禅問答のような言葉ですが、昔の大方丈が言った句だそうです。真意については深くはわかりませんが、句から感じた私の言葉でまとめます。
奇麗な花はいつかは枯れて散ってしまいます。そこにはもう花びらはありません。でも、ずっと花は心の中で咲いています。人との付き合いは一度きりの触れ合いもあります。でも、その出会いの中には、深遠なる触れ合いもあります。昔の大事な思い出があります。過ぎてしまった過去は決して戻らないけれど、その時感じた幸せな感動は決して消えません。親との死別があります。昔の子供の頃の思い出は家族の深い絆を感じます。姿の見えるものだけが、全てではありません。むしろ目に見えないものに真の姿があるではないでしょうか。