特に選挙の立候補者がよく使う言葉で「私は決してブレない」とか、特に政治家に対してよく使う言葉だが、「言うことがブレて新年のない人だ」などとブレることは悪いことのように扱われることが多いが、しょっちゅう言うことが変わってしまうのは問題で、ほんとは考えていないで口先だけで対応しているとしか思えまいが、一つのことを固執しすぎて周りが見えないで、「私はブレない」と言われると意地を張っているとしか思え枚ですね。
 人は完璧な人はひとりもいません。本を読んで、目からうろこ現象が起こったり、人の話を聞いて自分の考えの浅さを痛感したり、問題点をじっくり考えて得た答えは、以前の自分とは大きく成長した自分がいるのです。信念を持つこと、根幹となるしかっりとした柱を持つことはとても大切ですが、自分の浅く狭い考え方にいつまでも固執して「俺はブレない」と言われても心の狭さを感じてしまい、共感することはできませんね。
 近頃の出来事で、新国立競技場の設計問題で、やっと先が見えてきた感じがしてきたが、なぜ、安倍首相が出て来なければいけなかったのか?今問題になっていることは当初からわかっていたことなのに、変えることの怖さがあったのじゃないかなと思ってしまいます。問題点がはっきりしたらすぐに変える強さと勇気、心の広さを持ちたいものです。