油彩 キャンバスF6号

晩秋の武甲山

平成9年12月31日完成
 武甲山の秋を描き始めて、時間をいつ頃にしようか試行錯誤した。最初朝に始まり次第に時間が過ぎ夕方が一番武甲山に合うように感じて、結局晩秋の夕方に落ち着いた。赤く染まった夕焼け空と夕日に照らされたケヤキが一番映える。
 晩秋のさわやかな空気を描きたかったので、この絵はできるだけ緻密に仕上げるよう心がけた。それだけ集中して描かなければならなかったが、具象的に仕上がったので満足している。