油彩 キャンバス F50号

武甲山と横瀬川

令和元年9月4日完成
 以前から描きたい構図であった。横瀬川から見る武甲山をとらえ、武甲山と横瀬川を一体化する風景を描きたかった。初夏に入ったある日ふと画材を探しに横瀬川を歩いてみた。横瀬川から武甲山を正面に見られる場所を見つけ、堂々とした武甲山とゆったり流れる中、流れの激しい場所との対比を描くには最適な場所と思い描くことにした。脇の木々と竹、芦、草の緑の調和を意識して描いたが、手前の陰で暗くなっている部分と斜め右上半分の明るく日に照らされた部分との対比も意識して描いた。