食べて治すことをもっと考えたい
「飽食の時代」「グルメブーム」などといわれる現代の日本では、たしかに豊かな食生活を楽しむことができます。しかし一方で、栄養のとりすぎやバランスのかたよりがおこりやすくなっています。
ファーストフードやインスタント食品の普及は、脂肪のとりすぎになり、ビタミン、ミネラル、カルウシムなど、健康の基礎づくりに欠かせないものが不足がちになっています。私たちの食生活は、物は豊富だが栄養のバランスのとれた食事をとっていない、というのが現状なのです。
中国には古くから「正しい食事をしていれば病気にならない。病気になったら食事を正せばよく、それでも治らなければ、薬を使えばよい」という、いわゆる医食同源の考え方が伝わっています。また、古代ギリシャ医学の祖ヒポクラテスは「食べもので治せない病気は医者でも治せない」といっていますが、まさに洋の東西を問わず、昔は食べもので病気を治していました。
いま、食べものは豊富で、何をどのように食べたらよいか迷うほどです。このような時代だからこそ、よい食べものを正しく食べたいものです。
1.がんと食べ物は、密接な関係 食べ物の中に発癌のリスクが潜んでいる
a)塩分 b)脂肪 c)添加物 d)焦げ e)口腔内細菌
2.自然との調和 a)自然食品:無農薬、無添加 b)身土不二:季節のもの、その土地のもの c)一物全体食:野菜は、根や皮、葉も
3.抗がん作用のある食品、機能性食品
1)発癌を抑える食品
a)腸内環境 ・ 食物繊維:玄米、野菜、豆類、いも類、そば、果物、海藻類 ・
乳酸菌:ヨーグルト、チーズ、牛乳 ・ 納豆菌、酵母菌、こうじ菌
b)抗酸化物質 ・ βカロチン:ニンジン、ほうれん草、ニラ、パセリ、ブロッコリー、カボチャ、トマト、あんず、スイカ、エビ、カニ、イクラ、赤唐辛子、マンゴー、パパイヤ、トウモロコシ、ミカン、ワカメ、ヒジキ、卵黄など
・ ビタミンC:ミカン、イチゴ、レモン、いも類、キウィ、パセリなど ・ ビタミンE:胡麻、ウナギ、トウモロコシ、アーモンドなど ・
イオウ化合物:ニンニク、キャベツ、玉ねぎ、ラッキョウ、ブロッコリー、大根、かぶなど ・ ポリフェノール類:大豆、胡麻、しょうが、玉ねぎ、りんご、そば、緑茶、
カレー粉、ナス、ブルーベリー、赤ワイン、ビール、ココア、チョコレート、コーヒー、紅茶など
c)その他の成分 ・ アルカロイド:トマト、ナスなど ・ テルペン類:柑橘類 ・ クロロフィル: ・ インドール類:キャベツ ・ グルカン類:キノコ類、ササ ・
セレン:ニンニク、胡麻、豆類、きのこ類、魚貝類 ・ モリブデン:レバー、豆類、乳製品 ・ DHA:サバ、サンマ ・
タウリン:魚介類 ・ キチン、キトサン:蟹の殻
2)機能性食品
a)腸内環境 ・ 乳酸菌・ビフィズス菌・ペジラクト菌・オリゴ糖・アロエ
b)抗酸化物質 ・ AHSS,SOD様エキス・ローヤルゼリー・霊芝・クロレラ・イチョウ葉エキス・青汁・大麦若葉エキス・ベータカロチン・パパイヤエキス・そばの実(ポリフェノール)・ウコン・高麗人参・田七人参・ニンニクエキス・シソの実油・ベニバナ油・天然玄米酢・コウジ黒酢・サメの軟骨・スッポンエキス・玄米酵素・植物性総合酵素・ドクダミ茶・杜仲茶・ビタミン類・ミネラル類(ミネラル濃縮液)・アミノ酸(必須アミノ酸)・大豆サポニン・イソフラボン・DNA/核酸・EPA/DHA/レシチン
c)免疫活性 ・
AHSS,プロポリス・PHCC・アガリクス茸・冬虫夏草・しいたけ(菌糸体エキス)・マイタケ(Dフラクション)・キャッツクロウ・日本山人参・深海ザメエキス・ムコ多糖・タヒポ茶・紫イペ茶・キチンキトサン・アラビノキシラン
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