言葉のままである。絵画にしても写真にしても鑑賞するときあれやこれや頭で考えて鑑賞してしまうことがあるようだ。この部分が少し構図がおかしいなとか形が不自然だとか季節感がおかしいとか…鑑賞するのに理論や作風をうんぬんするのではなく感じたまま自分で受け止めればいいのじゃないかなと思う。
 印象派がサロンで集まり交流を深めその影響を受けた人たちが作品を発表したら、作品展では酷評を得た時代があった。でも今は印象派は古くて新しい感覚でとらえられているようだが、それに飽き足らない人たちは、また新しい芸術観で作品に挑戦し発表しているようだ。
 もっと多くの今の絵画を見る機会を持ちたいものだが、田舎だと都会は遠い。