)


ヒワの聖母(ラファェロ)

ウルビ−ノ公夫妻の肖像(フランチェスカ)

聖家族(ミケランジェロ)

シニョリ−ア広場の北側

ネプチュ−ンの噴水(16世紀後半の作)





シニョリ−ア広場の西側

西側に並ぶビル群、左の1Fは銀行の文字が?更に左に進むと、リヴォワ−レというカフェがあり、店の外にテ−ブルが沢山、賑わっていました、中央の銅像はコジモ一世の騎馬像です。





シニョリ−ア広場の東側

左奥の突き当りの右が宿泊予定のホテル(ベルニ−ニ・バレス)、右の建物はヴエッキオ宮殿正面の左の部分です。

周囲の通路にはBAR、皮革製品、ブテッイク、彫金細工店、宝石店、金属製品などの高級ショップが軒を連ねていました。









シニョリ−ア広場の南側


ロッジア・デッラ・シニョリ−ア(彫刻ギャラリ−として使われている柱廊)真向かいにネプチュ−ンの噴水があります。

141世紀後期、ゴジモ1世の命により雨天集会場として建設される。

大きなア−チを持つゴシック様式の柱廊は『ヘルセウス像』『ザビ−ネの女たちの強奪』など、16世紀を中心とした彫刻の陳列場所になっています。









ミケランジェロの広場



…アルノ川を見下ろす小高い丘にある、この広場からのフィレンツェの街の眺めはすばらしい。

市の中心部からチヨット離れているが、アルノ側を渡っての散策コ−スになっているようです。











ミケランジェロの広場より

フィレンツェ市街を望む(ミケランジェロの広場より)、少々曇り空でしたが右手方向に遠くにかすんでDuomoの丸い尖がった屋根と左にジョットの鐘楼、その隣が洗礼堂です。

中央の塔は90mと言われるヴエッキオ宮殿の塔屋です。

左に見えるのはヴァザ−リの回廊のあるヴエッキオ橋(ポンテ・ヴエッキオ)
たです。











フィレンツェ大聖堂(Duomo)
と洗礼堂とジョットの鐘楼の配置図(ガイドBookより)






洗礼堂


洗礼堂(サン・ジョヴァンニ洗礼堂))はDuomo本堂の華やかな外観とは対照的に、シンプルな美しさを持つ八角形の建物です。建物が大きくカメラに収める事はできませんでした。美しい扉の部分のみ辛うじて撮影できました。


この建物には三つの青銅の扉がありますが中でもミケランジェロによって『天国の扉』と命名された東側門扉(画像のもの)の美しさはすばらしいものでした









ジョットの鐘楼

ゴジック様式の傑作。1334年に画家でもあり建築家でもあったジョットによりその建設が始められ弟子たちによって1359年に完成したものです。

高さ84m414の階段で登ります。又ジョットはルネッサンスの絵画史上、始めて人物に表現を与えた作風としても有名な画家であったようです。








フィレンツェのシンボルDuomoの出入り口



Duomo(サンタ・マリア・デル・フィオ-レ大聖堂)の正面入り口付近です。その華麗なファサ−ドは色大理石で装飾され美しい、

人物と比較する建物の大きさが想像付くと思います。屋根まで106mもあるそうです。







Duomo(大聖堂⇒花の聖母教会)

白、緑、バラ色の三つの大理石を組み合わせて作られたこの荘厳な教会は正式には『花の聖母教会』というそうで、13〜15世紀後半にかけて建設されました。

ヨーロッパで4番目に大きな大聖堂(サンタ・マリア・デル・フィオ-レ大聖堂)。大きな円盤の内側にはヴァザーリのフレスコ画「最後の審判」が描かれています。

当時この大円屋根(高さ106m、463階段)をどうやって乗せるかが問題になったようです。





ボルゲ−ゼ宮殿デイナ−へ


5日目の夜の予定が、4日目の遅い昼食時間に変更になる。

『ボルゲ−ゼ宮殿でのアトラクションがとても楽しかった、昼食後4人で街へ、シヨッピングと散策、6:30にホテルロビ−集合。

丘の上のレストランで仲良くなったIさんご夫婦と、もう一人のカップルと女性どうしで3名並び大爆笑の連続で過ごした。大きなステ−キにドッキリでした。』⇒家内のメモ。


食事も宮殿料理風に、ワインも美味しく、豪華な部屋で貴族になった気分で盛り上がりました。

衣装を着せられみなさんアトラクション参加しました。

ボルゲ−ゼ宮殿のひと時はとても印象に残ったようです。



























昼食後フリ−タイムフィレンツエの街散策



母親と娘さん


母親と娘さんとの2人連れにフィレンツエの街のショッピングに同行させてもらう。

心強く楽しくウイドウショッピング、ママの皮製のボストン型バック購入』⇒家内のメモ、お嬢さんはフィレンツェは初めてではないようで街の様子を良く知っていた。

バックはVera PelleというMade in Italyの専門店のようで棚に陳列していたビ−ンズ型のものが目にとまり、シンプルだが気に入ったようでした。


アメリカ人のご夫婦と同席で


母親と娘さんとの2人連れと別れたあと、BARに入った、『とても混んでいたが老夫婦が快く同席させてくれる。

アメリカからいらしたそう、仲良くアイスクリ−ムとジュラ−トの味比べをしている。

ロ−マに赴任している息子さんご夫婦のところに遊びにきたようでした。

Japan sapporoとか、単語を並べたり、手振りとかの会話だったが何となく通じたようです。

アイスクリ−ムのほかにカプチ−ノ二人分注文、おいしかった。』⇒家内のメモ



ホテル・ベルニ−ニ・パレス




明日は愈々ロ−マです。
ホテルに戻り成田の免税店で買ったスコッチがまだ残っており、一息入れました。




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