油彩 キャンバスF30号
少林寺五百羅漢
平成23年1月31日〜2月21日完成
初めての30号への挑戦に五百羅漢を描いてみようと思ったのは、先日川越の喜多院に行ったとき五百羅漢を拝観したのがきっかけで、寄居にある少林寺の五百羅漢が脳裏に浮かんだ。早速少林寺に行って羅漢を見ながらイメージを膨らませた。一体一体の表情が柔和な感じで人間味のある羅漢様であった。その表情を表現しようと挑戦した。山頂に建てられた釈尊と文殊・普賢の二菩薩、その周りを取り囲んでいる十六羅漢の一体を描き、羅漢を見守るような構成で描いてみた。年齢を重ねた石仏を表現するのに苦労した。