「諸行無常」「諸法無我」難しい四文字熟語ですが、仏教用語で、「諸行無常」は、「万物は常に変化して少しの間もとどまらないこと」、「諸法無我」は、「いかなる存在でも永遠不変の実態を有しないということ」で、常に時は流れ自分の存在においても留まることはない何か大きな功績を作っても、それはまた変わりゆく中で、常に変わってゆく。ひとところに留まることは決してない。今までの功績や一度の成功をいつまでも引きずらないで前を向いて歩み続けていくことの大切さを説いているようです。
「無始無終」という言葉があるそうです。初めもなければ終わりもない。いわゆる円をイメージしてよく色紙などでその心を示されています。ひとところに滞らず、留まらずに人生を歩んでいきたいものです。水も氷点下で滞ったら凍ってしまいます。水道管が凍ったら破裂してしまいます。