令和2年 活動記録
令和2年10月3日(土)籾摺り順調に無事終えることが出来ました
リーダー・サブリーダーと指導員6名で籾摺りを終えることが出来ました。順調に籾摺りが進み、ほぼ12時に終えることが出来ました。以前から話していた通りやはり黒米とは言えない色となってしまいました。自然との勝負なので、出来不出来は気候に左右されることが今回はっきり認識できました。
セット完了 仕事分担で効率アップ 30kgで計量しています 計量したら車に乗せて移動 今年の黒米の状態
令和2年9月30日(水)脱穀好天に恵まれて秋日和の中終えることが出来た
年間予定の27日は、その前の雨にたたられて、稲穂の水分が多く延期となりましたが、その後うれしいことに晴天に恵まれ、やっと水分量15%のギリギリセーフといったところで脱穀を実施することが出来ました。秋晴れの好天の中生徒15名、指導員5名で作業を進めました。ハーベスターの動きも順調で一度もエンストすることなく脱穀が進み、また、それぞれが手分けして少ない人数ではありましたが、はぜ木の片付け、稲わらのカッターも行い、12時を少し過ぎた時間で終了することができました。最後に終了式を行いました。その中で今年の皆勤賞の発表をしましたが、6名いました。全員に感想を述べてもらうとよかったのですが、時間の関係でリーダー・サブリーダーの話をいただいて全員対象の最後の活動を終えることが出来ました。後は籾摺りを行い、皆さんのもとへ発送するのみとなりました。一年間コロナ禍の中ご苦労様でした。
ハーベスターのセット完了 手際よく流れ作業で脱穀 かなりの埃に包まれます 脱穀したものを田毎に計量し記録
はぜを外して後片付け ワラに残った稲穂を取ってます 稲わらカッターで畑に戻しています カッターで切ったものを全体に広げます
令和2年9月9日(水)稲刈り無事終了
今年は昨今の雷雨や突然の雨などで、今までにない圃場のぬかるみで作業に苦労しました。でも生徒18人、指導員9名で無事終わりにすることが出来ましたが、1・4番田のはぜ掛けが午後の作業となりました。でも9人残っていただいて、1時間かからずに終わりにすることが出来ました。今日は2台の稲刈り機を使い、足場の悪いところを手刈りで行ったので、手刈り作業は足元が思うようにいかず、足がぬかるみに入り込んで動けなくなったりして大変でした。私も足がもう少しでつりそうになりました。皆さん今日は特にご苦労様でした。
結束の方法を説明 はぜ掛けの足つくりを説明 防鳥で張った糸外しから開始 稲刈り機が入れない場所を手刈り
稲刈り機の指導を兼ねての作業 指導員ははぜ掛けを担当 稲刈り機と手刈りを圃場の具合で手分け 午後のはぜ掛けこれで全て終了
令和2年7月19日(日)防鳥作業行う
今までにない快晴の中、生徒25名、指導員5名で防鳥作業を行いました。最初は慣れない手つきでおぼつかない糸張りでしたが、途中からは皆作業手順を理解し、一人ひとりが積極的に作業をこなし、混乱なく作業を進めることが出来ました。時計回りの流れの約束をしっかりと理解し、途中の休憩もほぼ予定通りで行うことが出来ました。休憩時間は恒例のスイカを食べて、次の作業の活力を得て、12時少し前に終了することが出来ました。
支柱立てしっかり固定し、糸張りの基礎を作成 順調な糸張り作業 休憩時間にスイカを食べて元気回復 しっかり張られた防鳥用の糸
令和2年7月5日(日)田の草取り3回目かなりの草で重労働
東京でのコロナ感染者が増え続ける中県を挟んでの移動自粛宣言が出され、生徒の皆さんの集まりが心配されましたが、20名の参加があ りました。天候の方も雨が心配されましたがどうにか作業し易い恵まれました日でしたが、少々蒸し暑く熱中症を引き起こす恐れがあるため、マスクについては臨機応変の対応をお願いし、作業に取り掛かりました。4・5番田を2グループに分かれ、中耕除草機と手取りでコナギの除草を行いました。藻が出ているところも目立ったので、4名が藻の除去を行いました。指導員6名は、3・6番田の除草に取り組みました。意外にコナギが多く、12時まで4枚がせいぜいでした。お陰で今回はきれいに取れたのではないかと思います。
今年はコナギの生長が目立つ 藻の除去作業 中耕除草機と手取り風景 手取り作業 苗の丈も伸びてきています
令和2年6月21日(日)二回目草取り行う
生徒21名、指導員6名で草取り作業を行いました。朝は小雨の降る天候でしたが、活動を始める時間には雨はやみ、ちょっと肌寒いくらいの活動には最適な天候となりました。1回目は草取りは行いませんでしたが、今回は、結構コナギがはびこって出ていたので作業は大変でした。5番田を中心に作業を行いましたが、1番田他2番田以外かなり草が生えていて取りがいがありました。今回は中耕除草機は使わず全て手取りになりました。草取りを終えた所から乳酸発酵除草剤を撒いた後、苗の生長の色に元気さがなかったのでオール14の化成肥料を撒きました。生徒が草取りをしている間、指導員2名で今まで使った機械を高圧洗浄機で洗浄しました。今回は12時少し前に作業を終えることが出来ました。
手取り草取り作業風景 今回親子づれの参加で場が和やかになりました 機械高圧洗浄清掃 乳酸発酵除草剤投入
令和2年6月7日(日)第1回目田の草取り行う
生徒18名、指導員6名が集まって、第1回の田の草取り作業日を迎え対応しました。草の伸びですが、一部草が多く大きくなっているところがありましたが、数年までと比較して草の伸びが少ないため、今回も、できるだけ田に入らないようにして補植を中心に作業を行いました。田植えの時、田植え機を使って田植えをした4・5番田を主体にして2グループに分かれて補植作業を行いました。皆さん手際よく補植作業を行い、他の田も全て10時には一区切りつくことが出来ました。10分ほど休んで乳酸菌発酵除草剤を蒔き、今日の作業を全て終えることが出来ました。少々暑い中でしたがさわやかな風を受けながら気持ち良い作業を進めることが出来ました。
補植作業風景 乳酸菌発酵除草剤投入風景 投入後
令和2年5月24日(日)待ちに待った田植え行う
今まで涼しいというよりか寒い日が続いていた天候も打って変わってよい天気になりました。暑い感じでしたが、湿度が低いせいかさわやかな風で、すがすがしい環境の中、生徒とその家族等が30名集まり、指導員8名とで田植えを行いました。手植えは2グループに分かれ、1番田と2番田を先にやり、その後3番田6番田を行いました。田植え機を使っての作業は、先日覚えたトライアル教室の生徒が指導員の指導の下4番田5番田を行いました。田植えの後、乳酸菌発酵除草剤を各田に投入してから、道具を奇麗に後片付けをし、予定の12時半前には終了することが出来ました。今年は新型コロナウイルスで女子指導員の賄ではなく弁当で昼食を摂りました。思いのままの場所を選んで田の畦や木陰を選んで、昼食を摂り、流れ解散で終了しました。
苗を全体に投げ入れていざ田植え 手植えの田植え風景・・竹は張った紐が水に沈まぬように使ってます 田植え機を使っての田植え風景 泥のついた苗箱など洗って片付け
令和2年5月17日(日)代掻き苦難の末やっと終了
今日は天候に恵まれて気持ち良さを通り過ぎるぐらい暑い日となりましたが、指導員7名、生徒17名が集まって代掻きを行いました。今年は水が豊富過ぎて早くから田に水が入っていたため、田が緩み過ぎ、耕耘機が土にはまって動きが取れない状態で、人力で引っ張たりしながらやっと全ての田の代掻きを終えることが出来ました。12時を少々回ってしまいましたが、皆さん気持ち良い汗が流せたようです。
6番田にトラクターの進入路作り シート周りを踏んで水止め作業 最初はスムースに動いていた耕耘機 トンボを使って土寄せ 2番田は2台の耕耘機で
6番田はトラクターで耕耘 1番田はついに人力で耕耘
令和2年5月10日(日)施肥・シート張り・耕耘作業実施
雨が心配されましたが、大変良い天気となり、終わり近くには夏日のような日差しの強い天気となりました。新型コロナウイルスでどの程度の人に来ていただけるかとても心配していましたが、生徒の皆さんには、18名の方に参加して頂き、指導員6名と共に作業を効率よく進められ、ほぼ予定していた作業を終えることが出来ました。一部耕耘が残ってしまいましたが、これからの田の管理の一番大事なシート入れもきれいにそして丁寧な作業を進めてもらいました。最後に12時を回ってしまいましたが、4月に開校式を行えませんでしたので、簡単な開校式を行いました。新加入者が2人来ていましたので、挨拶をいただき、リーダー・サブリーダーの紹介と挨拶、新副校長の挨拶など行い、棚田学校の船出を確認し合いました。今年もみんなで力を合わせ、互いに教え合い、学び合いながら頑張りましょう。
水路掘り作業から開始 施肥風景・・・鶏糞を互いに連携を取りながら散布してます 耕耘作業・・・2台の耕耘機で
クロ作り シート張り・・・竹串でシートを固定 シート張り完了 開校式風景
令和2年4月26日(日)用水路整備活動実施
新型コロナウイルスの為、生徒の皆さんには「お知らせ」でお願いしたように自粛で対応してもらい、近くの方やトライアルの5名に参加してもらいました。最初の頃はよく落ち葉を片付けてもらっていたのですが、だんだんと落ち葉も多くなってきましたが、今までのような量ではありませんでした。途中暗渠になっているところで手こずりましたが、2月にシルバーで水元をせき止めていた石を除いてもらっていたりしたため、水元の作業も割りと楽に進みました。が、帰りに暗渠になっている所で水があふれ出し、詰まりが発見されました。学校のはぜ棒の竹を持って来て、つついてやっと貫通出来ました。最初は石が入って詰まっていたのかと思いましたが、出てきた物から落ち葉が塊になっていたことが分かりました。最後になって時間がかかってしまいましたが、無事貫通してよかったです。これからいろいろな活動を控えていますが、早くコロナウイルスが終息し、緊急事態宣言が解除されることを願っています。
落ち葉は無く調子よく進む 徐々に落ち葉が積もっている 水元の開通 用水を気持ちよく水が流れる
ここで詰まり発見、あふれ出る水
令和2年4月15日(水)種まき実施
7名で播種を行いました。流れ作業で協力して行いましたが、カメラのシャッターを押す暇がないくらいの速さで順調にといいたいところですが、2枚落としてしまいました。落とさず完璧にというのは難しいところがあります。でも準備から終了まで1時間半くらいで終わりました。
苗箱にシートを入れ水に浸す流れ作業 播種機の作業 最後にブルーシートで覆いをし播種の完了
令和2年4月10日(金)種籾浸水作業実施
指導員6名で種籾浸水作業を行いました。黒米の種籾を水に浸して、浮いてきたくず米を取り除きます。それを網に入れてからヘルシードに浸けておきます。2日置いてから真水に変えます。ヘルシードに浸けるのは、いもち病などの病原菌を殺菌するためですが、この作業だけについてはケミカルを使わせてもらいます。無農薬を基本としますが、一番大事な苗作りだけは薬に頼りたいと思います。60℃で10分間つける温熱消毒がありますが、農協共済で行っている温熱消毒に以前お願いしようとしたのですが、黒米の実績がないので責任が持てないということで断られた経緯があるそうです。そこで種籾浸水だけはケミカルに頼ることで、ずっとやってきています。
浮いてきた籾を取り除きます 種籾を袋に入れる作業 桶に入れてこれに薬剤を入れて完成