令和4年 活動記録

令和4年10月2日(日)脱穀無事終わり最後に終了式を行い、今年最後の活動を終える
 心配していた天候もこの1週間ずっと晴れで、当日も夏を感じさせる秋晴れの中、35組71名の参加者で無事脱穀を行うことが出来ました。アキアカネが群れを成して飛ぶ中、のげを含んだ埃が舞う中、脱穀された籾が袋に集まっていきます。子供達も積極的に参加意欲を持って取り組んでいて感心しました。最後の終了式では特に目立って頑張っていた子供達を紹介し、賞賛しました。きっと思い出が一つ増えたのではないでしょうか。
 脱穀が終っって、はぜの片付けが終わった田のわらの粉砕を並行して行い、いつもの年より作業がスムースに進んだと感じました。ただ、途中、順調に動いていたハーベスタが、あと少しというとき給油したらエンジンがかからなくなり、予定の12時を回ってしまったのが誤算でした。
 作業を終え、今年最後の終了式を行い、一年間の活動のまとめをしました。皆勤賞は9名いました。皆勤賞にはなれなくてもあと少しの方はいっぱいいます。皆さんの意欲的体験活動の参加意欲を高く評価します。

    
   6番田のうるち米を脱穀           手際よく脱穀               はぜ棒を収納           子供達も本気で粉砕に参加        計量して籾摺りまで保管

令和4年9月18日(日)稲刈り雨を承知の決行
 台風14号が奄美に居る中、天気予報は雨。もうイネの限界に来ているし、悪くなって食味を落としてしまうのも残念と思い、雨を承知の稲刈り決行となりました。それでも生徒及び家族、友達118名が集まり指導員8名の計126名で雨の降る中頑張りました。雨と分かっていたので、稲刈り機で出来る田2・6番を昨日指導員で刈っておきました。その分今日の活動は1グループ1田で行うことが出来、11時頃から雨脚が強くなるまでは順調な運びできていましたが、限界を感じて終わりとしました。今日の稲刈りは記憶に残る稲作体験となったことでしょう。子供達も最初は稲刈りに夢中でしたが、最後の方は虫探検に夢中でした。子供達もいい思い出が出来たのではないでしょうか。
    
 昨日の作業 バインダーで刈込    はぜ掛けをして2・6番田を終了         結束紐作り               手刈り作業風景              手刈り作業風景
    
      手刈り作業風景            はぜ掛け準備開始           雨脚が強くなってきた            急ぐはぜ掛け           このはぜ掛けを終え作業中止

令和4年7月24日(日)防鳥(糸張り)行う
 イネ丈も伸びてきて、そろそろ穂ばらんで来ます。実りに対応しての鳥害対策で、糸張りを行いました。生徒49名(子供含む)、指導員6名でその作業を進めました。まず糸張りの支柱立て。角になる所は上糸の張りの力がかかるので、まず最初にしっかり固定します。支柱を立て終わったら、糸を固定する紐をぐるりと回します。横紐も張って、糸のたるみを防御します。紐を張り終わってからが本番の糸張りです。二手に分かれ、糸を張っていきます。3人で一組になる格好です。生徒の皆さんは、やっていく中で全体像をつかんだようです。作業の説明の難しさを感じました。全体像をつかんでからは自分から動くことが出来、コツをつかんできたようでした。
 10時30分の休憩時間では恒例の西瓜が待っています。食べやすいように切っていただき、冷えて西瓜を美味しく頂きました。鋭気を養って後半の作業を行い、11時30分を少し回ったところで終わりの会を行うことが出来ました。後は、稲刈りまで集まることはありません。一区切りつけて、前半の作業を無事終えることが出来ました。

    
 固定紐をぐるりと一回り張っている                体面に分かれ糸を張っていく               交差しないよう相手と息を合わせて    食べやすいように西瓜切り

令和4年7月10日(日)今年の草取り作業は終了
 3回目の草取りを行いました。子供さんを含む58名の参加で、2グループに分かれ今年最後の草取りを行いました。今年も一部大きく成長した草がありましたが、今までと比べ同じような生長具合でした。これからはイネの生育生長が盛んになってきます。幼芽が出るときの天候が玄米の色を決定するようです。そこで気になるのがこの1週間天候が悪く日が差す時間が少ないことです。黒い色素が定着するのは日光か、温度かはっきりと結論は出ていませんが、少なくとも2年前の黒米の色素が定着していなかったのは、7月に雨が続き、日が射したのは数日だったのが影響しているのは確かだと考えます。7月の天候が真っ黒な黒米ができる条件の1つになってくるものと思います。(田んぼに行けていない自分は、指導員達から聞く話で想像いながら生長状況などを考えてみています。)

令和4年6月26日(日)草取り第2回目行う
 昨日の炎天とは少ししのぎやすかったけど、暑い日の下で生徒29名(子供含む)が集まり、2回目の草取りを行いました。やや大きくなった草をグループに分かりしっかりと取ることが出来ました。稲の成長に影響のあるコナギやオモダカ、クログアイなどが主な草ですが、それらを除去し、これからの生育生長を期待しながら一生懸命草取りを行いました。草取りは大変疲れますが、皆さんよく頑張りました。
    
                                   今年は全部の田に入り、小さい草もしっかり取っていきました。

和4年6月12日(日)第1回草取り行う
 昨夜の大雨とは打って変わって、すがすがしい天候に恵まれて、生徒35名(家族含む)、指導員7名で草取り作業と補植作業、6番田のミミズ対策を行いました。グループは補植グループと除草グループ、6番田ミミズ対策グループに分かれ、作業を行いました。草はほとんどなく、小さな芽が出ているぐらいでしたが、全体的に中耕除草機や手で根からすくい取るようにして、除草しました。補植グループは、浮き苗が出来てしまったところなどを埋めていきました。
 最後に乳酸菌発酵米ぬか団子抑草剤とオール14化成肥料の投入を行い、作業を終了しました。

   
 補植、除草をそれぞれの分担で行ってます     苗の発育状況と中耕除草機           6番田の踏み固め(ミミズ対策)            6番田の補植作業

令和4年5月29日(日)大勢で田植え行う
 天候に恵まれすぎて時間が経つにつれ気温が上がり、暑い中でしたがみな楽しく田植えが出来たと思います。今回は今までにない126名の人数が集まり、最初から4グループ(6番田を入れれば5グループですが)に分かれて手植えで田植えをしました。今年の苗作りは、育苗器で苗を育てているとき、ネズミに食べられ苗がやや少なめでした。その他今までは3本を目安に植えてもらったのですが、今回は2本で植えてもらいました。お蔭をもって1番田から5番田まで黒米の苗を植えることが出来ました。1グループ1枚の田植えでしたので12時の音楽が鳴る少し前に終えることが出来ました。ところで2本植えだと寂しい感じを受けると思いますが、今後の生育成長を見守っていてください。そして結果がどうなるか、要するに分けつがどうなるか見ていってください。今後の楽しみになりますね。
 6番田は、機械植えでミルキークィーンを植えました。皆勤賞などに使っていきます。
 用意した弁当を食べ、流れ解散で今日の活動を終えることが出来ました。

   
    5番田田植え風景               人数が多くひしめき合っている感じになってます              2番田田植え風景               4・5番田

令和4年5月22日(日)代掻き終る あとは田植えを待つばかり
 天候に恵まれて代掻きを行いました。生徒31名(今回は家族を数えてありません)で、4グループに分かれ、トンボで土寄せしたり、耕耘機で田植え代掻きを行ったり、6番田の耕耘・代掻きを行ったり、乳酸発酵米ぬか団子抑草剤つくりと次の投入のための仕込みなどを行いました。作業の量は多かったですが、12時前には終了することが出来ました。
   
 土が多くなっている所は土寄せを     4・5番田田植え代掻きで完成
        子供達も元気に参加しています              米ぬか団子作り

令和4年4月24日(日)用水路補修作業行う
 用水路補修作業に子供を含めた18人の生徒が参加しました。今年は昨年大きな災害がなかったため、途中の土砂崩れや水元のつまりもさほどなく順調に作業を進めることが出来ました。水元に初めて行った人は奇麗で感激したとの感想をいただきました。何時までも自然豊かな水元であって欲しいのですが、途中缶がまとめて捨てられていたり、粗大ごみがまだまだ見かけられます。みんなで環境を守っていきたいですね。
    
 落ち葉で用水路が埋まってます    掻き出した落ち葉を集めて処理        水元の作業           細かい石や砂もできるだけ取り除く  水元全景 堀が水口まで作られてます

令和4年4月17日(日)大勢集まって施肥・シート張り・耕耘行う
 今年最初の作業日が、多くの人でにぎわいました。子供を含め33名の方に参加してもらいました。指導員は6名でした。大勢過ぎて三密が守れない状態を懸念しましたが、それぞれ皆さんが気を使ってくれていたようです。今回は色々な作業が絡んでいるので、計画を練って紙にまとめて説明させてもらいましたので、説明が長くなってしまい、皆さんが理解するのに大変だったかもしれません。これは私の反省です。でも中途半端に説明しておくとかえって作業に入って混乱させてしまうと感じています。ご理解ください。
 グループを大きく2つに分けシート張りを行いました。それと並行して施肥グループを2つに分け、施肥を行ってもらいました。施肥が終ったら耕耘機による耕耘作業です。2台の耕耘機で6番田と4番田を最初に行いました。6番田を終えたら4番田に合流して2台で耕耘をし、続いて5番田の耕耘を2台で行い、どうにか12時には終了することが出来ました。6番田のシート張りと3番田の耕耘が残ってしまいましたので、午後指導員で行いました。1・2番田の耕耘は依頼した方にトラクターで行ってもらいました。1か月後の代掻きを待つばかりです。
    

   5番田のみシートの交換         新しいシートに張替え           2台の耕耘機で耕耘         綺麗に用水の掘り上げ完了      乳酸発酵米ぬか団子横草剤作り

令和4年4月13日(水)播種行う
 指導員やトライアル教室の皆さん10人で播種を行いました。最初に浸水した種の中にアルビノ化した種が混ざっていたので、それを取り除きました。皆で分業して取り組みましたが、黒米の枚数が予定していた数の三分の二になってしまったので、種を厚く巻いた可能性があります。田植えの時詳しくお話ししますが、田植えの時少々注意することが出てきそうです。黒米に続いてうるち米を播種しましたが、今度は苗が余って必要以上に作ってしまいました。6番田とトライアル教室の分ですが、今後計画変更があるかもしれません。
    
    まず苗箱を洗浄         マットを敷いた上に種そして土を撒く   発芽させるために遮光用新聞紙       育苗器にセット          ブルーシートで日よけして作業終了

令和4年4月4日(月)種籾浸水
 雨の降る中指導員5名、協力員1名、トライアル生徒1名で種籾浸水を行いました。今回のみ薬剤を使わせてもらっています。本来なら温湯消毒で行えばよいのですが、以前農協にお願いしたところ実績がないため、保証できかねないということで断られた経緯があります。そこでヘルシードという殺菌剤を使います。毎年のことですがご理解ください。
  
   水に浮いた籾を取り除いてます          網袋に入れ殺菌剤に浸けます                 殺菌開始

令和4年4月3日(日)開校式大勢の新人たちで出発
 生徒の皆さんは全員で34名(登録人数28名)内新人は15名でした。横瀬町の振興課長さんを来賓に迎え、質疑応答では多くの質問が出され、皆さんの主体性を感じ取ることが出来ました。これからの活動の原動力みたいなものを感じ、充実した1年の出発ができたように思います。リーダー、サブリーダーですが、サブリーダーの後一人がまだ決まっていません。後日決定したいと思います。
   
                           受付風景                                             会場内風景(来賓挨拶)