令和5年 活動記録

令和5年11月12日(日)4年ぶりの収穫祭無事行われる
 コロナ禍で3年間できずにいた収穫祭ですが、今回縮小ながら開催することが出来ました。豚汁・古代米赤飯の賄は、まだ9波の事を考えると今年はまだ先送りと判断し、いなりずし・海苔巻き寿司とうどんのセットで対応させてもらいました。寒い中でしたが、47名の生徒の皆さんに集まってもらい無事終了することが出来ました。これからも多くの方に参加してもらい、棚田学校が維持継続できることを願っています。生徒の皆さん、1年間お疲れさまでした。出来ましたら来年も参加していい汗流してください。

令和5年9月27日(水)脱穀本番少人数で実施
 24日の体験版脱穀で皆さん満足されたのか、本番には、13人の参加でした。少人数でしたが、皆さん手際よく作業を進めてもらい、12時半まで掛かってしまいましたが、チッパーまで丁寧にやってもらいました。途中で用事のある方もいて、最後はさらに少人数になって、終わりの会を行いました。当日参加された方、お疲れさまでした。
    
     ハーベスタで脱穀         残っている籾を集めてます         はぜ棒の後片付け        少人数で充実した手分け作業        計量して記録バッチリ

令和5年9月24日(日)脱穀体験版で実施
 今日は、籾の水分量が高いため、体験版で1時間ほどの活動で終わりましたが、参加者は、子供達も多くいて48名でした。短い時間でしたが一通りの作業を体験できることが出来ました。チッパーで藁を粉砕するのに小さな子供達もこわごわながらも楽しそうにやっていたのが印象的でした。大人の人たちは少し物足りなかったかもしれませんが27日の本番に期待しましょう。
    
    ハーベスタ駆動準備            子供達も体験              チッパーを体験           小さな子供達も体験できた     粉砕したわらを広げ均している

令和5年9月13日(水)稲刈り延期して小人数で実施
 先日の台風13号の影響で、水が心配で延期した稲刈りでしたが、平日の為人数の少ない中、午後まで掛かってしまいました。人数だけの問題だけでなく、バインダー(稲刈り機)を直してもらったのだが、前の故障と同じ症状が出て、仕えなくなってしまったのも大きな原因でした。生徒25人、指導員6名でバインダー2台を基本に稲刈りを行いました。生徒の皆さんには、ぬかるんだ所やバインダーで刈るのに影響する角やバインダーの通り道を刈ってもらいました。機械が順調なら午前で終わったのかもしれないが、お昼ご飯の後2時半ごろまで作業をして、今日のうちにはぜ掛けまで進めることが出来ました。最後にご苦労様のイチゴかき氷を頂いて終わりになりました。私も今日はずいぶんと疲れてしまいました。皆さんお疲れさまでした。
    
  バインダーの通り道を手刈り        バインダー刈り             刈込後はぜ掛け作り          6番田はぜ掛け終了         5番田のはぜ掛け作業中

令和5年7月30日(日)防鳥対策終える
 今日も暑い中、8時45分になっても人の集まりが少なく今日の作業が心配になりましたが、その後人が増えてきて、23組 48名の方が来られました。朝会を終えて、5枚の田をほぼ並行して作業を進められました。子供達も率先して糸張りを行い、頑張っていました。
 10時30分に休憩を取って、冷たく冷えた西瓜を美味しく頂きました。汗を流したので、スイカにかけた塩が体にしみわたってさらにおいしく感じました。暑いときのスイカは格別ですね。休憩を取って、生き返ったようにその後順調に作業が進み、11時40分には終わりの会を始めることが出来ました。

    
    角をしっかり固定        バインダー紐を張って、糸張り準備    黒の木綿糸を張っていきます       糸を縛って固定       穂が出てきた稲の上に糸がかすかに見える

令和5年7月9日(日)雨模様で始まった第3回草取り行う
 朝始まるときには小雨が降っていて、強くならなければと願っていましたが、心配していた天候は落ち着いて作業を進めることが出来た今日の草取り3回目は、雨の影響か21組と40%の出席率でした。でも34名で、要領よくしっかりと除草することが出来ました。水が澄んだときどのようになっているか大変楽しみです。
 今日苗が大きくなってきて中耕除草機を入れる時、条間が狭く除草機を入れることが出来ない所がありました。田植えの植え方がその後このように結果として表れてくるのだということが分かった一例です。おそらく糸の張りが弱くたるんだまま植えてしまって条間が狭くなったものと思います。その前後に広い所狭い所と不揃いな条間が見られました。
 10時半の休憩時間アイスが出て蒸し暑さを一時忘れることが出来ました。その後元気を出して12時にまだやりたそうな人もいましたが、切り良く終わりにすることが出来ました。終わりの会では太陽が顔を覗かせました。

    
1・2番田の西側にコナギがぎっしり    4番田は今回も中耕除草機中心で、5番田は手取り中心で草取り        6番田手取り風景        5番田の手取りで残った所を除草機で

令和5年6月25日(日)天候に恵まれる中草取り2回目行う
 太陽が時折顔を出し少々暑い日照りもありましたが、さわやかな風に吹かれ気持ちよく草取りを行えた今回、生徒23組で36名の人が集まりました。1・2番田は乳酸菌発酵米ぬか団子抑草剤と深水の効果で今回も草取りはせずに、3番田から6番田までの草取りを行いました。中耕除草機は、4台しかないので4番田から行い5番田へと移り、他の人は手取りで進めました。6番田は、ミミズの穴で時折水が抜けて小さな草がぎっしり生えていたため、時間がかかってしまいました。多少途中のところはありましたが、12時には終了できてよかったです。
 朝会の折、最初マムシの現物を見せながら、話をしました。小屋の前の土手を草刈りしていた時見つけて取ったこと、子供さんの動向を気にしていて、草むらに入りそうなときは皆で注意し合って欲しいこと、学校の対応について吸引機を用意していることなど皆さんに伝えました。マムシにはお互い注意したいものです。 
   
 
  1番田:草は見当たらない      4番田;中耕除草機で最初草取り     5番田;最初手取りで対応      3番田;家族を中心に手取りで草取り     6番田の手取りの様子

令和5年6月11日(日)雨の中の草取り1回目
 朝から雨が降り、生徒の皆さんの集まりもやや遅れ気味。でも18組22名が集まり、活動をすることが出来ました。メインの草取りは、草はほとんどなく3番田のみの草取りとなりました。作業の中心は、3番田から発生した藻の除去と畦から田に延びているキシュウスズメノヒエというイネ科植物の除去をお願いしました。また、サブリーダーを中心に8名の方には補植をお願いしました。基本的に根の活着が始まったところなので、多くの人に入ることは控えてもらいました。補植された田はきれいに苗が揃い、これからの稲の成長が楽しみです。
     
  3番田の藻の除去と草取り      気持ちを揃え並んで補植作業       藻の除去と補植作業             補植作業             抑草剤の米ぬか団子作り 

令和5年5月28日(日)田植え順調に手際よく進行
 時折晴れ間が顔を出し、快い風が作業を気持ちよくさせてくれた今日の田植えでした。生徒44組80人が集まり、2人のサブリーダーを中心に4組に分かれ、手際よく田植えを進めることが出来ました。予定していなかった6番田も水の状況を見て代掻きを申し出てもらい、田植えをすることに決まりました。最後に6番田に全員が集結し、見事な団結力で今日の田植えを完結することが出来ました。
   
 
   苗を全体に撒き準備完了        全体で息を合わせて            黙々と手植え             子供達も頑張ってます         6番田の田植えの様子

令和5年5月21日(日)代掻き5番田まで終わる
 今日は32組、家族含めて53名の皆さんが来られました。それぞれ分担しての活動を手際よく進めることが出来ました。今年の水状況は、昨年から雪や雨が少なく、今までにない水不足。作業効率や水対策の為、先日、トラクターで代掻きを依頼し、予め1番田から4番田まで代掻きを行っておきました。5番田の代掻きを耕耘機で行いましたが、積極的に耕耘機を動かし、どうにか5番田を終えることが出来ました。6番田は後日に残してしまいましたが、53名の皆さんがそれぞれで頑張ってもらい、午前中に作業を終えることが出来ました。乳酸菌発酵米ぬか団子抑草剤の投入をして草対策まで滞りなく進めることが出来ました。
 6番田については、第1回の草取り作業の日、4・5番田をプールにし、一気に水を落とし代掻きを行い、その後うるち米の苗を手植えで田植えをすることにいたしました。

    
 トンボ掻け、シート周りの踏み込み、角材・丸太を使っての均し作業        米ぬか団子作り          5番田を耕耘機で代掻き         米ぬか団子を田に投入

令和5年4月23日(日)用水路整備作業行う
 今日も気持ちの良い中用水路の清掃を行い、無事障害なく作業を進めることが出来ました。学校の生徒は28名来ていただいて、用水路の様子を見てもらいました。今年は今まで雪や雨が少なく、いつもの半分の水量で、これからの雨の降りを期待します。このままいくと5月から必要となる水が不足して、水取り合戦が始まる可能性があるようです。そうならないことを願います。
   
    用水路にたまった柴っ葉          らちが明かないのでついに奥の手で            水元の様子             いつもだったら左のコンクリーを水が流れてます

令和5年4月16日(日)施肥・シート入れ・耕耘行う
 昨日の天候とは打って変わって、春のさわやかな天候となった中、気持ち良い空気の中最初の活動を行いました。子供さんを含め79名の皆さんが集まり、リーダー・サブリーダーの指示の下、順調に作業を進めていきました。まずは施肥を皆で行い、その後依頼したトラクターで2枚、耕耘機で4枚を耕耘しましたが、耕耘機の操作に果敢に頑張って挑戦している姿が頼もしく思いました。中には子供さんも挑戦した子もいます。すごいですね。今回は耕耘機に多くの人が関われて設営者として大変うれしいことです。シート張りは、ほとんどが使い回しで、上下裏返しで新しいものは1巻だけでした。作業も経験者が上手に教え、皆で協力しながら綺麗に張ることが出来ました。乳酸菌発酵米ぬか団子抑草剤つくりも慣れている方もいて、上手に作ることが出来ました。今日の活動は、12時の音楽を聞いて終わりの会を行うことが出来ました。お疲れさまでした。
    
   施肥風景(バックは武甲山)    耕耘機の使い方を学んでます       協力し合ってシート張り           子供さんも頑張ってます      抑草剤が仕上がって、カバー掛け

令和5年4月12日(水)播種行う
 
4月3日に浸水した種籾を播種機を使って種蒔しました。まだ芽は出ていませんでしたが、育苗器に遮光ネットで被い、光を遮ることにより発芽を促進します。そして皆さんが田植えをするときにはちょうど良い大きさに育っていることを期待します。今後の予定では30日に3番田に入れてさらに成長させていきます。
    
        準備風景             マットに充分水を含ませる            種籾の量の調整中            一連の流れで播種進行          遮光ネットで被い発芽を促進

令和5年3月26日(日)開校式並びに説明会行われる
 朝から小雨が降っていて、受付時間にはかなりの雨となった中、27組の生徒の皆さんが会場の横瀬町町民会館に来られました。家族連れや夫婦で参加された方も多くいらっしゃいました。
 来賓に横瀬町振興課長様をお招きし、ご挨拶も頂きました。途中横瀬町富田町長さんが、顔見世に来て最後にご挨拶も頂きました。生徒の皆さんからは、新規入校者のみの挨拶でしたが、意気込みを感じることが出来、今年の滑り出しも順調に進めることが出来ました。
 決まったことをお伝えします。① 年間予定では収穫祭の日にちを11月12日に変更となる予定であること ② 作付け方法は、地元の慣行農法で行うこと。作付け種類は古代米(朝紫)で今年も行うこと ③ 生徒のリーダーサブリーダーは、昨年の引継ぎで決定したこと(3人とも承諾して頂きました) 後のことは「お知らせ」で詳しく載せたいと思います。
 会が終ってから新しい方は、雨の中でしたが現地案内に参加し、道順や田んぼの様子など見てきました。 
    
         来賓挨拶                           会場風景                            説明の様子               田靴の説明