人の醜いところや嫌な言動は、毎日の生活ですぐ気が付き、それで、こちらがイライラして心が乱れたりする。美しいものが見える心を持つことが、生活を豊かにしていくことだとは、心の中では、理解しているつもりだが、なかなか見つかりません。いや気が付かないのかもしれません。本当は生活の中に小さな美しい物がたくさん隠れているのかもしれません。それに気付く心が必要なのでしょう。自分の心が狭いのかもしれません。
農作業しているとき、通りがかりの人が「こんにちは」と挨拶してくれます。それに言葉を返す。そんな何気ないやり取りの中に、人の触れ合いの美しさを感じます。中には、こちらから通りすがりに「こんにちは」と挨拶しても、挨拶が返って来ない人がいます。こんな時ふとさみしい気持ちを覚えます。通りすがりの人が挨拶をしてくれる。こんなことが本当は美しい心の表れではないでしょうか。